- 更新:2025年11月12日
建設業の働き方に合わせて動く「人に寄り添う工程リンク現場配置システム」の共創【TOKOWAKA-MIEオープンイノベーション2025】
株式会社 近藤建設

- プロダクト(製品)共同開発
- リソース探索(技術・アイディアなどを探したい)
- 既存プロダクト改善(生産プロセス・製品性能・システム)
- 事業提携
- プロジェクト・イベント型(期間限定)での協業
プロジェクトメンバー
責任者
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AUBAからのメッセージ

安達尚登
地域イノベーション推進本部 東海支社 東海支援1G三重県主催の「TOKOWAKA-MIE オープンイノベーション推進事業」。
株式会社近藤建設様は、伊勢市に拠点を置き、公共土木工事や一般建築を手がける総合建設企業です。現場ごとに異なる工程や人員配置の課題に真正面から向き合い、「人に寄り添う工程リンク現場配置システム」の開発に挑戦されています。建設現場のDX化を通じて、“誰が・いつ・どこで・どの作業を行うか”を最適化し、多様な働き方に対応する新しい仕組みを構築するプロジェクトです。
AIスケジューリングやBIM、現場可視化などの技術をお持ちの企業の皆さま、建設業の働き方改革を共に進めるマッチングをお待ちしています!
自社特徴
当社は、建設業界における働き方改革を見据え、「人がやらなくてもよい作業はシステムに任せる」という方針のもと、人件費と投資コストのバランスを考慮しながら、業務効率化と職場環境の改善を目的にデジタル化を積極的に推進しています。
建設業では、国土交通省が推進する「週休2日工事」や「週休2日交代制モデル工事」の普及により、従来6日間で達成していた成果を週5日で実現することが求められています。
一方で、効率を追求するだけでは、人手不足の進む建設業界において、働く人のワークライフバランスを損ない、職業としての魅力を低下させる懸念もあります。
そのため、当社では「効率向上と働きやすさの両立」を実現するための仕組みづくりが不可欠であると考えています。
本プロジェクトでは、「人それぞれの事情を柔軟に組み合わせながら生産性を高める“新しい現場モデル”」を、デジタル技術と異業種の知見を掛け合わせて共創していきます。
提供リソース
・現状の工程管理に対する課題認識
・建設業における工程管理のノウハウ
・人材 / 試験運用の場の提供
・建設業界での横のつながり
解決したい課題
建設現場では、工程表と人員配置がリンクしておらず、現場都合が優先される結果、多様な働き方への対応が進んでいません。
複数人で作業を行うため、一部の人員不足や資格制限によって工事全体が停滞しやすく、さらに天候や現場事情で工程がずれると再調整が困難です。
また、現場単位での管理にとどまり、親方が複数現場を横断的に把握できないことから、繁忙・閑散の偏りが生じています。
本事業ではネットワーク工程表をベースに「誰が・いつ・どこで・どの作業を行うか」を柔軟に最適化できる仕組みを構築することで、現場の働き方を変えたいと考えています。
共創で実現したいこと
建設現場が“人の事情に合わせて動く”世界を実現したい。
AIやIoTを活用し、勤務可能時間・スキル・現場進捗を自動で組み合わせる「スマート工程マネジメント」の実現に取り組みます。
多様な働き方を実現しつつ、現場の効率化をすることで、建設業に新しい働く魅力を生み出します。
共創を通じて、地域建設業が次世代型の「人にやさしい生産モデル」発信することを目指します。
■共創テーマ
働き方に合わせて動く「工程リンクスマート現場配置システム」の共創
■共創イメージ例
建設現場の多様な働き方(正社員・パート・女性・高齢者・外国人など)を前提に、勤務可能時間・スキル・現場進捗・天候・機材稼働などの条件を組み合わせ、最適な現場配置を自動生成するシステムを共創します。
例
・AI等による工程自動最適化
└日勤・夜勤・休暇を考慮して人員配置や作業順序を最適化
求めている条件
建設DX(工程管理・BIM・現場可視化)の開発企業
AIスケジューリング・最適化アルゴリズムを有する企業














