- 更新:2025年08月27日
地方の自治体・中小企業が「無理なく」デジタル技術を導入できるサービスの共創。
株式会社クエイル
プロジェクトメンバー

自社特徴
私たちは、鹿児島を拠点とし、Amazon Web Services(AWS)を活用したクラウドベースのアプリケーションやWeb系アプリケーション、スマホアプリ開発等をオールインワンで手がけるテックカンパニーです。
鹿児島で地域に根ざし、鹿児島の地元のエンジニアやデザイナーが活躍できるような事業を創りたいという思いから、2013年に創業いたしました。
AWSを活用した開発・運用実績により事業を拡大し、AWSパートナーネットワーク(APN)から、鹿児島を含む南九州では初、九州全体でも3社目のアドバンストティアサービスパートナーに認定されるまでに成長しております
これまで、自治体・民間企業をクライアントとした受託開発をメインとして実績を積み上げてきておりますが、今後の新たな展開として、鹿児島のような地方の中小企業や自治体が抱えるデジタル化推進課題に貢献する自社サービスの開発を進めていきたいと考えております。
提供リソース
●アプリケーション等のソフトウェア資産
・12年に及ぶAWSを中心したクラウドアプリケーション開発の実績によるノウハウ
・バス企業向けバスロケーション&貨客混載運用システム(自動音声認識による電話受付)
・Amazon Connect+生成AIによる乗合タクシーの無人予約受付
●音声認識等の学習の実績データ
・鹿児島県肝付町や沖永良部島で実施したローカルにフィットしたデータあり
●クエイルの顧客基盤
・アパレル企業、スポーツ関係、行政、製造業、銀行等々の鹿児島や東京のお客さま
・アドバンストティアサービスパートナーであることを活かしたAWSセールス担当との連携
●グループ会社との連携
・親会社である株式会社アピリッツ(東証スタンダード上場)の取引先ネットワーク
●開発/営業リソース
・開発エンジニア
・当社営業メンバーおよびAWS営業担当者との連携
解決したい課題
私たちは地域に根差したテックカンパニーとして、デジタル技術を活用し、地方自治体・中小企業が抱える課題解決の一端を担いたいと考えております。
<地方自治体・中小企業が抱える課題例>
少子高齢化による働き手の不足
・業務効率化/自動化を進める必要があるがそもそもIT人材が不足している
・地方/地域特有の慣習を踏まえたデジタル化
・資金面の不安
直近では「自動音声認識×対話AI」による導入コストを抑えた業務効率化ソリューションの開発に取り組み、自治体とのPoCを進めてまいりました。
例)
・沖永良部島バス企業向けバスロケーション&貨客混載運用システム(自動音声認識による電話受付)でのPoCの実施
・肝付町乗合タクシーの予約受付を、Amazon Connect+生成AIで無人化しPoCを実施
(応答率98 %を実証)
一定の有効性が確認できている一方で、全国の自治体・中小企業に貢献するソリューションとして展開するノウハウ・機能拡張において、自社単独での取り組みに限界を感じております。
共創で実現したいこと
「地方自治体・中小企業が無理なく導入できる業務効率化ソリューションの開発・展開」
生成AIとAWS(AmazonConnect/Bedrock/Transcribe など)のクラウドサービスを組み合わせ、地方企業・自治体が人材面・コスト面で無理なく導入できるソリューションをつくり上げ、全国に展開していきたいと考えております。
例)「自動音声認識 × 対話AI」による電話受付システムを SaaS 形式で展開
<共創イメージ例>
●Sier企業様 × クエイル
・CRMシステムとAIによる電話受付を組み合わせたパッケージサービス
●BPOサービス企業 × クエイル
・自動化ソリューションとオペレーション人材を組み合わせたBPOサービス
●地域金融機関・商工会議所 × クエイル
・支援先中小企業に向けたソリューションとして当社技術/サービスを活用
●大学・研究機関 × クエイル
・鹿児島弁など方言コーパスの共同収集・モデル学習
上記はイメージの一例ですので、さまざまな業界の企業様とお会いしディスカッションを重ね共創イメージを膨らませていきたいと思っております。
求めている条件
●地方中小企業・自治体向けに事業を展開するSier、コンサル企業
●BPO、人材派遣などのアウトソーシング企業
●地域金融機関・商工会議所
●音声・言語AIの研究を行う大学・機関
●地方中小企業・自治体のデジタル課題解決に取り組む企業
その他、弊社の事業にご興味をお持ちいただける企業様とはさまざまな可能性を探索していけたらと思っております。