- 更新:2022年01月28日
介護用を考慮した、使い捨て紙おむつによる排尿通知システムの開発。 介護者が排尿したときに、無線により通知するシステムを安価に実現するための開発パートナー様を募集中。
株式会社アドバンストアールエフデザイン
- 通信インフラ・回線
- ソフトウェア・システム開発
- その他ITサービス
- 事業提携
- 資金調達したい
- 売却したい
- 新市場の模索
- 中小企業
- 6カ月以内の提携希望
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自社特徴
弊社は、無線通信機器のハードウェア、ソフトウェアを自社で開発している会社です。
中でも小さな電力で広い範囲の通信を行うLPWA(Low Power Wide Area)と呼ばれる無線通信方式に高い技術力を有しております。機器以外にもLPWAの1つであるIEEE802.15.4K方式のICの設計を半導体メーカと共同開発した実績も有しております。また、LPWA機能を搭載した無線モジュールや関連製品を開発・製造・販売を行っているRFLINK社を子会社として有しており、弊社は先行技術開発を主として行っています。
LPWAでは小さな電力で遠くまで無線によるデータ伝送が可能なことから、携帯電話圏外エリアでの林業作業者の緊急時の通信手段や、猟師への害獣捕獲情報の通知等に利用されています。また、インド国内の交通信号機間の通信手段としての利用も進められています。
弊社LPWA製品の送信電力と通信距離の具体的例としては、わずか20mW(小さなLEDを1つ点灯させる程度)の電力で1000km以上の通信実験をJAXA・東京大学の衛星と地上との間で成功しています。(https://www.jaxa.jp/press/2018/08/20180823_tricom_j.html)
このような、小さな電力で遠くまでデータを伝送できる技術は、あらゆる物がインターネットと接続されるIoT(Internet of Things)に最も適しており、様々な応用が考えられます。その中で、これからの高齢化社会の介護に貢献が期待できるものとして、使い捨て紙おむつ用の排尿検出を低価格かつ広い通信エリアで実現するシステムの開発に着手しました。
提供リソース
開発パートナーとなって頂ける企業様には以下のリソースの提供を考えています。
・小さな電力で遠距離までデータを送ることができる無線技術
・日本でも数少なくなった無線通信用半導体設計技術
・紙おむつ排尿検出システムの特許および回路設計技術
特許「紙おむつの排尿通知システム」(出願済)
特許「微小電力無線通信システム」(出願済)
共同で紙おむつを製造して頂ける企業に対しては紙おむつの無線回路部分の特許の譲渡および無線回路設計ノウハウの開示を考えています。
解決したい課題
高齢化社会の進行に伴い、介護にあたって紙おむつの使用が多くあり、排尿後の処理を速やかに行うことが必要ですが、介護従事者の負担が多く、効率良い通知システムが望まれております。
弊社は、無線通信機器の開発・製造経験は豊富ですが、介護分野や紙おむつの開発・製造は全く初めてであり、マーケティングや製造・販売をはじめ、開発を共同で行っていただける企業を探しております。
排尿を無線で通知するシステムはいろいろ提案されていますが、RF-ID(無線タグ)を用いたものでは、通信距離が短く、読取り装置の価格も高く、なかなか普及してないのが現状であり、これらの問題を弊社提案システムで解決し、最終的に使い捨てに耐え得るコストで実現することが課題となります。
極めて小さな電力の無線通信機は、使用する電池も小さくなるとともに、IC化によって低コストで実現できることから、様々な物に取り付けて、究極のIoTに発展できると期待されます。紙おむつはその第一歩と考えられます。身の回りの全ての物がネットワークに繋がる未来を一緒にリードしていければと思っております。
共創で実現したいこと
無線タグの読取り可能距離は非常に短く、UHF帯を用いたものでも数m程度しかありません。また、タグリーダの価格も高価であり、介護者のそばに設置しなければならないため、システム構築には大きな費用がかかってしまいます。弊社はこれまでの低電力長距離通信の技術を生かし、従来のタグに比べて10000倍に感度を向上することを可能としました。タグの読取り可能距離は電波の送信電力(受信感度)の4乗に比例するため、従来に比べて10倍の距離で通信ができることとなり、介護者が室内や室外に居ても検出できる目途がたちました。
そこで、最初は既存電子部品、半導体を使って、試作品を共同で開発したいと考えております。
最終的には、使い捨て紙オムツに装着する回路のコストを数円以下にすることを目標に、回路のIC化を共同で行いたいと思っており、ICの設計については、弊社の設計経験を生かして実現したいと考えております。
求めている条件
・「紙おむつの排尿通知システム」の共同開発が可能な企業。
・「紙おむつの排尿通知システム」のマーケティングを一緒にしてください企業
・弊社のビジョンに共感し資金提供していただける企業
その他、弊社の事業に興味を持っていただきました企業様からのメッセージをお待ちしております。
こんな企業と出会いたい
ビジネス領域
- ヘルスケア
- IoT
- 介護
- 医療従事者向けサービス
- 運送・輸送
- 物流・倉庫
- ドローン
- アウトドア
- モビリティ
オープンイノベーション実績
携帯電話圏外でもスマホで通信できるIoTインフラ https://satoyama-connect.jp/
NHK愛媛ニュース(林業作業者向けシステム) http://www.adrfd.com/download/NHK_EHIME_NEWS.mp4
JAXA 超小型衛星 https://www.jaxa.jp/press/2018/08/20180823_tricom_j.html
IoT新市場展開
https://nippon-hightech.jp/project/iot%E3%81%AE%E6%96%B0%E5%B8%82%E5%A0%B4%E5%B1%95%E9%96%8B/
国のものづくり補助金8次公募で数少ないグローバル展開型27者の1者として採択されました
https://portal.monodukuri-hojo.jp/saitaku.html
「AI技術を用いてメーター表示を識別し、信号がカバーされていない地域におけるスマートメーター検針システム」
企業情報
- 企業名
- 株式会社アドバンストアールエフデザイン
- 事業内容
- 無線通信機器の開発。小さな電力で遠くまで通信を行うことのできるLPWA(Low Power Wide Area)無線通信のモジュールを主として扱い、関連製品の開発を行っている。その他の無線通信方式として、cm単位の距離測定が可能なUWBの他、ディジタル,アナログの無線機器開発を行っている。
- 所在地
- 東京都渋谷区恵比寿1-8-3-702
- 設立年
- 2015年
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