- 更新:2025年08月14日
言葉を使わず、想いを届けるIoT鳩時計「OQTA Heart Poppo」
合同会社inoree

- ヘルスケア
- 少子高齢化
- IoTデバイス
- プロダクト(製品)共同開発
- リソース探索(技術・アイディアなどを探したい)
- ラボ設立
- ピッチイベント実施
- 新市場の模索
- スタートアップ
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自社特徴
OQTA(合同会社inoree)は、IoTやデジタル技術を活用しながら、「言葉にしない想い」や「存在の気配」といった、人と人のあいだにある感情のやりとりを可視化・体感化するプロダクトを開発しています。(エモテック)
主力製品であるOQTA Heart Poppoは、スマホから離れた場所の鳩時計を鳴らすことで、「想ってる」という気持ちだけを届ける非言語コミュニケーションツールです。
ふいご式のアナログ音や、誰が押したかわからない匿名性など、あえて“情報を削ぐ”設計が特徴で、単なる製品ではなく、祈りのような関係性の体験を提供しています。(国際特許取得済み)
https://youtu.be/G4ej1hsMbkM?feature=shared
提供リソース
提供リソース
・IoT鳩時計「OQTA Heart Poppo」本体(Wi-Fi通信機能付き、ふいご式アナログ音)
・専用スマホアプリ(ボタン操作、ログ記録、8人までグループ接続可能)
・通信インフラ・デバイス連携技術(将来的にはSIM対応モデルも計画中)
・全国ユーザーの“非言語送信”記録を可視化した「お祈りマップ」の統計データとビジュアライゼーション技術
・「祈り/気配/感情」をテーマとした非言語コミュニケーションに関する知見と設計思想
・介護施設・大学研究者との連携実績(プロダクトの社会的実装事例)
・共感資本や文化的価値に基づく体験設計ノウハウ
解決したい課題
現代社会では、家族や身近な人との関係が「言葉」や「情報」に偏重されがちで、思いやりや気配のような“非言語的つながり”が失われつつあります。
高齢者の孤立、離れて暮らす家族の疎遠化、介護の現場での精神的なケアの不足など、数値化できない“心の距離”を縮める手段が必要です。
私たちは、言葉を使わず想い(祈り)を伝えるIoTデバイス「OQTA Heart Poppo」を通じて、こうした課題に取り組んでいます。既存ユーザーによる"想い"の通知は累計180万回を超えました。
共創パートナーには、製品提供のみならず、場づくり・研究・社会実装を共に考える対話的な関係性を期待しています。
共創で実現したいこと
私たちは、OQTA Heart Poppoを単なる便利なプロダクトではなく、「想いを届ける社会インフラ」として育てていきたいと考えています。その根底には、日本文化に根づく「余白」や「間(ま)」の感性があります。すべてを語らず、相手に委ねるやさしさ。そうした精神性を、IoTとアナログの融合で世界に発信したいと思っています。
そのためには、医療・介護・教育・地域・文化など、分野を超えた共創パートナーの知恵と実践が必要と考えています。
人間らしさや、心の孤立、“つながりの喪失”と向き合いたい。
人と人が言葉や宗教や国家や文化を超えてつながる未来を、一緒にかたちにしてくれる方と出会いたいと思っています。
「共に意味をつくる仲間」として協業いただける方を心から歓迎します。
求めている条件
プロダクトや技術だけでなく、「想い」や「祈り」といった非言語の価値に共感してくださる方と共創したいと考えています。
販路拡大や資金提供のみを目的とした関係ではなく、医療・介護・教育・地域・文化などの現場で、実際に人の心に作用する体験を届ける意志のある方を求めています。
効率性や大量性よりも、意味や関係性を重視し、共に丁寧な社会実装を積み上げていけるパートナーと出会いたいです。
こんな企業と出会いたい
ビジネス領域
- ヘルスケア
- 介護
- シニア
- IoTデバイス
- 少子高齢化
- 課題解決No.3「すべての人に健康と福祉を」
- 課題解決No.11「住み続けられるまちづくりを」
- 家具・インテリア
- メンタルヘルス
オープンイノベーション実績
OQTAでは、複数の分野横断的な連携実績があります。
・福岡県大牟田市と大牟田リビングラボの協力のもと、大牟田市内の介護施設や病院に導入し、患者や家族および介護従事者に起こる意識変化の有意差の測定
・2024年、医療法人さくらライフグループと連携し、高齢者施設におけるOQTA Heart Poppo導入による心理変化の観察を実施。
・大阪大学大学院人間科学研究科と非言語コミュニケーションの学術的活用に向けた検討を継続中。
・また2024年には「WINK関西IoTビジネスコンテスト」で最優秀賞を受賞し、大学との実証実験・複数企業との技術検討が始動。
お祈りマップ(リアル・タイム ビジュアライズ事例):https://inoree.world/
・「TechBiz2025」経済産業省 令和7年度コンテンツ海外展開促進事業 (コンテンツ海外展開のための官民連携体制構築事業 )に採択されました。
企業情報
- 企業名
- 合同会社inoree
- 事業内容
- OQTA(合同会社inoree)は、「想いのインフラを世界に」「インフォメーションからエモーションへ」という理念のもと、人と人の関係性を支える“非言語コミュニケーション”の技術と体験を開発しています。 主力製品である 「OQTA Heart Poppo(ハートポッポ)」 は、スマホのボタン操作によって、離れた場所にある鳩時計がポッポと鳴く仕組みを持ったIoTデバイスです。言葉や時間に縛られない「想い」のやりとりを可能にすることで、遠隔の家族や大切な人との“関係の感覚”を育むことを目指しています。 現在は、高齢者の孤立防止、介護施設での導入、親子間の見守り、仏壇やペットとのつながりなど、さまざまな利用シーンが広がっています。ユーザー同士の共感ネットワークも生まれており、「祈りのマップ」と呼ばれるWeb上の記録ビジュアライゼーションも展開しています。 物理的距離や言語情報だけでは語れない“気配”“感情”“祈り”のような関係性を、プロダクトとデジタル体験の融合で再構築する事業です。
- 所在地
- 設立年
- 2024年
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