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  • 更新:2025年10月02日

【11/9(日)まで募集中】『ワイヤーハーネス生産で培った技術と品質管理の知見で実現する、中小ものづくり産業の競争力強化への挑戦』~STARTUP YAMANASHI OPEN INNOVATION PROGRAM 2025~

株式会社ササキ

  • 半導体
  • 製造
  • 加工
  • 中小企業

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自社特徴

弊社は1995年に設立し、「高信頼性ワイヤーハーネス」の製造・加工を主業としています。山梨県韮崎市を本社とし、宮城県大和町、仙台市の3拠点でものづくりを行っています。「信頼をつなげるもっと」をMission・Purposeに掲げており、誰もが憧れる会社、いつもお客様に求められる会社(=「強い会社」)になることを基軸に事業を展開しています。
半導体製造装置業界における世界市場シェア第3位である東京エレクトロン社を主要顧客とし、産業機器、自動車開発、航空宇宙防衛、理化学機器の4領域を対象に、ワイヤーハーネス(電気機械器具)の製造事業を展開してきました。半導体製造装置に要求される高い安定性や堅牢性などの品質と、少量多品種の生産に対応できる技術力や柔軟性を強みとしています。また、産業機器のみならず、自動車向けや航空宇宙向けなどの新領域にも挑戦し、市場開拓を進めてきました。

提供リソース

・部品・モジュールの設計技術
・30年の実績に基づくワイヤーハーネスなどの生産・品質管理に関する知見と技能を有する人材の蓄積
・中小企業の現場で使いこなせる発注・在庫・生産・品質・見積管理システム
・半導体製造装置や理化学機器、航空宇宙防衛、自動車開発に関する製造業との強固なネットワークと顧客課題の把握

解決したい課題

共創テーマ①『複合線ハーネス製造の効率化と多分野展開の挑戦』
弊社が製造するワイヤーハーネスは、複数の単線や細い電線を束ね、外側の被覆でまとめた複合線です。単線の製造は自動化が進む一方で、複合線の組付けは手作業に依存しており、効率化が課題となっています。特に少量多品種のワイヤーハーネスを扱うため、重厚な設備による対応は困難です。そこで、弊社の複合線の組立・品質管理に関する知見と、製造プロセス設計や製造自動化技術を組み合わせた(半)自動生産プロセスの構築を目指します。開発するシステムは、ワイヤーハーネス製造業界だけでなく、少量多品種部品・モジュールの生産現場への応用も想定しています。

共創テーマ②『現場目線で進化する管理システムによる製造業の生産性の向上』
弊社は2000年代前半より、発注・在庫・生産・品質・見積管理システムを自社で構築し、改善を重ねてきました。特に、中小企業の現場でも直感的に使えることを重視した設計が特徴です。本システムを基盤として、導入先の製造現場に最適化されたシステム設計や、現場での利便性を高める追加機能(自動情報取得やAIによる分析支援など)、導入後の活用支援に関する知見を組み合わせることで、他のものづくり産業でも応用可能な拡張性の高いシステムを共創により構築します。多様なものづくり産業への展開を念頭に、広く活用してもらえるシステムを目指しています。

共創テーマ③『環境規制対応をリードする次世代ハーネスの開発』
世界的に、有機フッ素化合物(PFAS)などの環境汚染・残留物質への対応が急務となっています。弊社の主要顧客はグローバルに事業を展開しており、こうした環境規制への対応は喫緊の課題です。そこで、顧客との強固なネットワークやワイヤーハーネスの製造・組立に関する豊富な知見と、新規素材や電線被覆の開発技術を融合させ、電線メーカーとも連携しながら、環境に配慮したワイヤーハーネスの開発に挑戦します。開発したハーネスは、半導体製造装置産業を起点に、環境規制対応が求められる多様な業種への横展開を目指します。

共創で実現したいこと

多様な要望に応える少量多品種生産体制を整え、社内規格策定や技能取得による品質保証に取り組んできました。今後は、ワイヤーハーネス製造で培った技術・品質管理の知見や顧客基盤を活かし、提案型の事業開発や「ものづくり」に関連する新規事業展開を進め、中小企業を含む「ものづくり産業」全体の競争力強化に貢献していきたいと考えています。具体的には、複合線の組立効率化を実現する自動化技術の開発や、自社の生産管理システムの多様な現場対応型への改良・普及を通じて、少量多品種の生産現場の効率化を図ります。また、環境規制に対応した被覆線素材などの開発によって、環境課題の解決にも貢献できるような提案型事業の実装を目指します。

求めている条件

・設計に基づく製造方法の自動構築:設計図に応じた最適な製造方法のシミュレーション
・センサー・ロボット技術:製造方法に基づく作業者の製造支援/自動での組立・組付け
・システム自動構築:製造フローや現場の特性に応じた最適設計方法のシミュレーション
・AI・IoT:製品の写真やシリアルに基づく自動での情報取得、生産管理における記録作業や発注の自動化
・素材生産技術:環境負荷を伴う原料(フッ素等)を活用しない新素材の開発
・素材設計・加工:既存素材で新規機能(耐候性等)を創出できる素形材の加工

企業情報

企業名
株式会社ササキ
事業内容
ワイヤーハーネスの製造・加工、電子機器組立、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)、半導体製造装置用部品の受け入れ・検査・梱包出荷
所在地
山梨県韮崎市穂坂町宮久保1155-1
設立年
1995年

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選択しているビジネス領域の企業

(株)エムアールティ

・中国広東省に自社工場有り・少ロット多品種を得意としたものづくり 生産品  ワイヤーハーネス・ケーブル加工  電子機器組立  小型コイル生産・香港を拠点とした電子部品の調達  電源トランス  樹脂成形品

  • リソース提供(既存技術の提供・特許流用の検討など)
  • リソース探索(技術・アイディアなどを探したい)
  • 既存プロダクト改善(生産プロセス・製品性能・システム)
  • 新市場の模索
  • 中小企業
(株)エムアールティ

株式会社豊電子工業 

ロボットシステムインテグレーター(ロボットSIer)のリーディング企業として、産業用ロボットと様々な周辺機器設備を活用した自動化システムの製作・納入・メンテナンスまで、「お客様の要望に対して、常にトップクラスの品質・サービスでお応えする」をモットーに、お客様が抱える諸問題に真摯に取り組み、新たなソリューションで世界のものづくりを支えています。特に、自動車部品には欠かせないアルミ合金系の鋳造工程の自動化では、実に国内 70 % のシェアを誇りまさに世界の自動車・二輪車の製造を支える存在です。世界6カ国に渡り海外拠点(アメリカ、中国、タイ、インドネシア、メキシコ、ポーランド)があり、それぞれの役割を活かし拠点連携により、世界40カ国以上に20000以上のロボットシステムを導入実績がございます。従来の概念にこだわらないフレキシブルな思想で、サイクルタイムの向上、省人化によるコスト低減、品質の安定など様々な自動化に対するご提案・ご提供します。またロボットシステムの製造だけでなく、ロボットの点検・オーバーホール・修理・部品販売に至る幅広いメンテナンスやファナックロボットのプログラミング・操作実習スクールなども行っています。

  • プロダクト(製品)共同開発
  • 共同研究
  • リソース提供(既存技術の提供・特許流用の検討など)
  • リソース探索(技術・アイディアなどを探したい)
  • 事業提携
  • 新市場の模索
  • 中小企業
株式会社 豊電子工業