- 更新:2024年05月31日
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成田空港のフィールドを最大限活用し共創に挑戦――『Narita Airport OPEN INNOVATION PROGRAM 2023』始動!
成田国際空港株式会社

- 交通インフラ
- プロダクト(製品)共同開発
- 共同研究
- リソース探索(技術・アイディアなどを探したい)
- プロジェクト・イベント型(期間限定)での協業
- 新市場の模索
- 大手企業
プロジェクトメンバー
責任者
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AUBAからのメッセージ
粕谷琢実
世界と日本をつないできた日本を代表する国際空港、それが成田空港。行動抑制される未曾有の事態を乗り越え、空港・周辺地域から成田空港発の「価値の最大化」にチャレンジする部署を横断した本気度の伺えるプログラムです!注目は空港ターミナルやサイネージなどの多様な実証フィールドや顧客タッチポイントなどのリソースです。プロジェクトには実証費用が付く事も特徴です。一緒に成田空港の価値最大化を創造できる企業様、是非ご応募ください!
自社特徴
日本を代表する国際空港として、日本と世界の懸け橋を担ってきた成田空港。人々の往来が妨げられる未曽有の事態を乗り越え、新しい価値の最大化に向けリスタートを切りました。そこで今回、空港が保有する空港内外のフィールドや、世界41か国117都市を往来する旅客と航空機などの豊富な顧客接点などを活用し、パートナー企業様との共創で新たな事業創出を目指します。
『Narita Airport OPEN INNOVATION PROGRAM 2023』と題した本プログラムは、全社横断かつ持続的な共創の取り組みです。「従業員の生産性向上」、「旅客への新たな価値提供」、「空港外に保有するフィールドの利活用」、「サステナブルな空港の実現」の4つのテーマを設け、オープンイノベーションに取り組みます。
成田空港を起点とした「価値の最大化」を共創により加速して実現できるパートナー企業様の応募をお待ちしております。
提供リソース
ご提案の内容に応じて、以下のようなリソース・アセットを提供することが可能です。
<顧客接点・タッチポイント>
海外就航都市数、国際線旅客数は国内最大で、国内外を問わず多様かつ豊富な顧客へのアプローチが可能。
・海外就航都市数 41カ国3地域117都市※2019年11月時点
・航空旅客数44百万人(国際線36百万人、国内線7百万人) ※2019年実績
・デジタルサイネージへの表示等
<事業検証フィールド>
国際拠点空港を一体的に管理・運営しており、多様なエリアを事業検証フィールドとすることが可能。
・旅客ターミナル(館内ロビー、展望デッキ等)
・空港基本施設(滑走路、誘導路、エプロン等)
・その他施設(給油施設、貨物エリア他)
・空港周辺の当社保有地
(主に航空機騒音対策区域)
<実証費用サポート>
・事業検証において、採択案件の内容に応じて検証費用をサポート(上限500万円程度)
・内容に応じて各種助成制度と連携
・業務提携(テストマーケティング等の結果を踏まえ個別相談)
解決したい課題
以下、4つのテーマで提示した課題を、パートナー企業様と共に解決したいと考えています。
【テーマ01】 従業員の生産性向上
生産年齢人口の減少や女性が活躍できる職場環境整備など、社会課題が問われる中、空港では様々な職種の従業員が活躍しております。空港の業務に新たな技術やアイデアを取り入れ、生産性を向上する事で、働く従業員の健康増進を図り、さらにアクティブに活躍できる体制の創造を目指します。
【テーマ02】 旅客への新たな価値提供
成田空港の旅客数は年間4,000万人を超え、ビジネス・レジャーなど様々な目的を持った方が利用します。
時代の流れに合ったパーソナライズされた案内・空間演出による旅客の利便性のさらなる向上を目指し、イベントや空間活用による快適体験を提供します。
【テーマ03】 空港外に保有するフィールドの利活用
当社では空港の広大な敷地に加え、空港周辺にも騒音対策用地・管理用地として数多くの点在する土地を保有しております。地域の魅力と周辺用地を利活用する事で、旅客・非旅行客問わず空港周辺地域を目的とする人口流入を増加させ、地域貢献に繋がる活動に挑戦します。
【テーマ04】 サステナブルな空港の実現
成田空港では年間のべ4,000万を超える旅客と25万を超える航空機が往来・発着し、今後更なる成長も見込まれます。新技術やアイデアを柔軟に取り込み、様々な角度から環境負荷低減へ挑戦します。
共創で実現したいこと
本プログラムで設定した4つのテーマにおいて、実現したいビジネスアイデア例です。当社と共に様々な課題解決・ビジネス創出に取り組んでいきましょう。
【テーマ01】 従業員の生産性向上
◆グランドハンドリング業務の省人化・自動化による業務改善
・航空機への貨物の搭降載や、コンテナへの旅客手荷物の積み込み、積み下ろし作業の負荷低減または完全自動化
・旅客が手荷物の搬送状況を把握できるソリューション
・空港内の特殊車両の無人化や管理効率化
◆自律型ロボットの管理高度化
・館内の「清掃・警備」等の別メーカー産ロボットを空港管理者が一元管理出来るソリューション
◆多様な従業員の活躍 健康管理とパフォーマンス向上
・遠隔地の小規模事業所の従業員や夜間に働く従業員への「選べる・温かい」等の食事の質向上
・飲食サービス提供事業者を幅広く探索し、連携するスキーム
・空港従業員の検診データを活用した健康増進プログラム
◆空港内各種業務の生産性向上
・空港内における業務(警備、清掃、販売、案内等)の代替や負担軽減に資するDX技術(無人レジ、遠隔案内、アバター活用等)
【テーマ02】 旅客への新たな価値提供
◆旅客がスムースに利用できる案内コンテンツのDX化
・デジタル技術を活用した「音声・サイン・文字」等の空港内案内情報のパーソナライズされた伝達方法
・空港内の案内情報過多の解消
◆空港内空間を活用した次世代型エンターテイメントやイベント
・旅客が空港で過ごす時間を楽しめる次世代型エンターテイメント、イベント演出等のサービス
・外国人旅客の乗り継ぎ時の休憩空間や文化体験などの次世代型旅客体験価値の提供
◆ターミナル内の新たなモビリティソリューション
・旅客がターミナル内を快適に移動できるモビリティソリューション
◆新技術を活用した旅客利便の向上
・日本のゲートウェイにふさわしい先進的技術による、世界のお客様の期待を超える旅客手続き及び先進的なユニバーサルデザインの実現に資するソリューション
【テーマ03】 空港外に保有するフィールドの利活用
◆成田空港と地域資源の融合による新たな魅力発信
・成田空港と周辺地域の目的地化
・空港内外の場を活用した新たな体験価値創造/地域産品の新たな魅力発信
◆地域資源と国際拠点空港の立地を活かした空港周辺の用地活用
・点在した土地の有効活用による新たな収益の創出
【テーマ04】 サステナブルな空港の実現
◆資源循環
・航空機で排出される生ごみの再利用技術
・機内で排出されるペットボトルの回収、リサイクル
◆脱炭素
・空港内を走行する車両の脱炭素化対策に向けたソリューション(コンバージョンEV等)
・空港内作業車両の運用効率化(複数社が所有する車両の統合管理等)
求めている条件
●法人登記がなされていること。企業規模は問いません。
●プロダクトや技術をお持ちであること。
こんな企業と出会いたい
ビジネス領域
- 土地活用
- インバウンド
- 交通インフラ
- SaaS
- 地球温暖化対策
- 地域活性化
オープンイノベーション実績
◆世界初、自動運転サービス「WHILL」の導入<WHILL × 成田国際空港>
自動運転サービス「WHILL」を国際線出発エリアに世界初導入。出国審査場後のエリアにおいて目的地までのスムーズな移動をサポートする。誰でも、楽しく、スマートな新しい移動スタイルを実現し、成田空港を利用されるお客さまへ「成田ならでは」の特別な体験価値を提供する。
◆地域の魅力・資源と成田空港のシナジー効果の最大化を目指し、新たな地域振興の取り組み
<エシカル・スピリッツ × グリーンポート・エージェンシー × 成田国際空港>
成田空港の更なる機能強化で発生した伐採木を活用しオリジナルクラフトジン「Cloud9」を開発。原料には酒粕をリユースし資源循環を図るとともに、クラフトジンへの香りづけに空港伐採木(杉)など、地域のボタニカル素材を利用することで地域振興にも取り組んでいる。
企業情報
- 企業名
- 成田国際空港株式会社
- 事業内容
- (1) 空港運営事業 成田国際空港を発着する航空会社を主要顧客とした航空機の発着、給油等に係る空港施設の整備・運営事業並び に成田国際空港をご利用になるお客様を主要顧客とした旅客サービス施設の整備・運営事業 (2) リテール事業 成田国際空港をご利用になるお客様を主要顧客とした空港施設内における商業スペースの整備・運営事業並びに 免税店(市中免税店を含む)、小売・飲食店、取次店の運営事業並びに各種空港関連サービスの提供及び広告代理 業 (3) 施設貸付事業 成田国際空港を発着する航空会社等を主要顧客とした事務所、貨物施設等の整備・運営事業 (4) 鉄道事業 成田国際空港周辺地域及び成田国際空港と首都東京を直結する鉄道事業
- 所在地
- 千葉県成田市成田国際空港内(成田市古込字古込1-1)
- 設立年
- 2004年
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