- 更新:2025年04月10日
教育と産業間の架け橋:シミュレーションを活用した次世代STEM教育の実現
Tech Up Advance Pte Ltd

- 課題解決No.4「質の高い教育をみんなに」
- 海外ベンチャー
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自社特徴
Tech Up Advanceは、ゲーミフィケーションを活用したシミュレーションソフトウェアを通じ、楽しい体験学習を提供する教育スタートアップです。
※ゲームのように夢中になれる仕組みを活用して能動的な行動を促す手法です。
代表のアイナは教育業界での連続起業家で、2014年に夫のカーファイと共にマレーシアでレゴロボット教室を立ち上げ、大手出版社Sasbadiに買収されました。
その後、教材の高価格や学校教師のテクノロジー対応の課題を解決するため、2018年に再業。創業60年の日系教育玩具メーカー「アーテック」と提携し、マレーシアの公立学校300校でSTEM教育を普及させました。2020年のパンデミックでは対面教育が停止せざるを得なかったですが、アーテックとデジタルツインシミュレーション『Artec Robo』を共同開発し、事業を継続させました。(URLhttps://www.artec-kk.co.jp/dl/93276/)
2023年にはシンガポールでTech Up Advanceを設立し、引き続き「楽しい学び」を軸にSTEM教育向け3Dシミュレーションエンジンを開発・提供。
初心者から上級者まで対応可能な柔軟なプラットフォームを提供する強みを生かし、今後は、学生時代の教育が、より社会の現場と紐づいた学びになるようにイノベーションを推進し、産業界と連携して新たなソフトウェア開発の共創を目指しています。
提供リソース
●デジタルシミュレーションプラットフォームの構築ノウハウ
┗幼稚園から高校3年生へのロボティックスシミュレーション教育提供の経験
┗さまざまな技術研修用途に拡張可能(医療研修への応用も検討中)
●社会でのリアルな実務をインタラクティブな3Dシミュレーションに変換可能な開発チーム
┗IoT業界のバックグラウンドを持つ技術アドバイザー牽引
┗ゲームスタジオとプログラミングの経験を持つ技術チームがサポート
●柔軟なソフトウェアアーキテクチャ構築力
┗さまざまなパートナー向けにカスタマイズ可能なインターフェース
┗適応可能な学習経路
┗多言語サポート
解決したい課題
15世紀、印刷技術の発展により「本」が一般に普及し、知識の伝達手段として革新的な役割を果たしました。それと同じように、現代ではデジタル技術の急速な発展により、知識の共有の方法や学習方法が変化しています。
しかし、教育現場では、デジタル技術に慣れ親しんだ児童と、それに追いつけていない教師との間にギャップが存在しています。教師はデジタル技術に追いつこうと努力している一方、児童は変化のない学習環境に夢中になることを知らず、飽きてしまっているのが現実です。
この課題に対応するため、私たちは幼稚園から高校3年生までを対象に、STEMの概念を理解できるロボット工学を活用したデジタルシミュレーションプラットフォームの提供を開始しました。私たちは現在、学生が授業で学んだ知識を実社会で活用できるよう、さまざまな業界と連携しています。
これにより、STEM教育が社会に出た際に製造業、研究開発、宇宙など、あらゆる業界において役立つ実践的な学びを提供できるようになることを目指しています。しかし、この目標を達成するためには、私たちだけの力では限界があります。教育コンテンツ開発の強化・改善に共感し、シミュレーション実習に関心を持つ産業界との共創が不可欠です。
この共創を通じて、学校が社会に出たときに役立つ学びを得られる場として、教育現場の役割を再定義し、より多くの学生に社会とつながる学びを提供していくことを目指します。
共創で実現したいこと
【教育と産業のギャップを埋め、シミュレーションを活用した魅力的なSTEM学習の提供】
<共創イメージ例>
①産業:
シミュレーション ロボティクス ソフトウェアの共同開発
● 製造業や産業機器を扱う企業の人材開発チーム × Tech Up Advance
→教育訓練プログラムのコスト削減や時間短縮に繋がるシミュレーション実技や新規共同開発・実証実験
● 企業向け研修サービスを提供する企業様 × Tech Up Advance
→ある特定の業界に対するオンラインシミュレーション学習コンテンツの新規共同開発・共同提案
②社会的インパクト:
キャリアパスを構築し、教室の学びと実社会とのギャップを埋める
● 自治体 × Tech Up Advance
→デジタルシミュレーションを通じて高度なSTEM教育を従来コストの10分の1で提供可能に。
→学生1人1台がハードウェアのロボットを購入することはコストの面などで難しい現状も、デジタルシミュレーションにて1人1台を実現可能にし、将来に備えた人材開発を共に目指す
③学校:
ゲーミフィケーション シミュレーション ロボティクス ソフトウェアの新市場への拡販
● 幼稚園から高校3年生までのネットワークを保有する企業様 × Tech Up Advance
→シミュレーションベースのSTEM教育コンテンツを学校へ共同提案
上記はイメージの一例ですので、さまざまな業界の企業様とお会いし
ディスカッションを重ね共創イメージを膨らませていきたいと思っております。
※基本的には英語での会議となります旨、ご了承ください。
求めている条件
①産業
産業機器を扱う企業の人事、人材開発チーム、イノベーション部門
企業向け研修サービスを提供する企業様
従業員のトレーニングとスキル開発に重点を置いたチーム
技術訓練の刷新化を目指しており、費用対効果の高いシミュレーションベースの学習に興味がある企業様
DXやデジタルイノベーション領域を推進されている部門
新たな技術的知識の伝達方法を模索されている企業様
バーチャルな訓練ソリューションに興味がある企業
②社会的インパクト
地方自治体や公的機関と繋がりをお持ちの企業様
┗地方自治体
教育委員会
人材育成部門
産業振興課
┗公的機関
文部科学省・関連機関
産業人材育成団体
職業訓練機関
産学連携推進機構
③学校
┗学校関係者
K-12学校・教育機関
教員研修機関
STEM教育機関
┗教育関連企業
教育コンテンツ提供企業
STEM教育教材開発企業
Edtech導入企業
その他、弊社の事業にご興味をお持ちいただける企業様とは
さまざまな可能性を探索していけたらと思っております。
こんな企業と出会いたい
ビジネス領域
- 働き方改革
- 省人化
- 地域活性化
オープンイノベーション実績
株式会社アーテックとの共創(2020-現在)
┗デジタルツインシミュレーションプラットフォームの共同開発
┗物理的なロボティクス キットをインタラクティブなバーチャル学習環境に変換
┗シンガポール、マレーシア、日本での導入に成功
┗ハードウェアとソフトウェアの融合により新たな価値を創造
ヘルスケアの訓練イノベーション(2024-現在)
┗医療機関と協力して実技訓練のシミュレーションを開発
┗インタラクティブな学習を通じて医療プロセスを学習可能
┗アクセスしやすいデジタル トレーニング ソリューションの開発
GoTechUpのプラットフォームを通した教育イノベーション
┗「GoTechUp Junior」:幼児教育者と現場の意見を取り入れ共同開発
┗「GoTechUp Discover: Malaysia」:文化センターと地元の伝統を織り交ぜたSTEM学習を共同開発
┗上記は何れも、現場の専門知識を製品開発に組み込み、共同開発した例
企業情報
- 企業名
- Tech Up Advance Pte Ltd
- 事業内容
- 所在地
- NUS Enterprise Social Impact Hub, Singapore
- 設立年
- 2023年
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