- 更新:2025年12月25日
メンタル不調・不登校など「社会の孤立を解消する“保健室メソッド”」で人と組織に心の再生を
株式会社ココロの保健室

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自社特徴
株式会社ココロの保健室は、「学校の保健室」発の実践知をベースに、出前保健室という形で子ども・保護者・若者を支えてきました。心理学・発達心理・行動科学を統合した独自メソッドにより、2000件以上の相談支援のうち78%超で前向きな行動変容を実現してきた実績があります。
一方、社会では不登校、若年層の早期離職、地域での孤立、高齢社員の増加など、「心の詰まり」に起因する課題が企業・地域双方で顕在化しています。医療や福祉に行く前の「ちょっとしんどい」を受け止め、自己理解とセルフケア、対話力を育む“予防的な心のインフラ”が不足しているのが現状です。
私たちは、「出前保健室×テクノロジー×共創パートナー」によって、誰もが気軽に相談でき、自分と他者を理解し合える文化を社会に広げることを目指しています。
提供リソース
・データ・知見
2000件超の支援実績と、そのうち78%以上の行動変容データ
不登校、親子関係、若年層キャリア、若手社員育成など多様なケースの相談ログ
社会・心理・環境を統合した独自アセスメントモデル
・メソッド・コンテンツ
「短時間で状況を言語化し、行動に落とし込む」再現性ある支援プロセス
相談ログやアドバイス内容を基盤とした教材・研修プログラム化のノウハウ
セルフケア、自己理解、対話スキル向上のためのワークショップ・講座設計力
・実装フィールド・ネットワーク
学校現場(保健室起源)のネットワーク、保護者コミュニティとの接点
大学生・若手社会人向けの支援実績、企業との実証実験・研修連携の余地
自治体・教育機関・企業との共創に向けた企画・ファシリテーション能力
解決したい課題
現状、地域や企業では、若年層の離職やメンタル不調による休職・退職が増加し、組織として個々人の強みを十分に活かしきれない状況が広がっています。その影響は、働く人の問題にとどまらず、子どもから大人までの孤立・孤独といった地域のメンタル課題としても顕在化しており、企業には従業員が安心して働き続けられる環境づくり、地域には日常的に支え合える関係性の再構築が求められています。
株式会社ココロの保健室は、「学校の保健室」発の知見を活かした「出前保健室」サービスを通じて、これまで多くの子どもや保護者に、実践的なセルフケアとコミュニケーション力を育む支援を行ってきました。こうしたノウハウを企業や地域コミュニティへ展開し、心のセルフケア文化を根づかせることで、子どもの自律・自尊を支えるだけでなく、社会で働く大人も含めて一人ひとりが互いの強みを認め合い、明日も前向きに生活や仕事に向き合える職場・地域社会の実現を目指します。
共創で実現したいこと
ココロの保健室が蓄積してきた2000件超の相談ログと、独自のモデルを活用し、不登校・若年離職・孤立・コミュニケーション不全といった「目に見えにくい心の課題」に構造的にアプローチする共創パートナーを募集します。
既存のカウンセリングや研修の、敷居が高い・一過性・現場と乖離しているといった課題解決のために、AIマッチング、アセスメントツール、オンラインメンター基盤、人材育成プログラムなどのテクノロジー・サービスと掛け合わせ、「出前保健室×〇〇(課題・現場)」の形で新たなプロダクト・仕組みを共創したいです。日本のデジタルメンタルヘルス市場は2035年までに 1兆円(72億2,000万米ドル)規模に成長すると予測されています。この市場にイノベーションを起こし、企業の離職防止や若手育成、自治体・教育現場の不登校支援、地域コミュニティの孤立解消などに挑戦し社会のより良い変化を実現します。
【テーマ01】AIと地域の大人で編む心のメンター
出前保健室が持つ社会・心理・環境モデルと2000件の相談知見をAI化し、副業・兼業人材や地域の大人・学生を「日常の相談役」として結ぶオンラインメンターネットワークを構築します。1日30分から関われるメンターの参加やマッチングの仕組みをプラットフォーム企業とともに共創していきます。若手社員や保護者、若者が気軽に相談できる環境を整え、孤立の低減・早期離職防止・心理的安全性向上を目指すための取り組みです。
【テーマ02】不登校状態の子の社会的自立のためのマッチング
不登校や行き渋りのある子どもに対し、出前保健室の要因分析データと心理モデルをもとに、特性・興味・環境に応じた「合う居場所」を可視化するプラットフォームを共創します。学習塾、自習スペース、フリースクール、コワーキング、オンラインコミュニティなどのデータベースと連携し、「どこに・どうつなげばよいか」を家族や学校、自治体が一目で把握できる仕組みを構築。家庭の不安軽減と支援側の負担軽減、子どもの選択肢拡大を図ります。
【テーマ03】自己理解と対話力を育む保健室型人材育成
若手の早期離職やコミュニケーション不全に対し、出前保健室のメソッドを元にした「自己理解×感情整理×対話力」を体系的に学ぶ人材育成プログラムをHRテック企業等と共創します。アセスメント→フィードバック→行動目標設定→習慣化支援までを一連のプロセスとして設計し、オンライン・オフラインのハイブリッドで提供。管理職・メンター向けの対話スキルトレーニングもセットで実装し、組織全体の心理的安全性とエンゲージメント向上につなげます。
求めている条件
・AI・デジタルプラットフォーム関連
相談ログ・アセスメント結果・行動変容データを活用するAIマッチング/レコメンド技術
副業・兼業人材/メンター人材のマッチングプラットフォーム
不登校・居場所・学び場等のデータベース構築・検索プラットフォーム
HRデータ/学習データの活用基盤、SaaS開発
・人材育成・HR・教育関連
人材育成・研修プログラムの企画・開発ノウハウ(若手・管理職・親向けなど)
HRテック/ピープルアナリティクスによる定着・エンゲージメント向上施策の設計
教育DX・自治体連携事業、不登校・若者支援などの社会課題領域に取り組む企業
・コミュニティ・拠点運営関連
コワーキングスペース/サードプレイス/学びの場の運営・ネットワーク
地域コミュニティの企画・運営、オンライン/オフラインの混在コミュニティ設計
・その他
ウェルビーイング施策、心理的安全性向上、離職防止などに課題感を持つ企業
「心のインフラ」づくりを中長期で共に構想し、社会実装を目指すパートナー全般
こんな企業と出会いたい
ビジネス領域
- EdTech
- 教育サービス
- 研修サービス
- 人材派遣
- 採用支援
- HRtech
- 最適化・理論AI
オープンイノベーション実績
弊社はこれまで複数の企業・自治体と、心理支援と教育開発の両側面から共創を行ってきました。
岡山県真庭市とは、不登校児童と子育て世代の実態調査をもとに、地域ぐるみで多様な学びを創出する地方創生プロジェクトを共創。潜在ニーズの可視化からフリースクール設立に至り、地域支援の新モデルを構築しました。
岡山トヨタ自動車株式会社とは、若年層社員の早期離職防止とコミュニケーション力向上を目的に、自己理解・相互理解・強み活用を軸とした研修を共創し、高い満足度と行動変容が生まれました。
また、トヨタコニックプロ株式会社とは、車を活用した移動型アントレプレナーシップ教育の構想を共創。構想段階で終了したものの、新しい“学びのインフラ”の可能性を提示しました。
現在はステップチェンジ株式会社と、地域企業と連動した探究教育プログラムとウェルビーイング教材の共同開発を進めています。
企業情報
- 企業名
- 株式会社ココロの保健室
- 事業内容
- 株式会社ココロの保健室は、小中学校の保健室から見えてきた自己肯定感の低下・コミュニケーション能力の低下・いじめ・虐待・不登校・10代の自殺などの、子どもを取り巻く社会課題を解決するために「出前保健室」という独自のスタイルで、企業研修や教員研修、教員や保護者向けのオンラインスクールなどの提供をしています。
- 所在地
- 千葉県千葉市美浜区若葉3丁目1-18幕張ベイパーククロスレジデンスS2-1
- 設立年
- 2021年
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