- 更新:2025年07月03日
子どもの成長を見える化し、地域と創る次世代子育てモデルへの挑戦 【BAK PARTNERS CONNECT2025】
Fujisawa SSTコンソーシアム

- プロジェクト・イベント型(期間限定)での協業
プロジェクトメンバー
責任者
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自社特徴
Fujisawa SSTコンソーシアムは、神奈川県藤沢市にある「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン」(1000 戸の住宅、商業施設、健康・福祉・教育施設などが入るスマートタウン)のまちづくりを推進するための組織です。その中でも、共創活動を通じて住民向けの健康維持増進サービス開発を検討するウエルネスワーキンググループが本件を担当しています。
提供リソース
Fujisawa SSTには共創活動を行っていくためのリソースが整っています。
①実証に協力的な住人:継続的に様々な実証を行なっており、協力的な方が多いです。また、30代~40代のファミリー層が多いです。
②共創に意欲的な企業が参画:異業種の企業が参加しているため、新しい技術のマッチングが容易です。また、複数企業での共創プロジェクトも多数実施しています。
③住人と企業が対話できる仕組み:タウンミーティングで住人と企業が一堂に会し、意見交換が可能です。
④充実したインフラ環境:健康・福祉・教育の総合拠点であるウェルネススクエアがあり、認可保育所、発達支援施設、学習塾、高齢者住宅、クリニック、薬局などがあります。
解決したい課題
1.子どもの発達を“見える化”する技術
子どもには「発達曲線」があり、7歳ごろまでに神経系の発達はほぼ終え、それ以降の学習は難しくなると言われています。今回、国際標準の発達チェックを自宅で気軽に実施できるアプリを開発し、子どもの成長度合いをを保護者が確認できることを目指します。
発達チェックでは、子どもの月齢に沿って、細かい動きと大きな動き、言語、反応からなるチェック項目について、子どもの達成度を判定します。
なお、あくまで成長度合いをチェックするものを目指しており、医学的な見地から発達の遅れをチェックするものではありません。
この発達チェックアプリに搭載する画像解析・認識技術、チェック結果からその子どもにとって最適なソリューションを自動抽出する技術をお持ちのパートナーを探しています。
2.最適なサービスや場をレコメンドする技術
子どもに必要なサービスなどをレコメンドするためには、保護者から日々の子育てに関する悩み事や希望などを引き出すことが重要になります。そのため、保護者が自宅で気軽にいつでも子どもの成長度合いをチェックすることができるとともに、親子の日々の悩み事などを聞き出す機能(例えば、AIチャットボット)も実装させ、その内容も加味してレコメンド内容を最適化・適切化していく技術をお持ちのパートナーを探しています。
3.子どもの新しい体験機会の提供
アプリによる成長度合いチェック後のレコメンドとして、例えば、未就学児向けの「遊びを通じた経験習得イベント」や、小学校低学年向けの「関心事項を伸ばす教材体験イベント」、保護者向けに「子育てに関する幅広い情報やパパ友、ママ友サークルなどの情報」といった体験機会を提供することを検討しています。
成長度合いチェック→レコメンド→体験機会の提供というサービスをシームレスに提供することで、子どもの健やかな成長と保護者の満足度向上に繋げます。
子どもたちの成長を支える新しい体験機会を共に創造し、未来の可能性を広げるとともに、保護者にとっても有益なサービスを提供できるパートナーを探しています。
■詳細・応募はこちら:チケット消費なし
https://bak.eiicon.net/partners2025/fujisawasst
※ページ右上「応募する」ボタン:
プログラムへの応募はこちらからも無料で可能です。(チケット消費なし)
※ページ右上「メッセージを送る」ボタン:
プログラムについて個別の提案・相談がある際は、ご連絡ください。(チケット消費あり)
すべての企業様と個別面談に対応できない場合がありますこと、ご了承くださいませ。
共創で実現したいこと
ベンチャーからご提供いただくスキルと、Fujisawa SSTコンソーシアム参画企業が持つ学習支援スキルや運動指導スキルなどと掛け合わせて、子どもの月齢にあわせて体験すべき動きや経験を保護者に示し、その経験環境を提供し、遊びを通じて子どもに経験してもらうサービス開発を行います。
当該サービスを通じて、「子どもが適切な成長機会を獲得できる社会環境づくり」ならびに「保護者が自信を持って子育てに取り組める社会環境づくり」を目指します。
求めている条件
"私たちは、以下の技術と知識を持つベンチャーを募集しています。これらの技術と知識を持ち寄ることで、より良い子育て支援を実現したいと考えています。
■成長度合いがチェックができるシステム開発技術
国際標準の発達チェックに必要な機能を開発できる技術。例えば、子どもの成長度合いの可視化や発達チェック項目に沿ったできた/できていないを判定するための画像・映像解析技術など。
■レコメンド機能の最適化・高度化技術
発達チェックの結果に加えて、保護者から入力された情報に基づき推奨行動のレコメンド機能を最適化・高度化する技術。例えば、子どもの成長への不安や悩みの相談にのるAIチャットボットなど。
■体験機会のサービス提供ノウハウ
レコメンドされる各種体験価値を提供できるノウハウ。例えば、保護者が住む地域のサークル活用や地域イベントの活動の情報など。
■子育て業界に理解と知見
子育て分野における事業実績や業界理解が豊富であること。"
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オープンイノベーション実績
2014年まちびらき以降、10年間の産官学民の共創活動を通じて、子育て世帯向け住宅「KODOMOTTO」、ストレスの見える化と解消ソリューション「MiRRORMO」など約100件の実証・マーケティングを行い、10件の新たなビジネスを創出してきました。