- 更新:2022年09月26日
Sanatech Seed Co.,Ltd

- FoodTech
- 植物加工・生育
- AgriTech
- プロダクト(製品)共同開発
- 事業提携
- 資金調達したい
- 新市場の模索
- 中小企業
- 大学発ベンチャー
- スタートアップ
プロジェクトメンバー
責任者
プランのアップグレードで企業責任者情報を確認いただけます
プラン詳細はこちら
自社特徴
私達は日本で初めてゲノム編集を利用して品種改良された種子を生産・販売している会社です。またCRISPRを使用した企業としては世界初です。
1953年にDNAの二重らせん構造が発見されてから、人間、動物、植物など多くの生物の遺伝子構造が詳細に研究され、異なった遺伝子のそれぞれの役割が発見され続けています。最近では世界中の科学者による研究の末、2012年にクリスパー キャス ナイン(以下CRISPR)という技術が開発されました。この技術により生物の持つDNA配列を、的確に外部の他の種のDNAを導入することなく、狙い通り無駄なく遺伝子編集が可能となりました。ゲノム編集技術は次世代の農作物開発にとって大きな可能性を秘めており、食料の持続的な確保と同時に栄養、加工、貯蔵、健康(アレルギー誘発の減少など)面からの食料の品質改善に貢献するものと思われます。
その商品第一号となる品種は通常の4~5倍のGABAを含有するトマトです。GABAの含有量を増やした食品は血圧を下げる、睡眠の質を高めることなどが知られています。従って、高GABAトマトは“健康に良いトマト”と言えると思います。私達は2021年に種子の試験販売を開始し、世界初のゲノム編集による高GABAトマトが同年末に店頭に並ぶことを目指しています。この高ギャバトマトは筑波大学の江面浩教授とそのチームがGABA蓄積量に関連するトマト遺伝子の改編をCRISPRを使って行い開発しました。このギャバ含有量を増やす方法は、更に大きな公共の利益のために、他のトマト品種のみならず他の作物でも利用できます。
私達は今後も、こうした消費者の健康に役に立つトマトや他の作物を改良して行くつもりです。
提供リソース
トマトといった園芸作物に関する遺伝子情報(一部知財を保有)
植物の培養技術
ゲノム編集技術に係る社会受容に関する経験や研究者コミュニティ
こんな企業と出会いたい
ビジネス領域
- FoodTech
- 食品加工
- FoodTech
- AgriTech
- 課題解決No.3「すべての人に健康と福祉を」
- 課題解決No.8「働きがいも経済成長も」
- ゲノム編集
- BioTech
- 化粧品
オープンイノベーション実績
筑波大学職員がCTOや研究スタッフとして参画しており、研究者としてオープンイノベーションの実績があります。
企業情報
- 企業名
- Sanatech Seed Co.,Ltd
- 事業内容
- 私達はゲノム編集を利用して品種改良された種子を生産・販売する会社です。 その第一号となる品種は通常の4~5倍のギャバを含有するトマトです。ギャバの含有量を増やした食品は血圧を下げることが知られています。従って、高ギャバトマトは“健康に良いトマト”と言えると思います。私達は2021年に種子の試験販売を開始し、世界初のゲノム編集による高ギャバトマトが同年末に店頭に並ぶことを目指しています。この高ギャバトマトは筑波大学の江面浩教授とそのチームがギャバ蓄積量に関連するトマト遺伝子の改編をCRISPRを使って行い開発しました。このギャバ含有量を増やす方法は、更に大きな公共の利益のために、他のトマト品種のみならず他の作物でも利用できます。 私達は今後も、こうした消費者の健康に役に立つトマトや他の作物を改良して行くつもりです。
- 所在地
- 東京都港区虎ノ門3-7-10 ランディック虎ノ門ビル7F
- 設立年
- 2018年
プランのアップグレードで企業情報をご確認頂けます
プラン詳細はこちら