- 更新:2025年10月22日
「期待が膨らむ地元に」- 宮崎県新富町を舞台に“経済価値”と“地元への貢献”が両立する事業を生み出しませんか?
宮崎県新富町 こゆ財団
- 農業
- 土地活用
- 自治体
- プロダクト(製品)共同開発
- 共同研究
- リソース提供(既存技術の提供・特許流用の検討など)
- リソース探索(技術・アイディアなどを探したい)
- 地方発ベンチャー
- NPO・NGO
プロジェクトメンバー

自社特徴
宮崎県の沿岸沿い中央に位置する新富町は東西約9km×南北約7km、人口約1万6千人の温暖な気候と豊かな自然に恵まれたまちです。
きゅうり・ピーマン・畜産・ライチ・うなぎなど全国有数の食材の産地として知られ、
2020年には女子のサッカークラブ「ヴィアマテラス宮崎」も誕生しました。
「私もこの町でチャレンジしたい!」という人たちが集まり、お互いに応援し合う・・
そんな町をつくるために行政と協力しながら人と人をつなぎ地域活性化の取り組みを続けています。
その実践を担うのが2017年に町の観光協会を法人化して設立された地域商社「こゆ財団」です。
「稼いで町に再投資を行い、誇れる地元を築いていくこと」という理念のもと、
ふるさと納税の運営をはじめ、人材育成や空き施設の活用など、
地域の課題をビジネスで解決する多様な取り組みを展開してきました。
こゆ財団公式サイト:https://koyu.miyazaki.jp/
9期目を迎える2025年、私たちは新たなパーパスとして「期待が膨らむ地元に」を掲げ、
経済価値と地域貢献を両立する「半々ビジネス(半貢半稼)」をこの町で100創出することを目標に据え全国の企業・団体とのオープンイノベーションに挑戦しています。
新富町発で、共創パートナーの皆さまと共に地域らしさを活かした新しいエコシステムを生み出していきたいと考えております。
提供リソース
・ふるさと納税事業との連携
ふるさと納税市場に対して当財団の意思を反映し、寄附受付まで行うことが可能です。
→新商品や体験プログラムの出口(販路)として活用
・地域ネットワーク
行政(新富町役場)、農業法人、スポーツ(サッカー団体)など町の多様なステークホルダーと連携が可能です。
→地域横断のプロジェクト組成に活用可能
・地域人材
地域おこし協力隊・活性化起業人制度を活用した人材確保・派遣が可能です。
→現場実装や伴走チーム編成に活用可能
・新富町の地域産品や地域資源
<地域特産品>
ライチ・国産うなぎ・スマート農業・ブランド牛「こゆ牛」・経産牛・有機作物(お米・野菜)・抹茶・緑茶など多様な地域産品を保有
<地域資源>
文化会館(新富町文化会館ルピナスみらい)、サッカースタジアム(いちご宮崎新富サッカー場)
→商品開発・体験プログラムの素材として活用可能
・事業立ち上げ資金
事業創出資金において、個人版・企業版ふるさと納税、ガバメントクラウドファンディング、その他クラウドファンディングの活用が可能です。
解決したい課題
■ 地域資源から価値を見出す力と事業推進力の不足
新富町には豊かな自然、農産物、文化・歴史資源がありますが、それらを活かした商品開発や体験事業の展開には、マーケティング戦略や営業人材、プロジェクト推進力をもっと強化したいです。パートナーとの共創によって、町の外からの視点で地域資源から価値発見し、新たな価値を創出するチャレンジを数多く取り組みたいと考えています。
■ 交流・滞在環境と現場の働き手不足の課題
年間16万人が訪れるスタジアムや文化施設周辺には、滞在・交流できる施設が不足しており、地域住民と来訪者が触れ合う機会も限定的です。加えて、日々の事業運営に必要な現場人材も不足しており、持続可能な地域貢献人材の確保や運営体制の強化に向けたパートナー企業様が必須です。
共創で実現したいこと
私たちは新富町らしさを活かし、来訪者や地域の皆様に価値を感じていただける「半々ビジネス」を100事業創出することを目指します。
【テーマ①】新富町の特産品を活用した商品や体験の共創
アセット:ライチ・国産うなぎ・ブランド牛「こゆ牛」・経産牛・有機作物(お米・野菜)・抹茶・緑茶など
目指す姿:商品や体験の企画製造に強みを持つ企業様と連携し、一次産品・二次産品を提供できる仕組みづくりを目指します。
<具体イメージ>
・飲料・食品メーカー様 × こゆ財団
例)新富町特産の完熟マンゴーを使った「プレミアムジェラート」の共同開発
・アロマ・生活雑貨ブランド様 × こゆ財団
例)宮崎県産ハーブや果実の香りを調合し、「新富町の風景を感じるアロマキャンドルや香水」を共同開発
【テーマ②】地域の魅力を再発見し、未来を担う人材を育てる、文化・人材育成事業の創出
アセット:新富町文化会館ルピナスみらい
目指す姿:文化会館を拠点に、新富町の文化を伝え、住民や来訪者が交流しながら学べる環境を整え、地域の魅力を再発見し、次世代の挑戦者や地域リーダーを育成を目指します。
<具体イメージ>
・イベント/余暇コンテンツの企画に強みを持つ企業様 × こゆ財団
例)地域の歴史・人・自然を題材に、まちそのものが舞台になる新しい文化イベント
・企業研修/人材支援に取り組む企業様 × こゆ財団
例)地域企業との交流・発表を行い、次世代の“共創人材”を育むプログラム
【テーマ③】来訪者・地元住民が交流/滞在できる宿泊・カフェの事業創出
アセット:いちご宮崎新富サッカー場周辺、富田(とんだ)浜および入江 ※アカウミガメの産卵スポット、新田原(にゅうたばる)古墳 ※日本文化遺産認定
目指す姿:来訪者も地元住民も心地よく集い、食や交流を通じて新富の魅力を体感できる場づくりを目指します。
<具体イメージ>
・リノベーション/不動産運営/ホテル運営 の企業様 × こゆ財団
例)増加する空き家や旧施設をリノベーションし、宿泊施設やカフェを創出
町の歴史や自然を活かしたデザインで、地元住民も特別な日に訪れたくなる滞在空間を提供
・家族層向け商品/サービスを持つ企業 × こゆ財団
例)スタジアムやフットボールセンターに訪れる年間16万人を対象に、家族向けの体験型カフェやフードサービスなど、地元食材を使った限定メニューやイベントの実施
上記に限らず、宮崎県新富町 こゆ財団は半々ビジネスの創出を目指し、
HPでは「KOYU 100 Challenges」を発信しております。
◎KOYU 100 Challenges
https://koyu.miyazaki.jp/100challenges/
求めている条件
・未活用資源の発見・実践
町の未活用資源を発見し、地元文化を活かしながら持続可能な形で体験価値を提供する事業を共に企画・実践いただける企業様
・サッカーとの親和性
町の方向性にマッチし、サッカーを集客装置としたまちづくりをさらに加速するアイデアをお持ちの企業様
・地域特産品の海外販路開拓
新富町の特産品や地域ならではの価値を、ニッチな海外市場に届けるソリューションをお持ちの企業様
・OMO(Online Merges with Offline)の体験設計
地域ならではの体験をオンラインとオフラインを組み合わせて現実的に設計する技術をお持ちの企業様
例)メタバース(VR/XR)など
その他、弊社の事業にご興味をお持ちいただける企業様とは
さまざまな可能性を探索していけたらと思っております。
こんな企業と出会いたい
ビジネス領域
- 食品生産
- 食品加工
- 飲料・酒類
- 住宅
- 住宅設備・インテリア
- リフォーム・リノベーション
- スポーツ・フィットネス
- 芸能
- レジャー・テーマパーク・ホテル
- 観光
オープンイノベーション実績
オープンイノベーションでの実績ではないですが、各テーマにおいて様々な取り組みをしております。
◎商品開発・販路(テーマ①)
「新富ライチ」のブランディングおよび設計に基づく販売(売価設定、プロモーション設計、クローズ販路展開)を実施しています。
◎文化・人材育成事業(テーマ②)
町の公式キャラクター「おとみちゃん」の運営、町内向け人材育成講座の企画開催、古墳保護事業に関連するガバメントクラウドファンディングなどを実施しています。
2025年10月からは町の文化会館の施設運営事業も開始予定です。
◎宿泊・カフェ事業(テーマ③)
古民家をリノベーションした一棟貸し切り宿「茶心」、廃校をリノベーションした合宿可能な宿泊施設「追分分校」を運営しています。
カフェは2018年8月に「KOYU CAFE」をオープンしましたが現在は中断しています。