• 更新:2025年06月17日
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環境型の未来を創る2つの表面技術──高輻射膜とカーボンクレジットで挑む環境イノベーション

トーカロ株式会社

トーカロ(株)
  • 加工
  • 合成
  • 地球温暖化対策
  • プロダクト(製品)共同開発
  • 共同研究
  • リソース提供(既存技術の提供・特許流用の検討など)
  • 新市場の模索
  • 大手企業
  • 上場企業
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高温になりそうに見えますが基材温度は200℃までで施工いたします
場合によっては大気圧でプラズマを利用します
3次元形状だと「漬け込む」表面改質も有効です
場合によっては減圧環境下でプラズマを利用します

プロジェクトメンバー

責任者

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自社特徴

トーカロ株式会社は、表面改質技術を駆使し、金属部品を主としてその耐久性や表面の機能性を向上させるソリューションを提供する技術企業です。

 

旧社名「東洋カロライジング工業」として、鋼材の高温酸化を防ぐカロライズ処理を専業に、1951年に設立されました。

 

1958年当時の社長が海外視察を契機に溶射技術を導入し、試作品を携えて大手鉄鋼メーカーに提案。高い耐久性が実証され、全国の製鉄所に展開。顧客課題に基づいた“ソリューション営業”を軸に事業を拡大しました。

現在では、鉄鋼・非鉄・石化・製紙・樹脂・自動車・航空宇宙・半導体・医療機器など幅広い産業領域をカバーしています。

 

顧客の使用環境や性能要件に応じて表面仕様を共に設計する開発型の姿勢を貫き、量産対応や海外顧客との直取引も可能。国内12拠点の生産・開発体制を持ち、海外5か国に拠点展開。あらゆる業界に貢献できる「全天候型企業」として、Integrated Venture Businessを基盤に進化を続けています。

提供リソース

●表面改質技術

・溶射技術を中心に、多様な表面改質技術を提供(CDC-ZACコーティング、TD処理、PTA、PVDコーティング、レーザー複合化等)

・鉄鋼、非鉄金属、樹脂製造、半導体、エネルギー分野での応用

 

●技術開発拠点

・溶射技術開発研究所、技術サービスセンターを活用した革新技術の開発

 

●ソリューション提供

・産業機械、自動車、医療機器などの多岐にわたる業界で表面改質ソリューションを提供

 

●実証フィールド

・国内6箇所の生産拠点(船橋、愛知、神戸、明石、倉敷、北九州)

・国内2箇所の開発拠点(明石、宮城)

・国内グループ会社2社(PVDコーティングなど)

・海外グループ会社6社(中国、台湾、アメリカ、タイ、インドネシア)

・パートナー企業との連携により、実証フィールドでのテスト・開発・改良が可能

解決したい課題

【テーマ01】高輻射膜・溶射皮膜を活用した部材開発

脱炭素化、省電力化を目的に、高輻射膜や溶射皮膜を発熱体として活用することを提案しています。

現在、限定的な企業で使用されていますが、さらなる展開を目指し、さまざまな工場や新製品での利用拡大を目指しています。

実証実験や機能強化に興味のある企業との共創を進めることで、新たな活用法を探索しています。

 

【テーマ02】カーボンクレジットにつながる表面改質アプリケーション

表面改質を適用することでGHG排出削減を実現させてカーボンクレジットを取得する取り組みを検討しています。

知財権の取得とともに、弊社としてのカーボンクレジット取得も視野に入れた新たなアプリケーションを模索しており、共創を通じた可能性拡大を目指しています。

共創で実現したいこと

【テーマ01】高輻射膜・溶射皮膜を活用した部材開発

 

<共創イメージ例>

 

●省電力・エネルギー効率向上を目指す企業様 × 弊社

→高輻射膜や溶射皮膜を活用した新しい発熱体部材を使用し、電力消費を削減するための技術を共同開発。特に製造業や産業機器における加熱効率向上による省エネ・CO2排出削減を目指す。

 

●新製品開発に挑戦している企業様(例:宇宙関連) × 弊社

→新しい技術の応用を目指し、特に新製品(例:宇宙関連)の開発において高輻射膜や溶射皮膜を活用するための共創。

 

●環境配慮型技術を導入したい企業様 × 弊社

→CO2排出削減やエネルギー効率向上を目指し、高効率熱電材料や排熱回収システムの開発を進める企業様との共創。

 

これにより、省電力化とエネルギー効率の向上を目指した技術の展開を加速させます。

 


【テーマ02】カーボンクレジットにつながる表面改質アプリケーション


<共創イメージ例>


●環境課題を持つ工場や生産現場を提供リソースに持つ製造業様 × 弊社

 →表面改質技術を適用することでGHG排出を削減し、その成果をカーボンクレジットとして可視化する共創。


●カーボンクレジット取得などのソリューションを持ち、弊社技術を一緒に提案できるような企業様 × 弊社

 →表面改質の効果を定量的に評価・報告できる体制構築を目指し、パートナー企業との共同提案を進める。

求めている条件

・省電力・エネルギー効率向上を目指す企業様

・新製品開発に挑戦している企業様

・環境配慮型技術を導入したい企業様

・環境課題を持つ工場や生産現場を提供リソースに持つ製造業様

・カーボンクレジット取得などのソリューションを持つ企業様

 

その他、弊社の事業にご興味をお持ちいただける企業様とは

さまざまな可能性を探索していけたらと思っております。

こんな企業と出会いたい

ビジネス領域

  • 製造
  • 加工
  • 合成
  • グリーン・サステイナブルケミストリー
  • 省エネ技術
  • 省力化・効率化技術
  • 課題解決No.7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」
  • 課題解決No.14「海の豊かさを守ろう」
  • 課題解決No.15「陸の豊かさも守ろう」
  • 地球温暖化対策

オープンイノベーション実績

オープンイノベーションとしての実績はありませんが、各需要家のみなさまの問題を解決している実績は多数あります。多くの問題は部材の表面で発生することから、表面にご要求の機能性を新たに付与してやると解決できることは少なくありません。

企業情報

企業名
トーカロ株式会社
事業内容
溶射を主とした表面改質技術をさまざまな部材に施工いたします。そのことにより、新たな機能性を表面に付与できます。①耐摩耗性②耐食性③電気絶縁④すべり性⑤耐熱性⑥電気絶縁⑦電磁波シールド⑧放射線遮蔽⑨親水化⑩撥水化⑪ポーラス化⑫グリッピング性⑬反射防止⑭酸化防止など目的に合わせていろいろな機能性を表面に追加いたします。
所在地
〒650-0047 兵庫県神戸市中央区港島南町六丁目4番4号
設立年
1951年

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選択しているビジネス領域の企業

株式会社フジコー ≪技術開発センター≫

弊社は、1952年より溶接・溶射・特殊鋳造などの金属表面処理の技術を活かした製品の開発及び製造を行っている、創業70周年を迎えた老舗鉄鋼メーカーです。 「既存事業に頼らず、常に新規事業を創造し続ける」というビジョンの元、これまでの製造ノウハウと光除菌技術を活かし、新しい内部処理型の光触媒式空気清浄機を開発いたしました。  現在、国立大学法人九州大学、北九州市と共に、実際に住空間(介護施設)で、人の健康改善にどのような影響や効果があるのかを検証するための臨床実験のプロジェクトを進めております。(※実績1参照) また、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と、“有人宇宙施設や有人宇宙船における衛生環境向上の可能性を探るため、光触媒をベースとした、消臭・除菌及び有害ガス除去技術の軌道上実証に向けた共同研究”を実施しました。 その際に弊社が開発した光触媒吸水シートは、現在もマウスによる実験等で飼育ケージが必要となる際に使用頂いています。  ※「株式会社フジコー 本社」もAUABに登録しております。  https://auba.eiicon.net/projects/31456  こちらは≪技術開発センター≫のページです。

  • プロダクト(製品)共同開発
  • リソース提供(既存技術の提供・特許流用の検討など)
  • 中小企業
株式会社フジコー ≪技術開発センター≫

MOTTO株式会社

2007年創業当時、環境省管理の元、廃棄物処理でしか選択出来なかった再生( リサイクル )活動を経済産業省の「 3R政策 」に基づいて、持続可能なリサイクル活動のために「 リサイクル2.0:有価物として再資源化 」という概念を掲げ、再生事業( 有価取引き )専門のリサイクル会社として起業致しました。以来13年間、リサイクル専門の会社として、年商104百万円( 月間340t:取引先数220拠点 )まで成長し、管理出来ておりました。これにより「 持続可能性:経済による付加価値創造 」について実証できた、と考えておりました。しかしながら、2019年12月、中国( 武漢 )にて発生した「 コロナ感染症の影響 」においては、経済性を根底から覆し、廃プラスチックリサイクル事業の終焉を宣言しました。一都三県( 東京・千葉・埼玉・神奈川 )に約220拠点( 引取先:顧客 )を有しており、維持運営のための管理コスト( 車両・加工・管理など )が、廃棄物処理費用の半分程度で済むことを発見しました。これを用いて( 再構築 )して、他力( マーケット:経済性・販売先・単価・為替など )に影響されない自力( 自己完結:再生事業を必要とする企業による会員制:クローズドチェーン )のリサイクル( 持続可能なリサイクルシステム )の提供を目的に、新たな活動として「 リサイクル3.0:自己完結型リサイクルフローの構築  」を考えています。

  • プロダクト(製品)共同開発
  • 事業提携
  • 資金調達したい
  • 中小企業
MOTTO株式会社

三井住友建設株式会社

三井住友建設株式会社は、総合建設企業として、国内全域に加えて海外にも展開しており、橋やトンネル、集合住宅やビルといった社会インフラの整備を手がけながら、建設を通じて人々の暮らしや社会の基盤づくりに貢献している企業です。 設計から施工管理までを一貫して担うエンジニアリング力を有しており、プレストレストコンクリート橋梁、スクライム工法、環境配慮型コンクリートの「サスティンクリート」など、独自の技術開発にも注力しています。また、国内に複数のプレキャスト部材製造拠点を持ち、海外には東南アジアを中心とした海外施工の実績やグローバル人材育成体制も備えています。 今後は、国内建設市場の長期的な縮小を見据え、既存事業の枠を超えた新規事業への挑戦を加速していきます。水上太陽光発電といった再生可能エネルギー分野や、建設現場における安全・品質管理の知見を活かしたソリューションの提供、さらには異業種との共創による新しい価値創造にも注力し、持続可能な社会づくりに貢献していきます。

  • リソース提供(既存技術の提供・特許流用の検討など)
  • リソース探索(技術・アイディアなどを探したい)
  • ネットワーキング
  • 新市場の模索
  • 大手企業
三井住友建設株式会社

EBINAX株式会社

業界を超え、国境を越えて。ものづくりの常識を塗り替える、表面処理のプロになる。ものづくりがある所には、必ずめっきが存在する。表面処理が存在する。つまり、私たちを必要としないものづくりは存在しない。だからこそ、自動車や電化製品、電子部品などこれまで必要とされてきた業界を超えて、あらゆる分野から求められる存在をめざそう。「めっきで、こんなことまで解決できるのか」とお客様があっと驚くほど新しくて応用力のあるソリューションを提供しよう。めっきが進化すれば、ものづくりも進化する。日本から世界へ。国境を越えて、メイド・イン・ジャパンの品質をもういちど世界に知らしめよう。私たちは、めっきだけでなくものづくりの未来をつくるメーカーになります。私たちは第三の創業期を迎え、従来の事業を推し進める一方で、新しい分野へ向けて変革を始めています。当社は、研究開発を重視し、表面処理技術に特化。ナノテクノロジーを始めとする最先端の表面処理技術により、独自の高機能・高付加価値なめっき加工を生み出してきました。技術の壁に挑む先端企業の強力なパートナーとしてグローバルに事業を展開する各界のトップ企業に、高い評価をうけています。

  • 共同研究
  • リソース提供(既存技術の提供・特許流用の検討など)
  • 事業提携
  • プロジェクト・イベント型(期間限定)での協業
  • 新市場の模索
  • 中小企業
ヱビナ電化工業株式会社