• 更新:2025年12月24日

クレジット申請の効率化と金融支援を融合。農林業の持続的な収益源「Green Fintech」を実現。

みらいブライト株式会社

みらいブライト株式会社
  • 地球温暖化対策
  • 中小企業
  • 上場企業
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自社特徴

みらいブライトは、脱炭素とデジタルを掛け合わせた「Green Fintech」を掲げるスタートアップです。CO2排出量算定(スコープ1〜3)、サステナビリティ戦略・開示支援、国内外カーボンクレジットの創出・販売支援をワンストップで提供しています。代表の井本は、国際環境NGOや大手IT・Fintech企業での事業開発を経て2021年に創業し、拠点・施設ベースで100件以上の算定や、国内外で森林・植林・電動バイク・バイオ炭等のプロジェクトに関わってきました。千葉県船橋市に本社を置き、地域の自然資本を生かしたクレジット創出と申請DX、金融を組み合わせた新しい「千葉モデル」の構築に取り組んでいます。

提供リソース

・大手IT企業や商社における、GX/DX新規事業の企画・PoC・海外展開検討の伴走実績
・海外におけるカーボンクレジット創出・販売実績

解決したい課題

カーボンクレジット創出の現場には、以下の構造的な課題が存在します。

1. 現場サイドの課題
申請やモニタリングが煩雑で、プロジェクト運営の負荷が高い。特に林業・農業事業者にとって、複雑な手続きは大きな参入障壁となり、自然由来のクレジット創出が拡大しづらい状況となっています。

2. 金融・需要家(クレジット買手)サイドの課題
案件の信頼性評価や将来の発行量予測に必要なデータが多くまた複雑になっており、可視化や読み解くことが難しくなる傾向があります。これが、金融機関による資金の提供や、需要家による長期的なオフテイク契約への参入を躊躇させる要因の一つになっています。

3. 弊社サイドの課題と共創の必要性
弊社だけでは、広範な現場ネットワークの獲得や、金融商品化・データ連携基盤の構築が不足しています。この構造的な課題を真に解決し、事業をスケールさせるには、県内アセットを持つ企業・行政機関や金融機関との戦略的な共創が不可欠と考えております。

共創で実現したいこと

本事業では、弊社が保有するCO2算定・クレジット申請ノウハウとデジタル技術に、パートナーの現場知見や金融・データ技術を掛け合わせ、J-クレジット申請の自動化ツールと、森林クレジット等を対象とした前払・オフテイク型ファイナンスを一体で検証したいと考えています。対象は千葉県内の林業・農業など一次産業や中小企業で、小規模でも続けられる脱炭素プロジェクトを増やすことがゴールです。成功モデルを「Green Fintech」として整理し、他地域・海外にも展開可能な形にしたいと考えます。

【テーマ01】森林・農業等の一次産業におけるカーボンクレジットによる新たな収益の創出
森林・農地の管理や、農業法人・林業事業体など現場をよく知るプレイヤーと組み、既存の植林・間伐・水管理等の取り組みをクレジット化することで、新たな収益源をつくりたいと考えています。現場と制度の“通訳役”を一緒に担っていただけるパートナーを求めています。

【テーマ02】カーボンクレジットを活用した前払・成果連動型金融の共同開発
森林や農業のプロジェクトは、クレジットが発行されるまでに1〜2年程度の先行投資が必要で、小規模事業者ほど資金繰りが壁になります。弊社が提供する申請DXやモニタリングデータを活用しつつ、地銀等の金融機関とともに、リスクを見える化した前払ローンやオフテイク契約の型を作りたいと考えています。新しい金融スキームとして、他地域にも展開できるモデルの構築を共創で実現します。

【テーマ03】一次産業・脱炭素オペレーションのローコード化と人材育成
林業・農業の現場では、デジタルツールに慣れていない方も多く、申請やモニタリングが属人的になりがちです。そこで、ローコードツールやワークフロー設計の知見を持つ企業と連携し、スマホ等で扱える業務テンプレートやチェックリスト、レポート自動生成機能を共同開発。現地若手や外国人材も運用に参加できる仕組みをつくり、長期的な担い手育成につなげたいと考えています。

求めている条件

1.一次産業との現場ネットワーク
2.グリーン金融商品の設計ノウハウ、販売チャネル
3.ローコード/ワークフロー開発の技術、ソリューション
1~3共通:カーボンクレジットMRV(衛星・ドローン等)

オープンイノベーション実績

オープンイノベーションとしては、仙台市のプログラム「Social Impact Accelerator - SIA×Impact」に採択され、森林・モリンガ植林等のカーボンクレジット事業構想をブラッシュアップしました。また、大手IT企業や商社との共同プロジェクトにおいて、GX/DX新規事業の企画・PoC・海外展開検討を伴走した実績もあります。

企業情報

企業名
みらいブライト株式会社
事業内容
Green Fintech事業の企画・開発・運営を中心に、CO2排出量算定支援や、環境・決済(Fintech)領域におけるコンサルティング事業を展開。企業のサステナブル経営支援を行う。
所在地
千葉県船橋市湊町2丁目1-18勝山ビル2F
設立年
2021年

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選択しているビジネス領域の企業

日本製紙株式会社 研究開発本部

「木とともに未来を拓く総合バイオマス企業」当社は1949年の創業から長年にわたって木を育み、紙を造り、暮らしや文化を支える製品を幅広く提供してきました。2021年5月には「2030ビジョン」として「木とともに未来を拓く総合バイオマス企業」として循環型社会の構築を目指す姿を示し、木質資源をベースとしたビジネスモデル「3つの循環」を打ち出しています。再生可能な木質資源を持続可能な形で利用することは、地球環境に優しい循環型社会を構築することにつながり、この「3つの循環」を大きく強固なものとすることにより、社会・環境の持続可能性と企業の成長を共に追求するサステナビリティ経営を推進しております。これからも、未来に向けて再生可能な森林資源の価値最大化を目指し、木材の優れた特性を引き出した多彩な製品やサービスを提供し続けるべく、再生可能な木質バイオマスの高度利用技術の社会実装を現在推進しています。・国内外に保有する植林地や社有林の管理を通じて持続可能な木質資源を調達・紙づくりで培った木質バイオマス(セルロース等)の高度利用技術を保有・バイオマス素材の開発によって、木質資源を通じた炭素の循環を図る

  • プロダクト(製品)共同開発
  • 共同研究
  • 既存プロダクト改善(生産プロセス・製品性能・システム)
  • 大手企業
  • 上場企業
日本製紙株式会社 研究開発本部