- 更新:2024年12月27日
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岩手県岩手町発:共創による地方創生とロールモデルづくり
岩手町

- 地域活性化
- 自治体
- プロジェクト・イベント型(期間限定)での協業
- ピッチイベント実施
- ネットワーキング
- スタートアップ
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自社特徴
岩手町は、岩手県盛岡市に隣接する人口約1.1万人の町で、全国に誇れる農業や畜産、豊かな自然環境を有しています。特にキャベツは東北一の産地として知られ、新幹線いわて沼宮内駅を活用した首都圏への良好なアクセスが特徴です。
当町は、2020年に内閣府より「SDGs未来都市」に選定され、持続可能なまちづくりと地域活性化に向けた取り組みを進めてきました。生活に寄りそった課題解決を目指し、「リビングラボ※」という手法を軸に、農業、林業、健康・スポーツをテーマに市民・企業・行政が協働する様々なプロジェクトを展開しています。
※リビングラボとは、生活空間(Living)と実験室(Lab)を組み合わせた造語で、社会課題の解決や新しい価値創造を目指す共創の場です。
さらに、岩手町町長の公約が実現する形で、2024年1月には地域商社「一般社団法人つなぐ・いわてまち」を設立されました。本法人は、岩手町、東北銀行、岩手銀行、北日本銀行、IGRいわて銀河鉄道、商工会が連携した地域商社で、町内外の「ヒト・モノ・コト」をつなぎ、新たな産業の活性化を推進しています。
これまでリビングラボで培った町外や他業種との「共創」に前向きな姿勢と、「一般社団法人つなぐ・いわてまち」の強みを活かし、パートナー企業と共に地域課題を解決し、持続可能な未来の実現を目指します。
提供リソース
●広大な実証フィールド
・町内農家所有の農場
∟例:株式会社アンドファーム(耕作面積100ヘクタール)
・休耕地
・山林
・空き家
∟(空き家の数や、家屋状況などのデータ)
・廃校
∟7校(令和6年12月時点)
∟令和10年度に現在の町内の中学校3校が統合され、さらに2校が廃校となる予定。
●地域商社の持つ町内ネットワーク
・地域商社(一社)つなぐ・いわてまちならではの豊富なネットワークに加え、本法人の理事には、町内の有力な事業者様が名を連ねています。
∟例)株式会社肉のふがね(精肉加工・販売)、有限会社外山商店(プロパンガス事業、コンビニエンス事業など)、株式会社アンドファーム(農業)
●地域商社との業務連携
・(一社)つなぐ・いわてまちは、主に以下の事業を展開しております。
―ふるさと納税中間業務
―起業・創業支援事業
―プロモーション事業
―観光事業
このように、本法人は多方面からのアプローチで岩手町の活性化を行っています。そのため、多様な業種の企業様との連携も可能です。
●岩手町での起業・実証に関する補助
・立地優遇措置に伴う各種補助金(岩手町企業立地奨励補助金、岩手町工場設置奨励条例、新規雇用奨励金、若年者雇用奨励金、利子補給金)(https://town.iwate.iwate.jp/town/business/kigyoyuchi-yugu/?v=cat-business&w=kigyoyuchi&x=ritchiyugu)
・起業に関する補助金(起業チャレンジ補助金等)
・共創事業に対するガバメントクラウドファンディング掲載権利付与を検討中(審査あり)
・岩手町フューチャーセンター(https://town.iwate.iwate.jp/future-center/)
∟コワーキング棟:無料のコワーキングスペース、レンタルオフィス
∟エントランス棟:イベント会場やチャレンジショップの場として活用(2025年夏ごろ開業予定)
・商品等開発調査費補助金
・空き家、空き店舗利活用にかかる補助金
●地域おこし協力隊との連携
主な活動内容(2024年12月時点で6名)
・農業の実証実験、商品開発
・小・中学生向け英語塾
・スポーツ振興
・クラフトビール開発 など
解決したい課題
岩手町で直面している課題のルーツは、人口減少と少子高齢化です。結果として、空き家や廃校の増加、農業の担い手不足、コミュニティの希薄化などが問題となっています。
この状態でまちづくりを推進することは簡単ではございません。しかし、新たな関係人口創出のために、地域内外の個人や企業、団体と連携しながら実証的な取組を実施して参りました。
例えば、起業支援の専門家、地元金融機関等をメンターに迎え、「いわて事業創造アカデミー」を開講し、町内事業者の新ビジネス創出に向けた伴走支援を実施。また、岩手町×NTT東日本・岩手銀行で、地域課題解決に向けた「協創力育成プログラム」を展開し、町内外の自治体、企業の若手スタッフ等にご参画いただきました。
そして、これらの取組の拠点となるのが、2024年初頭に設立されたフューチャーセンターであり、町内外の関係者をつなぐハブとしての役割を担う一般社団法人つなぐ・いわてまちです。本法人が窓口となることで、共に町の課題発掘・解決を推進するイノベーション人材が集まり、新しい産業や企業が生まれる活力あふれる町を目指しています。
岩手町の活性化は、県内企業や町民だけが考えるものではなく、今後、更に多くの他地域・他業界の方々と連携しながら、全国の自治体のロールモデルとなることを目指しております。
共創で実現したいこと
「岩手町の地域アセットを活用し、町民の課題を解決する事業を共創で実現」
岩手町の活性化だけを願っているだけでなく、同様な地域課題をもつ他自治体の参考になり、ロールモデルが構築できるように、様々な可能性を積極的に探っていきたいと考えております。
<共創イメージ>
テーマ①
自然や農地を活用した余暇コンテンツの共創
→アクティビティ企画運営事業者との共創で、
ファミリー・子供向けの遊ぶ場やスポーツやエンタメコンテンツの共同開発
→観光事業者との共創で、
食体験ツーリズムや地産地消イベントの共同開発
テーマ②
空き家や廃校の未来の利活用を共創
→空き家・廃校のスペースの利活用を推進するソリューションをお持ちの企業様との共創で、新しい活用方法の模索、共同開発
→外食産業事業者様や宿泊事業者様との共創で、
空き家オーナーがパートナー企業と共に飲食店や宿泊施設開業を目指す
テーマ③
農林畜産業をフィールドとした共創
→スマート農業の技術を保有している企業様との共創で、
高齢化が進む岩手町の農業の持続可能性に役立つような技術の実証実験を実施
→二次加工事業者との共創で、
岩手町の農畜産物(例:肉、野菜、米など)を活用し、「岩手町産」の新商品を共同開発
求めている条件
テーマ①
・アクティビティ企画運営事業者
・観光業
・スポーツ関連の業界
・外国人観光客と接点のある企業様
テーマ②
・不動産業
・外食産業
・宿泊事業者
テーマ③
・アグリテック企業
・二次加工業者
オープンイノベーション実績
・全国でも稀なフューチャーセンター保有
https://town.iwate.iwate.jp/future-center/
・青森県 × 岩手町で、容器包装プラスチックと製品プラスチックごみの一括回収
https://town.iwate.iwate.jp/town/wp-content/uploads/2024/04/2024041617.pdf
・モビリタコート岩手(災害時の仮設住宅としても利用可能なコンテナハウス型宿泊施設)
企業情報
- 企業名
- 岩手町
- 事業内容
- 岩手町は、岩手県盛岡市に隣接する人口約1.1万人の町で、全国に誇れる農業や畜産、豊かな自然環境を有しています。特にキャベツは東北一の産地として知られ、新幹線いわて沼宮内駅を活用した首都圏への良好なアクセスが特徴です。
- 所在地
- 岩手県岩手郡岩手町大字五日市
- 設立年
- 1955年
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