• 更新:2025年10月21日
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CNFを配合した「香るプラスチック」を活用し環境配慮商品を共創。

東洋レヂン株式会社

東洋レヂン株式会社
  • 医療機器
  • 合成
  • プロダクト(製品)共同開発
  • 共同研究
  • リソース探索(技術・アイディアなどを探したい)
  • 事業提携
  • 新市場の模索
  • 中小企業
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責任者

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自社特徴

私たちは、精密射出成型技術と混錬技術を強みとし、医療用プラスチック部材の着色と成型、自社ブランド医療機器の製造販売を事業とする企業です。

静岡県富士市を拠点として1967年に創業して以来、安全性・精度・衛生管理をとくに求められる医療機器分野で製造技術を磨き、独自の精密射出成型技術によって医療の進化に貢献してまいりました。

2007年には医療機器の製造・製造販売業の許可を取得し自社ブランド「SOMANIKS」を立ち上げ、鍼灸院・接骨院向けの医療機器を中心に事業を拡張しております。

現在は、医療用プラスチック部材の製造・自社医療機器ブランドに次ぐ第3の事業の柱として混錬技術を活用した環境に配慮した新たな事業を立上げおり、パートナー企業様との共創によってこの事業を推進していきたいと考えています。

提供リソース

●CNF(セルロースナノファイバー)を活用した香るプラスチック
・CNFのもつ「保持性」を活かし樹脂と香料を混錬しプラスチックを製造
<CNFについて>
・木材等植物の主成分のセルロースを直径数〜数十ナノメートル(1ナノメートル=10億分の1メートル)まで細かく解きほぐした繊維状の物質
・ 静岡県富士市は長年製紙加工業を基幹産業としており、紙の原料でもあるセルロースをナノレベルで活用するCNFを製造する基盤が整っている
・ 当社は「富士市CNFプラットフォーム」に初期から会員として参画

●混錬(ルーダー)技術
・複数の樹脂や添加剤を均一に混合・分散させ、目的に応じた性能を持つ材料を作る技術
・当社技術の特徴
 └素材特性に応じた最適な攪拌
 └独自開発技術による均一な分散
 └多様な素材への高い適応性

●原料着色加工技術
・長年培った樹脂の着色、マスターバッチ(プラスチック用の着色剤)製造ノウハウ

●工場設備
・プラスチックの混錬機
・ラボ機(1台)量産機(3台)

●事業開発メンバー
・副社長を中心とし3名がプロジェクトメンバーとして従事

●医療業界での製造実績・ノウハウ
・長年医療機器部材製造を行っている実績
・医療機器品質の担保実績およびノウハウ

解決したい課題

- 環境配慮と経済合理性を両立する、CNF活用商品の開発 -

CNFは自然由来で環境にやさしくかつ「軽量・高強度」をはじめとした多くの機能を付加できますが「製造コストの高さ」「用途開発の遅れ」「ユースケースの認知不足」といった複数の理由により市場への浸透はまだまだ道半ばとなっております。

私たちもこれまで、食品残渣とCNFを混錬したプラスチック製造や食器トレー製作など複数のアイディアで市場投入にトライしてきておりますが、価格やニーズの不透明さなどを理由として、商品化には至っていない現状です。

こうした課題感は、CNFに限らず環境配慮商品開発の現場において共通認識となっており大きなテーマであるがゆえ、私たちの技術・リソースだけでは解決が難しいと考えております。

パートナー企業様との共創によって、環境配慮商品開発の成功事例創出を目指していきたいと思っております。

共創で実現したいこと

【共創例 01】香るプラスチックを活用した商品の共同開発

●当社でCNFの保持性を活用し持続的に香るプラスチック素材を製造

●製造した香るプラスチックを素材とし商品を共同で開発

●パートナー企業様とともに商品企画を検討

・商品イメージ例

 └ ペット用品/医療部材/家電/家具/容器(化粧品、柔軟剤)/アパレル小物日用雑貨(ハンディファンなど)/生活用品(ヒノキの香りの風呂桶 など)/趣味グッズ(魚釣りのルアーなど)/獣害対策グッズ

【共創例 02】廃材を活用したリサイクルペレットの共同開発

●モノづくりの製造過程で生じた残渣を活用しリサイクルペレットを開発

・ペレット:プラスチック原料を溶かして粒状にした素材

・バイオマス素材を配合することで減プラスチックに貢献

●残渣のアップサイクルを目指す企業とともに商品企画を検討

・残渣の例(混錬実績あり)

 └お茶殻/蠣の殻/卵殻/コーヒーのかす/フルーツの皮/海藻


上記は仮説の一例ですので、さまざま企業様とともにアイディアベースからお話していきたいと考えております。

求めている条件

●環境配慮商品の開発に取り組む企業
●日用品をはじめ最終製品化技術を保有する企業
・商品イメージは上記【共創例01】
●新素材の開発に取り組む企業
●モノづくりの工程で何らかの残渣が生じ、その活用方法を探索している企業
●アップサイクル商品の開発知見を有する企業

その他、弊社の事業にご興味をお持ちいただける企業様とはさまざまな可能性を探索していけたらと思っております。

こんな企業と出会いたい

ビジネス領域

  • 地方創生
  • 医療機器
  • 子育て・保育
  • シニア
  • 自動車部品・カー用品
  • 美容
  • ペット
  • 包装資材
  • 文具
  • 家具・インテリア

オープンイノベーション実績

◎環境配慮材料の混錬

「CNF」はもとより、それ以外の材料でも「これとこれを混錬してみたい」

というお客様のご要望多数頂き、対応しております。


ただ「混ぜれば良い」という物でもなく、必要な物性を求める為に、

【配合割合】が重要だと思いますので、量産前にラボ機にて実験が行えます。


提供形状について、ペレット及び3DPで使用できるフィラメント化も可能です。


◎工業高校との共同プロジェクト

教育面での発展に少しでも寄与したいと考え、工業高校とのプロジェクトを

実施しております。(2024年度グッドデザイン賞しずおか特別賞受賞)


プロジェクトにはデザイナーさんにも参画頂き、

3DPの使い方や、「何を作る?」を一緒に検討したり、

材料開発を共同で行ったりしております。



企業情報

企業名
東洋レヂン株式会社
事業内容
静岡県富士市にあるプラスチック成形・着色を行う医療機器・医療部品製造メーカーです。
所在地
静岡県富士市比奈1929-2
設立年
1967年

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選択しているビジネス領域の企業

フジデノロ株式会社

フジデノロ株式会社は、精密プラスチック加工技術を基盤に、エンターテインメント・医療・ヘルスケア分野まで幅広い事業展開を行う、愛知県本社のものづくり企業です。 1970年に富士プラスチック株式会社として創業し、国産旅客機「YS-11」のウィンドウガラス代替のプラスチック加工を担うなど、高度な受託加工技術で発展してきました。2008年には自社製品開発を志向し、フジデノロ株式会社へ社名変更。現在は受託型部品製造に加え、自社ブランドによる製品展開にも注力しています。 受託加工分野では、半導体・電機電子・医療機器・航空機などに使用される精密部品や、商業施設の装飾パーツなどを提供。顧客ニーズに応じた柔軟な対応力と、タイムリーかつ高品質な製品供給体制を強みとしています。 また、医療・ヘルスケア領域では、患者ごとの身体にフィットするフルカスタマイズの治療補助具の設計・製造技術を確立。医療現場のニーズに寄り添ったものづくりを進めています。超高感度磁気センサ「iMus」を応用したMRI用磁性体検知器(MAGGUARDシリーズ)を開発・製造・販売しています。現在は、医療機関・研究機関・民間企業との連携による製品開発や、エンターテインメント領域との異業種共創を通じて、新たな価値を生む「共創型ものづくり」にも積極的に取り組んでいます。

  • プロダクト(製品)共同開発
  • リソース提供(既存技術の提供・特許流用の検討など)
  • 事業提携
  • 新市場の模索
  • 中小企業
フジデノロ株式会社

丸富製紙株式会社

丸富製紙株式会社は、1955年設立、静岡県富士市に本社・工場を構え、家庭紙(トイレットペーパー・ティシュペーパーなど)の製造販売を主な事業としています。特にトイレットペーパーにおいては全国でも上位の生産量を誇り、国内初の二枚重ねトイレットペーパーや、芯なしで通常の5倍(250m)の長さをもつトイレットペーパーなど、50以上の自社ブランド商品を、環境やお客様のニーズに寄り添いながら開発を進めております。2019年には「MARUTOMI PAPER LAB」を設置し、新素材や新技術の研究を開始。自社のトイレットペーパーの製造過程で生じる損紙を原料とする、環境に優しい植物由来の新素材となるCNF(セルロースナノファイバー)「FUJI-MF」を開発しました。「FUJI-MF」は開発当初はスラリー状でしたが、直近ではパウダータイプの開発にも注力しております。高強度、軽量化というCNFの持つ魅力に加えて、低コスト化を実現したパウダー製法の開発により、環境にも配慮しつつ、高品質な製品を世に送り出せるきっかけになると期待しています。今後はこの自社開発のCNFを活用した製品に注力し、パートナー企業様とともに新たな事業として創り上げていきたいと考えております。

  • プロダクト(製品)共同開発
  • 共同研究
  • リソース提供(既存技術の提供・特許流用の検討など)
  • リソース探索(技術・アイディアなどを探したい)
  • 中小企業
  • 大手企業
丸富製紙株式会社

キョーラク株式会社

【現況と特色】当社、キョーラク株式会社は1917年(大正6年)、京洛土地株式会社の名のもとに、不動産の開発を目的として京都の地に誕生しました。1947年(昭和22年)、プラスチック業界に進出し、以来60余年にわたる経験と実績を積み重ね、プラスチックのパイオニアとしての基盤を弛みない努力によって築いてきました。その間、社名も京洛興業(株)から「キョーラク株式会社」へと改称し、近年には海外進出にも積極的に取り組むなど、若々しい溌剌とした企業として、たくましく躍進を続けています。当社はプラスチックの総合企業として「商事部門」と「製造部門」からなり、商事部門では国内有力メーカー数十社の代理店としてスぺシャリティあふれる活動を行い、製造部門では当社独自の特許による最新技術と、優れた生産設備によって各方面から高い評価と信頼を受けている製品を供給しています。【事業展望】当社のモットーは、あらゆるものに対する「スぺシャリティの追求」であり、絶えずより良きものを目指す「ベターへの挑戦」です。マヨネーズ容器で築き上げた多層成形技術による食品容器、医療用ブローソフトバッグ、二重壁中空成形(ブロー成形)技術による自動車部品、工業部品、住宅資材、ハウジングなど、長年にわたり蓄積された成形技術は、まさにその信念の表れです。これらのアイデア、ノウハウを生かして新製品の開発に積極的に取り組み、人に優しく、自然環境に配慮した商品を生み出し、あらゆる分野、用途に幅広く貢献することが当社の使命であると考えています。

  • プロダクト(製品)共同開発
  • リソース提供(既存技術の提供・特許流用の検討など)
  • リソース探索(技術・アイディアなどを探したい)
  • 新市場の模索
  • 中小企業