- 更新:2025年06月09日
半導体デバイスのパワーサイクル試験装置開発 車載駆動モータの内部温度計測HILS開発
アンソフト・スピリット株式会社

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自社特徴
当社創業者(中本英治)はこれまで30年間にわたりCAE (Computer Aided Engineering)と呼ばれるコンピュータシミュレーションによる数値計算技術を用いたエンジニアリングソフトの大手ベンダーである米国企業(旧MSC Corp. 、旧Ansoft Corp.及び現ANSYS Inc.)の日本支社に勤務し、電気・電子設計、機械設計、流体設計、熱設計、システム設計等の幅広い物理領域の設計に関する研究・開発業務に携わり、更にAnsoft CorporationではVPとして経営に携わり、日本支社の運営を行って参りました。これら業務を通して得た経験・知見を基に、数値計算に関する新しい数々の技術や新規ビジネスのアイデアをソフトウェアやハードウェア装置として実現・実用化し、日本企業の為、さらには日本の科学技術の競争力向上、産業発展に貢献したいと言う思いから2019年に当社を創業致しました。また事業を通し、これまでに得た数多くの経験・知見、そして発案した新技術を次世代へ伝えて行きたいと思っております。
提供リソース
電気・電子機器の熱設計に関する技術領域においては、一般的に熱設計用のCAEソフトを使いこなすには物理学と数値解析理論の知識・経験が必要とされ、製品の設計・開発に大きな効果があることは認められているものの、豊富な人材や資金を揃えることが難しい中小企業にとっては導入の敷居が高いと言われています。 当社はCAE数値シミュレーション技術に関する豊富な技術経験・知見と、近年様々な分野に活用されているAI(人工知能)及びデータアナリティクス技術を組合わせることで、誰が使っても高精度で信頼性の高い結果が得られ、使い易い設計用CAEソフトを開発・製品化することを主力事業としています。また、CAEの導入・立上げやCAE技術者の教育・育成から安定稼働に向けた環境構築までを支援する包括的なCAEエンジニアリングサービスの提供も行っています。 更に、パワー半導体の温度測定法の中でも特に測定が難しく再現性に難があると言われる過渡熱抵抗(熱インピーダンス)測定法の問題点を、熱解析CAE技術とAI、そしてデータアナリティクス技術を組合わせることで解決した、新しい測定装置を開発・販売しています。また、これらを使った信頼性評価試験の代行サービスやWebによる技術教育サービスを行うことで、パワー半導体応用製品用いた各種電気・電子機器製造メーカーの設計・開発力の向上や効率化に寄与し、更にはパワー半導体の設計・製造技術の発展・向上に貢献したいと考えております。
解決したい課題
半導体デバイスのパワーサイクル試験装置については、半導体パッケージ内部の熱インピーダンスが測定できる装置は技術的に開発が難しく現状入手かのうな市販装置は外資系メーカ1社に限られており非常に高額です。 当社はAIとデータアナリティクスを利用することでこの開発に成功しており、国産初の装置を低価格で提供しています。
車載駆動モータの内部温度計測HILSについては、特に自動車産業においてニーズが非常に高いものの、現状このような機能を持った市販測定装置はありません。 当社は横浜国立大学と共同でCAE数値シミュレーションを利用しこれを実現する為の技術開発POF(実現可能性)を検証・確認済であり、世界発の市販測定装置の開発を目指しています。
こんな企業と出会いたい
ビジネス領域
- 地球温暖化対策
企業情報
- 企業名
- アンソフト・スピリット株式会社
- 事業内容
- CAEエンジニアリングサービス 過渡熱抵抗測定技術サービス MBD(モデルベース開発)技術支援サービス
- 所在地
- 神奈川県横浜市港北区新横浜3-7-18日総第18ビル6F
- 設立年
- 2019年
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