• 更新:2025年09月22日
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《10/27(月) 締切》 ニンニク・いちごの栽培を、生産者・消費者・環境に優しい「スマート農業」にアップデート!【AOMORI OPEN INNOVATION PROGRAM2025「Blue Ocean」】

株式会社ジョイ・ワールド・パシフィック(青森県事業)

株式会社ジョイ・ワールド・パシフィック(青森県事業)
  • 農業
  • 植物加工・生育
  • AgriTech
  • 事業提携
  • 中小企業
  • 3カ月以内の提携希望
スマート農業技術によって、効率的・安心・安全で持続的な農業生産の実現を目指します。
現在は、総合的病害虫・雑草管理の推進、天敵、紫外線照射(UV-B)や赤色LED等を活用した防除に取り組んでいますが、農薬の散布量減少による安全性の追求や、一層の効果を発揮する防除方法の確立・実装が求められます。
ハウス内環境制御の高度化や選別・収穫作業の効率化、ニンニクでは土壌改良や出荷工程の効率化に課題があります。
自社の農業生産において、病害虫の防除・駆除は共通の課題となっています。
スマート農業の推進による農業生産の課題解決を推進するとともに、自社でも遊休農地等を借り受けて、地域農業の活性化や保全を進めています。

プロジェクトメンバー

責任者

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自社特徴

1981年に創立した電子機器の組立製造を主たる事業とする会社です。「地域社会と共に成長する企業」を目指して、光学レンズ・半導体検査機器の製造や食品のカロリーを測定する装置の開発、工事現場向けのセンシングデバイスの製造を行っています。2012年からは農業IoT・IT農業ソリューションの開発・提供を始め、2022年からは自社でもスマート農業を取り入れた農業生産や六次化製品の製造販売事業を展開しています。

スマート農業事業は地域のりんご農家からの相談が発端でした。距離の離れたりんご園の気象条件が把握できず、適切な散水ができないという問題に対して、リアルタイムに降雨量や土壌水分量を計測し、クラウド上でのデータ管理によって携帯電話端末で確認できるシステムを製作しました。スマート農業の推進による農業生産の課題解決を推進するとともに、自社でも遊休農地等を借り受けて、地域農業の活性化や保全を進めています。

提供リソース

  • 実証試験が可能な生産圃場(にんにく1.5ha、いちご10a)や生産設備

  • 自社が開発・販売しているスマート農業ソリューション(いちご栽培では適切な潅水と施肥を自動化する自社製品「あぐりウォーター」を想定。化学肥料の削減に寄与する可能性があるとされ農林水産省の「みどり投資促進税制」の対象機械に認定)

  • 回路設計、機構設計、プログラム開発技術、加工機械での製作加工 (ファブレス、Tech企業も歓迎)

  • 学(弘前大学等)や官(青森県、産業技術センター、農業総合研究所など)等の強固なネットワーク

  • 地域の農業生産者や農業生産団体とのネットワーク

解決したい課題

① 安全かつ効果的な病害虫の防除・駆除・忌避技術の実装

自社で生産しているいちごでは、ハダニやキイロアザミウマといった病害虫への対応が必要になります。現在は、総合的病害虫・雑草管理の推進、天敵、紫外線照射(UV-B)や赤色LED等を活用した防除に取り組んでいますが、農薬の散布量減少による安全性の追求や、一層の効果を発揮する防除方法の確立・実装が求められます。防除に関する知見や新規手法と、自社の組立・システム化技術を掛け合わせたソリューション開発を目指します。

② ハウス栽培の最適化による質・量の向上と重油・灯油使用量の削減

いちご生産では、生育状況を目視で判断し、電照時間やハウス・土壌温度、CO2濃度を調整して促成栽培していますが、ハウスごとに生育状況のばらつきが出ています。品種に応じてハウス内の環境を最適化し、少ない重油・灯油で高品質な農産物を生産できるソリューションの共同開発に挑戦します。また、加温・CO2濃度上昇に2つのボイラーを使用しており、加温用ボイラーから排出されるCO2を回収・生育に再利用するサービスの開発を目指します。

共創で実現したいこと

スマート農業技術によって、効率的・安心・安全で持続的な農業生産の実現を目指します。自社の農業生産において、病害虫の防除・駆除は共通の課題となっています。また、いちごではハウス内環境制御の高度化や選別・収穫作業の効率化、ニンニクでは土壌改良や出荷工程の効率化に課題があります。病害虫の防除技術やハウス栽培の最適化技術等による課題解決に挑戦します。

開発するソリューションは自社のみでなく、地域の農業生産者に導入することで、地域の農業課題解決と自社のスマート農業事業の売上向上を目指します。将来的には、効率化等によって確保した自社の経営資源を活用し、六次化商品や農業体験・観光農園事業の開発を目指します。

求めている条件

  • 病害虫の防除、駆除、忌避に関する技術や知見

  • 温度(空気中・土壌中)やCO2濃度等を簡便かつ即時性高く計測できる技術

  • 温度や光、振動を高精度に制御できる技術

  • 中小規模の農家への横展開を念頭に置いた技術・サービス

こんな企業と出会いたい

ビジネス領域

  • 農業
  • 植物加工・生育
  • AgriTech
  • 省エネ技術
  • 生産技術
  • 測定分析技術
  • 省力化・効率化技術
  • 電力システム技術
  • 空気環境製品
  • IoTセンサ

オープンイノベーション実績

  • 建設現場で利用可能な各種センサ・通信デバイス・太陽光電源装置を他社と連携して製造

  • KCCS「SIGFOXチャネルパートナー」、ソラコム「SPS認定済みソリューションパートナー」県内初取得

  • 青森県平川市とIoT鳥獣捕獲検知システム「わなベル」実証、青森県「IoTビジネス実証事業」参画

  • 弘前大学等とのJSTムーンショット型研究開発事業「建設機械の自動化」

  • NEDO事業での大型風力発電機ブレードを遠隔操作で補修する装置開発

企業情報

企業名
株式会社ジョイ・ワールド・パシフィック(青森県事業)
事業内容
光学レンズの接合、墨塗りから光学ユニットの組立、調整、検査、各種電気機器の製造・組立、食品カロリー測定装置の開発製造、販売 、スマート農業機器/建設現場向けデバイス、IoTデバイス、メカトロニクス、各種測定器・装置の設計・開発~試作・量産 、各種測定機器開発、回路設計、構造設計 、農業生産/6次化商品の開発・販売
所在地
青森県平川市館山前田85番地2
設立年
1978年

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選択しているビジネス領域の企業

合同会社トキあっぷる社

●りんごで有名な青森県においても、りんご農家の高齢化や後継者不足による農家人口の減少は深刻な課題です。県内の農林高校も減少している現実があります。これまで弊団体では、「りんごリゾート構想」を掲げ、梵珠山麓地域の自然環境やりんご栽培の魅力を活かした、農業体験・観光・教育を軸とした幅広いコンテンツを企画・運営してきました。これらの体験を通して若者を含む多くの人に、農業に触れる・学ぶ機会を提供し、農業へ挑戦する人を増やすことで、持続可能なりんご栽培を実現しながら、農業全体の活性化に繋げたいと考えています。より多くの方に、りんご栽培の多様な魅力が伝わるコンテンツの企画・運営に関するアイデア・リソース・ノウハウをお持ちの共創パートナーを募集します。●弊団体は、五川原市梵珠山麓地域の若手りんご農家6人が、地域やりんご栽培を活性化したいという想いで集まり、2021年に設立されました。素材を持ち寄り、お互いの生産技術・企画開発力を掛け合わせながら完熟りんごの他、採れたてりんご100%のストレートジュース、シードル等の商品を、直売・オンラインで販売しています。青森の文化や経済を支えてきたりんご栽培・農家の伝統や強みを継承しつつ、りんご作りを含む農業をはじめとした一次産業が直面している課題解決に寄与すべく、県内外の方にりんご農家での体験、学びを提供してまいります。

  • リソース探索(技術・アイディアなどを探したい)
  • 地方発ベンチャー
  • スタートアップ
  • テストマーケティング
合同会社トキあっぷる社

有限会社まごころ農場

1996年に農業法人として創業し、当時珍しかったミニトマトの水耕栽培を青森県にいち早く導入し、ブランドを独自開発して拡大しました。2012年には地域農産物を主原料とした加工品の製造に取り組むため加工場を建設し事業多角化を進め、現在、当加工場では青森県の主要農産物である「りんご」を主に使用したドライフルーツやジャム・ジュース類を製造・販売をしています。  ー【当社の強み】ーーー1)農法法人としての「原料調達力」「一貫加工処理」「商品開発力」農業法人としてのネットワークを生かした産地・品種を謳える原料の調達力とそれに付随し生鮮原料の一次処理から最終製品まで一貫した加工処理が行えること。そして、様々なカテゴリーの何百という商品を0から作ってきた商品開発力です。2)高機能成分「リンゴポリフェノール」「プロシアニジン」の研究と製品化摘果りんごから抽出する「リンゴポリフェノール」や「プロシアニジン」の高機能成分に着目し、原料成分の抽出と確立を研究機関(弘前工業研究所など)との連携して進め、原料製品化に取り組んでいることです。ーーーーーーーーーーー 私達は青森の摘果りんごを活用し、これまで廃棄や堆肥として利用されていた資源を新たな価値へと変えるイノベーションに挑戦しています。このプロジェクトでは、地域資源の有効活用した新たな価値創造と新規事業を目指していきます。摘果りんごから抽出するリンゴポリフェノールやプロシアニジンなどの高機能成分を美容や健康に活かした新商品を開発することで、地域社会課題解決と多くの人の美容や健康ニーズに応え、地域と人の幸福度を高めていく。将来的に、高純度な美容成分を活用した高品質で高付加価値の革新的な化粧品開発と販売を目指します。そして、青森県特産のりんご産業を発展させていくことで、青森県民、若者や研究者が誇りをもてる青森ブランドを全国・世界に発信していきたいと考えています。

  • AOMORI OPEN INNOVATION PROGRAM 2024「Blue Ocean」
  • プロダクト(製品)共同開発
  • リソース提供(既存技術の提供・特許流用の検討など)
  • 既存プロダクト改善(生産プロセス・製品性能・システム)
  • 事業提携
  • プロジェクト・イベント型(期間限定)での協業
  • 6カ月以内の提携希望