自動車部品のスタンダードとなった「ボールジョイント」等の更なる高機能化実現による、他産業の課題解決

　弊社は1966年に機械部品業界にて創業後、自動車部品業界を中心に誰もなっていない事を模索し取組んで参りました。ワンタッチ式ボールジョイントや高耐久耐熱樹脂ベアリングは「隙間に光を当て、要求仕様に対して、世の中に無いものであれば作り出す」という理念のもとに、資源節約型として生まれた商品です。

引き続き、機械部品・自動車部品に限らずあらゆる業界・分野へも視点を向け、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、世の中を変えるような新しい挑戦をし続けていきます。そのためにも、皆様とともにお互いが発展していける関係性を築いて参りたいと考えております。

社訓「三つの信」

・優れた製品を納めて得意先の『信用』を得る

・良い仕事を通して仕入先の『信頼』を受ける

・幸せな生活を築くため『信念』を持って行動する

自動車のハッチバックドアなどで使用されているボールジョイント（BJ）は、球面回転構造のため三次元の自由な角度変化が可能で、ワンタッチ式BJは狭い場所でも取り付けしやすく業界標準の機構となっています。近年では高耐久高耐熱の樹脂素材採用により軽量化が進んでいますが、更なる素材開発も期待されます。

当社は、Tier2メーカーとして同分野で長らく業界を牽引してきた実績を活かし、医療・介護機器やロボット、ドローンなどに応用することで幅広い社会課題の解決に貢献していきたいと考えています。構造・素材・環境への配慮を組み合わせ、次世代型部品を創造すべく、共に新しい価値を創る共創パートナーを求めています

①「自由度の高い動作設計を実現する、ワンタッチ式ボールジョイントの幅広い用途開発」

当社開発のワンタッチ式ボールジョイントは、ジョイント部を分解した状態で供給でき、狭小スペースや非熟練者でも確実・効率的な組み立てが可能という強みを有しています。金属製・樹脂製の選択により、強度・軽量性・耐食性など求められる仕様を満たし、複数組み合わせることで自由度の高い動作設計も可能です。この機構を活用することで、現状課題のある動作部を最適化できる分野は複数存在すると考えており、新たな応用分野を共に拓く共創パートナーを募集しています。

②「安全性向上や環境負荷低減を実現する、ワンタッチ式ボールジョイントの高付加価値化」

様々な用途への展開が考えられるワンタッチ式BJに対し、センシング機能付加による位置制御、破壊検知機能付加による安全性向上、リサイクル可能素材への転換による環境負荷削減など、さらに付加価値を高めることで潜在的なニーズへの対応が可能になると考えています。自動車部品において、ガススプリングに対しワンタッチ式ボールジョイントを世界で初めて使用して世界標準へと導いた弊社技術・ノウハウと、異分野の技術・知見・着想を組み合わせることで新たな価値を創造するアイディアを募集します。

③「金属・樹脂等の複数素材の融合によってスペック向上と環境配慮を両立する、新たな価値の創造」

軽量化や大量供給を実現するため、鉄製品の樹脂化は様々な産業で進展してきましたが、「強度不足」「耐熱性の低さ」「石油由来であること」などいくつかの課題があり、それらを払拭する新素材の開発が待たれています。
ガラス素材と樹脂による複合材料化によってベアリング等の強度および耐熱性脳を高めるなど、当社でも量産部品の開発生産に取り組んできましたが、使用時の安全性・信頼性を担保しながら環境により配慮した素材開発には終わりはありません。複数素材による新たなものづくりを共に進めるパートナー企業を募集しています。

ビジネス領域

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