地域に精通するパートナーと連携し、持続可能な観光地づくりを共創。

私たちは、旅行業におけるアウトバウンド（日本から海外への旅行）市場のランドオペレーターとして、旅行会社を主要顧客とするB2Bビジネスモデルで事業を展開する企業です。

「ヨーロッパで困っている日本人旅行者を何とか助けたい」という創業者の強い思いを原点に、1967年、ロンドンにて日本人による日本人旅行者向け手配を専門とする事業を立ち上げました。

現在では日本5拠点、海外23拠点のグループネットワークを構え、ワールドワイドかつワンストップでスムースな手配網を実現しています。

また、2016年頃よりインバウンド（訪日）事業に本格参入。アウトバウンド事業で培ったランドオペレーターとしてのノウハウと、国内外の事業拠点、独自開発のツアー管理システムなどを生かし、欧州旅行会社の細かなニーズに効率よく対応しています。

2019年からは当社のネットワークを生かした欧州各国からの誘客支援を担う、地域づくり支援事業にも参入しました。

環境が目まぐるしく変化する現代社会において、さらなる成長を実現するためには、既存事業（アウトバウンド）の成長戦略に加え、新規ビジネスの創出が不可欠であると考えております。

「インバウンド向け付加価値コンテンツの提供と収益性のある地方創生事業の展開」

これまで、日本から海外へ旅行する方々に向けた旅行手配（アウトバウンド）を中心に事業を展開してきておりますが、近年は海外から日本への誘客（インバウンド）を促進する仕組み構築に注力しています。

日本の観光地には、その地域の情報・魅力に精通し、地場ネットワークを有するDMO・DMC（Destination Management Organization・Company）が多数存在し、観光の側面から地方創生・活性化に取り組んでいますが「稼ぐ力の不足」「付加価値の高いコンテンツ不足」「情報発信の不足」などを課題として、より価値のある観光体験を提供しきれていないという現状を見聞きしています。

各地のDMO・DMCおよび地方創生に精通するパートナーとタッグを組み私たちのもつリソース・ネットワークを掛け合わせることで収益性のある新たな地方創生事業として展開していきたいと考えております。

【テーマ01】
地域に精通するパートナーと連携し、持続可能な観光地域づくり
■地域DMO・DMCと戦略的パートナーシップを組み、地域における高付加価値インバウンド事業を共同で展開

■共創イメージ例
・地方の魅力を体験するコンテンツを起点としたパッケージツアーを企画し当社の海外ネットワークを通じて海外へのPR

【テーマ02】
新しい形の地域特産品PR事業を共同で開発

■地域の特産品や工芸品などを単なる物販ではなく、地域の文化・人・背景と結びつけて発信する「新しいPRのかたち」を、パートナー企業とともに開発

■共創イメージ例

・動画配信やライブコマース、ECサイト販売といった従来の手法に加え、新しい発信手法を取り入れることで、地域が持つ文化的価値や独自性、商品の開発背景やブランドストーリーを融合させ、消費者の共感を呼び、地域や商品の魅力を“特別な体験価値”として届ける仕組みを構築

■ 将来的な展開

今後は、当社の直営拠点があるヨーロッパでの展開も視野に入れ、現地での販売促進や交流イベントなども検討します。

また、ヨーロッパの産品を日本で紹介するなど、双方向の交流型モデルへの発展も目指します。

ビジネス領域

• 地方創生
• インバウンド
• 少子高齢化
• 観光
• 伝統工芸
• 地域活性化