- 更新:2024年05月27日
~YOU×FASMAC~ DNAに根差したこの20年。既存のプラットフォームに新しい付加価値を。
株式会社ファスマック

- クローン技術
- 遺伝子組み換え技術
- ゲノム編集
- プロダクト(製品)共同開発
- 共同研究
- リソース提供(既存技術の提供・特許流用の検討など)
- リソース探索(技術・アイディアなどを探したい)
- 事業提携
- プロジェクト・イベント型(期間限定)での協業
- 新市場の模索
- 中小企業
プロジェクトメンバー
責任者
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自社特徴
弊社は、日本製粉株式会社及び官公庁との共同開発による遺伝子組み換え食品や食物アレルゲンなどの「日本標準分析法」をもとに食品検査を行う会社として、2001年に設立されました。特にオリゴDNA合成や遺伝子組換え食品の分析ではリーディングカンパニーであり、日本の生命科学研究の促進や食の安全に大きな役割を果たしています。
[当社の強み]
①高水準の検査、製造技術 GM(遺伝子組み換え)作物検査においてISO17025認証、GM種子検査において民間企業としては国内初のISTAの認定、核酸合成においてもISO9001の認証を受けております。
②研究開発への取り組み
技術開発型企業として研究開発にも力を入れております。
*主な開発実績・・GM食品標準分析法、GM種子スクリーニング技術、分子数担保DNA標準物質、CRISPR/Casにおける高効率ノックイン技術、ランダムインテグレーション解析技術、DNAクロマト(イムノクロマトのDNA版)
③充実したインフラ
受託サービスならではですが、様々なタイプの解析機器を保有しており、多くの技術者が在籍しているため、 様々な研究/分析サポートが実現可能です。
④充実した販売ルート
食品会社、種苗会社、製薬会社、大学、研究機関への販売ネットワークも構築済。インドネシアへの研究用の試薬などの販売ルートもあります。
提供リソース
[製品・サービス]
・遺伝子解析
・製造の委託業務
・核酸合成の委託業務
・バイオ関連試薬の提供
[知財]
・ランダムインテグレーション解析手法
・等温増幅×DNAクロマト
・分子数担保DNA標準物質関連
・麹菌におけるゲノム編集技術
[主なインフラ]
・qPCR装置
・dPCR装置
・DNAシーケンサー(サンガー、NGS)
・サーマルサイクラー
・細胞培養環境
・LC-MS
・キャピラリー電気泳動装置
・自動分注ワークステーション
解決したい課題
”新たな視点で、既存の自社の技術を発展させたり、技術同士を組み合わせて新製品やサービスを生み出していきたい。”
”新しい製品の販売の仕方や、新しい付加価値を加えて事業展開していきたい。”
ファスマックは長年受託サービスを展開してきた中で、様々な研究支援のアプリケーションを取り揃えてきました。 そのため研究ステージに応じた様々なアプローチが可能と考えております。そして既存のアプリケーション同士、また新たな技術と組み合わせることにより、イノベーションが期待できます。また新たな価値はお客様の発想から生まれると考えており、そうして数多くのサービスをリリースしてまいりました。
もしかしたら皆様の今抱えている課題を解決できるかもしれませんし、我々としても新しいサービス創造の糧になりますので、お気軽にお問合せください。
共創で実現したいこと
<DNAクロマト>
季節ものではありますが、お花見需要は大きな市場規模と捉えております。
桜の開花予測キットについて、教育業界の方は勿論ですが、例えば旅行情報提供サービスを運営する広告業界の方、自治体との連携が取れる業界の方(例えばウォーキングイベントを開催するイベント会社の方、ウォーキングアプリを開発している会社の方など)とのマッチングを希望しております。
<RAISING法>
これまでBLV、HTLVによるがん発症リスク検査法を構築してまいりました。
これらウイルス感染による病態把握をはじめとして、融合遺伝子の評価、ウイルスベクターの安全性評価、オフターゲットの評価など様々な用途が考えられます。ご興味のある方は是非お問い合わせください。
<微生物関連事業>
我々は分子生物学的手法により、本来の主役である生菌のみを検出する方法を確立しております。さらなる発展として、腸内環境を改善し、宿主の健康に良い影響とされる短鎖脂肪酸の分析と掛け合わせることで以下のような畜産業、農業への貢献を目指しております。資材メーカー、飼料メーカー様とのコラボレーションを考えております。
求めている条件
我々のインフラや技術を有効活用していただける方、我々のインフラや技術により課題解決できそうな方とのコラボレーションを望みます。
例えば以下の開発に興味のある協業パートナーも探しています。
・薬、化粧品成分、健康食品成分など目的のタンパク質の、大腸菌もしくは植物細胞における発現と精製
・組み換え植物の作製とバイナリベクターの作製
・植物プラセンタ成分の解析
・微生物関連プロジェクト(生菌解析の応用展開など)
・ウイルス感染における病態把握
・DNAクロマト
・RAISING法
こんな企業と出会いたい
ビジネス領域
- 農業
- 畜産業
- インターネット広告
- 旅行
- 再生医学
- 創薬
- 遺伝子組み換え技術
- 観光
- 広告代理店
オープンイノベーション実績
①FASMAC×RICOH 株式会社リコーのバイオプリンティング技術を活用してDNA1分子単位での制御を実現しました。本技術により分子数を担保したDNAを用いることで、より洗練された遺伝子検査装置および試薬の精度管理が可能です。 https://jp.ricoh.com/release/2018/0604_1
②FASMAC×NIID 国立感染症研究所との共同研究により、外来DNAのホストゲノムへの挿入位置を同定することができる「RAISING法」を開発しました。RAIS法はウイルス感染、遺伝子治療におけるリスク評価、ゲノム編集におけるオフターゲット予測など、幅広い分野で応用することが可能な技術です。 http://fasmac.co.jp/rais_method_about
*使用事例を示した論文:https://www.nature.com/articles/s42003-022-03467-w
*ウシのリンパ腫を予測する方法:https://fasmac.co.jp/category_info/11344
③FASMAC×メナード 日本メナード化粧品株式会社との共同研究によって、皮膚常在菌の状態をオンサイトで迅速に可視化できる皮膚常在菌検出キットを開発しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000048666.html
④酒類総合研究所と共同開発した麹菌等のアスペルギルス属菌に対するゲノム編集技術を保有しております。DNAを導入せずにゲノム編集を行い効率的に変異株を取得できる技術です。実験株だけでなく実用株にも有効な方法です。
https://fasmac.co.jp/category_info/11243
⑤かずさDNA研究所と共に桜の開花予測キットを開発いたしました。クラウドファンディングにより資金調達を行い、本プロジェクトを進めております。
みんなで桜の開花を予想できる遺伝子検査キットを作りたい! | academist (アカデミスト) (academist-cf.com)
企業情報
- 企業名
- 株式会社ファスマック
- 事業内容
- 当社は日本製粉株式会社グループで技術開発型の企業です。アレルゲン検査や遺伝子組み換え食品検査など食の安全・安心を守る食品分析事業と、皆様の研究開発をサポートする受託サービス業の2つが主な中核事業となっています。
- 所在地
- 神奈川県厚木市緑ヶ丘5丁目1番3号
- 設立年
- 2001年
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