• 公開:2020年03月25日
  • 更新:2022年03月09日

vol.7 AUBA活用事例インタビュー 登録1ヶ月で共創検討開始!その要因とは?/株式会社エイプリル・データ・デザインズ

株式会社エイプリル・データ・デザインズ

株式会社エイプリル・データ・デザインズ
  • 地方創生
  • ゲーム
  • ソフトウェア
  • ネットワーク
  • 少子高齢化
  • 課題解決No.3「すべての人に健康と福祉を」
  • プロダクト(製品)共同開発
  • リソース提供(既存技術の提供・特許流用の検討など)
  • 事業提携
  • 資金調達したい
  • 中小企業

vol.7 AUBA活用事例インタビュー 登録1ヶ月で共創検討開始!その要因とは?/株式会社エイプリル・データ・デザインズ

こんにちは!AUBA カスタマーサクセスチームの栗山です!

AUBAご活用の参考となる事例やユーザー様の声から生まれた特集情報等、様々なお役立ち情報をお届けするこのブログ、本日は活用事例の第7弾をお届け致します。

今回はAUBA利用開始1ヶ月でコンタクト先と提携検討を開始しているこちらの企業をご紹介!


■株式会社エイプリル・データ・デザインズ

https://auba.eiicon.net/projects/18818

※AUBA利用歴1ヶ月/コンタクト実績7社/面談2社/提携検討中 1社



――どのような背景で他社との共創、オープンイノベーションに取り組もうと思われたのでしょうか?


弊社はゲーム開発からスタートして28年目となります。当初はPlayStationやNintendo DSなどの開発を受託していました。10年ほど前に、現実世界以外にネット上の居場所があったほうがいいとの想いでオンラインコミュニティ「キャラフレ」を自社開発自社運営でローンチしました。このサービスは現在も続いており、利用者にとって掛け替えのないコミュニティになれたと感じています。その経験の中でコミュニティ運営の難しさと大切さも経験することができました。

私たちはゲーム開発という現場で、当然のようにエンドユーザー目線の発想をしてきましたが、現在の医療系サービスは医師目線の開発になっており、患者目線が欠けていると感じています。ゲーム開発で培った企画力や発想力と、コミュニティ作りのノウハウを活かせれば、患者に寄り添う医療システムが開発できるという可能性を信じ、医療分野に進出しました。

単純に多くの人に使ってもらうだけなら、自社のノウハウだけで可能なのですが、医療専門職の方に使ってもらったり、医療施設に導入して頂くためのチャンネルは持っておりません。

ゲーム屋が作った医療もどきアプリで終わらせず、医療の現場でも実際に使われるサービスに昇華させるために、医療機器メーカーや製薬会社などの共創パートナーを探すことにしました。

※「問診ナビ」のサービス概要


――なるほど!自社のノウハウにはない専門的な知識を保有しているところと組むことでプロダクトのブラッシュアップに繋がるとお考え頂いたのですね!

AUBA でコンタクト頂く上では「自社の目的を達成するためにはどのような企業と組むべきか」というターゲット選定も非常に重要となってくるのですが、貴社の場合どのような企業をターゲットとされていたのでしょうか?


私たちは会社が長く続いているというだけで、医療分野に関してはスタートアップと同じく余裕がありません。おそらく、他のスタートアップやベンチャーと同じ感覚だと考えますが、

・資本力がありブランド力のあるところ

・共同開発に熱量のある企業(担当者)

この2点をAUBAのPRページを見ながらチェックしていき、コンタクトしていきました。


――このような企業と繋がりたい、というビジョンを前提にPRページも確認していったということですね!ターゲットを事前に定めることは効率良くパートナーを探索する上でも非常に重要になってきます。実際にどのようなタグやワードで検索されましたか?


これは、本当に地道なアプローチで、ある意味賢くないやり方なのですが(笑)

カテゴリートップのビジネス領域にある「医療・健康]のボタンから、1ページずつくまなくチェックしていく作業を3回、4回と繰り返して吟味していきました。


――まずは登録企業を網羅的にご覧頂いたということですね。実際にメッセージをお送り頂いた結果いかがでしたか?


7社にメッセージを送らせて頂き、6社から返信を頂きました。そのうち2社と面談が決まり、うち1社の大手企業様と前向きに共創についての話し合いをスタートさせて頂いてます。


――返信率も非常に高いですし、登録1ヶ月で提携検討フェーズまで進まれているんですね!ユーザー全体を見てもこのスピード感で一定の成果に結びつけられている企業様は少ないのですが、どのような要因がこの結果に繋がったと思いますか?


実際に面談に至っている要因としては、PRページにそれなりに労力をかけたことが大きいと思っています。まずAUBAに掲載されている他社のPRページを拝見しながらAUBAコミニュティにある文化的な背景や思想を理解していき、1週間ほどかけて自社のPRページを作成しました。

新しく始める方にアドバイスできるとしたら「共創」と「営業」の違いを、理屈でなく感覚として理解することが大事だと感じます。

一度書き上げた後、自社のPRページのプレビューを確認しながら、目に付きやすい位置にパワーワードを配置するといった、地道な調整もしています。

PRページに自社の事業や共創で実現したい事は記載済のため、逆にメッセージは長々と記載することは避け、簡潔にお会いしたい熱量を伝えるように意識しました。


<実際のPRページ>

※自社の歴史や強み、共創で実現したいことを簡潔にまとめている。


<実際のメッセージ例>

※メッセージは自社のプロダクトの簡潔な説明と、面談を希望する旨のみ伝えている。


――なるほど!メッセージを受信された企業様は相手方のPRページを大半の方がご覧になられます。それを踏まえて詳細はPRページで表現し、メッセージは端的にお書き頂いたということですね。

実際にメッセージの文章は長すぎると読まれにくい傾向にあり、300文字程度を推奨しています。あくまで「PRページを届けるためのメッセージ」と理解頂くこととがおすすめです。

実際に面談された企業と提携を検討されているかと思いますが、決め手となったのはどのようなポイントでしょうか?


先ほどターゲットとして挙げさせて頂いた2点に合致していたという点がまず大きいです。

大手企業である、ということももちろんですが、先方のご担当者様に同じ熱量を感じたことも大きな要因です。

また、良質なサービスを巨大なプラットフォームとして成長させ、社会問題を解決したいというビジョンが一致しており、担当して頂いた方と意気投合できたことを実感しました。


――まさに事前に想定していたターゲットと合致する企業と出会えたということですね。実際に共創を進めていくにあたり課題に感じていることはございますか?


当たり前だとは思いますが、大手の資本力がある企業と弊社のようなスタートアップでは共創で考えているスパンが異なると予想します。

大手企業は半年から1年かけてじっくり検討していく、といった企業が多いかと思うのですが、資本力に余裕がないスタートアップはどうしても早く提携したいという想いが強いです。

ただ、種を撒かずに収穫できることはありません。目先の収穫ばかり考えるのではなく、将来収穫できる日に向けて、種を撒く努力は日々続けなければなりません。AUBAは種を撒くためのツールだと考えると、素晴らしいサービスだと感じています。必ずや将来の大きな収穫に繋がるポテンシャルがあるような予感がしています。


――共創は事業をスケールさせるために重要な要素ではありますが、すぐさま売上に繋がる事業になる事例はそう多くありませんし、1回で自社にぴったりの企業と出会える確率は極めて低いです。可能性を広く持つためにも、継続的に様々な企業にお声がけ頂くことは重要ですね。

最後に、今後の事業の展望をお聞かせ頂けますでしょうか?


世の中の人みんなが持っている「漠然とした不安」の無い社会を作ることが目標です。

健康、人間関係、仕事、生活など、個々の不安を完全に取り除こうとすると、ケースバイケースのアプローチが必要ですし簡単なことではありません。でも、不安を小さくすることと割り切れば、「孤独を解消すること」(=コミュニティ作り)によって、ある程度達成できるのではないかと考えています。

自社で運営しているオンラインコミュニティ「キャラフレ」は、人間関係の不安に対するアプローチをしてきました。今回開発した「問診ナビ」では健康に関する不安に一歩踏み込んだアプローチができると考えています。

AUBAでもっと多くの企業とお会いして、共同でもっとより良いサービスを作っていければ、と考えているので、興味のある企業様は是非メッセージ頂けると嬉しいです。

――本日は貴重なお声をお聞かせ頂きありがとうございました!

AUBA活用、オープンイノベーションの推進において非常に参考になるご意見ばかりでした。是非みなさんも参考にしてみてください!


※※今回ご紹介した企業にご興味頂いた方は是非以下よりコンタクトが可能です※※

https://auba.eiicon.net/projects/18818

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【共創状況報告にご協力頂いた方へ、メッセージチケットプレゼント!】

AUBAでは実際に他社様とお会い頂き、提携検討フェーズに進まれている方を対象に、共創状況のヒアリングをさせて頂いております。

提携に向けて2回目の商談が決まった!という段階から、実証実験に向けて進んでます!等、お聞かせ頂ける範囲でお答え頂けますと幸いです。

https://eiicon.net/forms/contact

※内容により取材やヒアリングのお声掛けをさせて頂くことがございます。

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AUBA活用についてお困りの方は是非ビジネスコネクティングチームにご相談ください。

PRページの書き方からコンタクト先の探し方、合いそうな企業の見つけ方が分からない!等、

些細なことでもお気軽にご相談くださいませ!

問い合わせ先:cs@eiicon.net



選択しているビジネス領域の企業

株式会社フレンズライト

・ビッグデータ解析力によるビジネス構造の可視化(DX化)基本無料であるF2P(Free-to-play)ビジネスモデルにおけるオンラインゲームサービスのゲーム開発、運営、データ分析業務の中で、ビッグデータを用いて数千万以上の顧客行動分析を行ってきたノウハウを持っています・データ分析基盤の構築オンラインゲーム特有の複雑なサーバー構築運用を得意としており、顧客データの取得および分析環境を構築/最適化を行います・ゲームのノウハウを活用したサービス企画等のご提案データ分析によって得られたインサイトを元に、顧客セグメント毎に最適化した形でサービスに反映させるための企画のサポートなど■フレンズライトの強みオンラインゲームは規模の大きいもので年間で数千万のユーザーに24時間継続的に利用されており、ユーザー毎の膨大なビッグデータを管理して運営されています我々はアプリストアのセールスランキング上位となる大手ゲームメーカータイトルの案件を担当しながら、これらのビッグデータを用いてユーザーのあらゆる行動のデータを観察、分析する事で、エンターテインメント特有の複雑なユーザー心理を可視化し、サービスの改善などにフィードバックする事に長けていますまた、昨今のオンラインゲーム運営では、ユーザーの興味を自社サービスに保つため、サービス内容の改善や新サービスの提供を非常に短いスパンで実施し続ける必要があり、データ分析から改善提案、開発、実装、効果検証までをデイリベースで実施してきましたこのような高速PDCA化のノウハウが弊社の一番の強みとなっております

  • 事業提携
  • ジョイントベンチャー設立
  • プロジェクト・イベント型(期間限定)での協業
  • ネットワーキング
  • 中小企業
  • 3カ月以内の提携希望
  • 6カ月以内の提携希望
  • スタートアップ
株式会社フレンズライト

株式会社セガ エックスディー

クライアント企業様および生活者の皆様の事業課題や社会課題をゲーミフィケーションを中心にしたエンタテインメントのノウハウ/ナレッジを武器に解決するセガのグループ企業かつ電通の関連企業です。◆事業領域:・DXソリューション事業:企業のDXにゲーミフィケーションやエンタテインメント観点を活かして従来と異なるアプローチで貢献いたします。・SaaS事業:自社のSaaSでCRMへゲーミフィケーションと提供できる仕組みをご提供いたします。・マーケティングソリューション事業:ゲーム企業様やナショナルクライアント様のマーケティングをエンタテインメントの知識やセガのアセットを活かして実施いたします。・教育事業:企業と教材を制作したり、CX SchoolをはじめとするゲーミフィケーションやCXを学べる自社講義をご提供させていただきます。◆弊社の提供価値 ゲーム事業開発/ゲーミフィケーションのノウハウを活かして、 各社様のマーケティングと新規事業開発をワンストップでご支援いたします。・新規顧客層への興味関心喚起 ・既存事業のファン育成 ・新規事業による新たな収益軸創出などに貢献できます。

  • プロダクト(製品)共同開発
  • リソース提供(既存技術の提供・特許流用の検討など)
  • 事業提携
  • アイディアソンの実施
  • ネットワーキング
  • スタートアップ
株式会社セガ エックスディー

株式会社バドインターナショナル

旅行・観光に特化した広告制作会社として、今年で30周年を迎えました。旅行・観光業界のお客様の無形商品のイメージ作りや情報伝達をデザインを通して支援し続けています。近年では制作業の枠を越えて、集客支援サービスとして旅行サイトを自主運営したり、観光コンテンツとしてのEVバイクの販売代理をはじめたり、シニアの旅行寿命・健康寿命を伸ばすためのEVカートの普及推進をはじめています。EV推進事業を通して、地域課題の解決や自治体連携などを目指して注力しています。(例:館山市の協力のもと、「EVモビリティ体験試乗会」を2022年8月に企画・開催しました。2022年11月には館山市主催で「電動カート試乗会」を企画運営しました。)また、2023年6月から2024年2月25日までは館山市・南房総市のタクシー事業者さまの取り組みとして、観光タクシーと電動カートがセットになった新しい観光プラン「南房総JOYタク」の実証運行を支援いたしました。弊社には自社カメラマンや自社イラストレーターが在籍しており、クリエイティブ全般をコントロールできるため、お客様のビジネスに対して、総合的なプロモーション支援をおこなえることが強みです。自社カメラマンは日本全国の観光地の風景を撮影しており、自社ストックライブラリを有しています。また同時に、システム開発領域からのビジネス支援もおこなえるため、ビジネスフローのご相談から自動化やシステム化などをご提案することができます。

  • 自治体
  • リソース探索(技術・アイディアなどを探したい)
  • 事業提携
  • プロジェクト・イベント型(期間限定)での協業
  • 新市場の模索
  • 中小企業
  • 大手企業
  • 地方発ベンチャー
  • 6カ月以内の提携希望
株式会社バドインターナショナル

株式会社ノックバックワークス

ゲームを中心としたエンターテイメント関連の企画、開発、運営、マーケティングなど、当社がハブとなって不足した業務を請け負っています。■当社の得意な領域 事業そのものの進め方がわからない場合や、組織機能が未整備で解決できないと言ったような、全体的に解決を必要とするケースを得意としています。まずは気軽にご相談ください。■ボードメンバー 大手ゲーム会社、出版会社、キャラクターホビー会社など各社で高い実績を上げたメンバーを中心に運用しております。経験している組織規模5~500名程度、事業規模20億~500億規模の事業推進から組織課題の解決、ネットワークサービス上のコンテンツプロモーション、PRと言ったノウハウと培ったネットワークをもって、貴社の諸問題を解決します。■実績 〇プロデュース業務 [ゲーム] 雑誌ライセンス用ゲームコンテンツ企画&ライセンス渉外、スマートホン用アプリ開発支援。 [ゲーム] 海外ゲーム会社日本展開支援(組織構築、ヘッドハンティング、人材教育、組織マネジメント)及び、     モバイルアプリ黒い砂漠事業展開支援(カルチャライズ、マーケティング、渉外、開発支援) [エンタメ] 国内パークサービス事業コンサル及び、ウェブシステム保守、開発、支援 [委員会] ライセンス事業企画・推進及び、委員会組成                            〇自社 ・ライセンスアドネットワークサービス  https://ip-casual.com/■広報チャンネル  https://twitter.com/official_kbw

  • プロダクト(製品)共同開発
  • 共同研究
  • 事業提携
  • 資金調達したい
  • 中小企業
  • 3カ月以内の提携希望
  • スタートアップ
株式会社ノックバックワークス