- 更新:2025年07月14日
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”塩素化イソシアヌル酸”や”不溶性硫黄””イミダゾール”などの化学品で培った有機合成技術と製造技術を基に、「環境衛生」「材料の循環活用」「機能性材料開発」をテーマとした新たな事業開発にチャレンジしています。
四国化成工業株式会社

- 化学
- 半導体
- 課題解決No.6「安全な水とトイレを世界中に」
- 出資したい
- プロダクト(製品)共同開発
- 事業提携
- 買収したい
- 新市場の模索
- 大手企業
- 上場企業
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自社特徴
私たちは、四国化成グループの主力事業のうち化学品事業を担い、タイヤの原料、プール水の殺菌消毒剤、エポキシ樹脂の硬化剤、プリント配線板の耐熱型水溶性防錆材などを製造・販売する企業です。
1947年、香川県丸亀市で「二硫化炭素メーカー」として創業以来、「独創力」を企業理念とし独自性のある技術とニッチ領域への積極展開によって、現在の事業規模に成長してまいりました。
今後の新たなステージへの飛躍と2030年を見据えた長期ビジョン「Challenge1000」の実現に向けて、以下3部門で新規事業開発を目指しています。
▼各部門の特徴▼
【有機化成品(塩素化イソシアヌル酸)】
・塩素化イソシアヌル酸の製造において、国内初の量産化に成功
・プール用殺菌消毒剤「ネオクロール」などの製品を開発・製造
・独自の配合加工技術により、塩素化イソシアヌル酸を用いた高塩素・高アルカリ組成の製品を提供し、少量でも強力な漂白力や除菌力を実現
【無機化成品(硫黄化合物)】
・タイヤの主流となっているラジアルタイヤの製造に欠かせない不溶性硫黄「ミュークロン」を製造
・危険性の高い硫黄、二硫化炭素、硫化水素を工業レベルで安全に取り扱う技術及び工場を保有
【ファインケミカル(銅錯体)】
・1968年にイミダゾール化合物の製法を確立し、日本初の事業化に成功
・1969年にイミダゾールの応用製品である、プリント配線板などの電子部品用水溶性防錆剤の生産を開始
・現在は「電子部品」「半導体」「プリント配線板用薬剤」向けに高機能材料を開発/製造
提供リソース
●有機化成品(塩素化イソシアヌル酸)に関する技術・知見
・塩素化イソシアヌル酸を用いた殺菌剤、洗浄剤の設計/製造ノウハウ
●無機化成品(硫黄化合物)に関する技術・知見
・危険性の高い硫黄、二硫化炭素、硫化水素を工業レベルで安全に取り扱う技術
●ファインケミカル(銅錯体)に関する技術・知見
・複素環化合物を核にした有機合成技術
・プリント回路基板薬剤の配合ノウハウ
●顧客基盤
・プリント回路基板、電子材料分野の顧客・販売ネットワークなどの人脈
・バラスト水装置搭載船91隻の国内外船主(日本、韓国、ギリシャなど)、造船所(日本)
・レーヨン、タイヤメーカーとの連携網
・衛生製品メーカーとのネットワーク
●研究施設、工場
・共創企画によってR&D、工場の活用を検討可能
●研究開発部門、営業部門、事業企画部門のヒト・情報
・共創企画によって各部門との連携
解決したい課題
2030年を見据えた長期ビジョン「Challenge1000」の実現に向けて
新たな領域へのチャレンジを目指していますが
長年の間、既存市場で製品を展開してきたことで製品・製品用途は固定化され
新たなトレンドや技術を取り入れたアイディアが生まれにくい状況に課題を感じています。
パートナー企業様の技術・知見と、私たちのリソースを掛け合わせ
新たな価値創造に向けて取り組んでいきたいと考えております。
共創で実現したいこと
<共創アイディア例>
【有機化成品(塩素化イソシアヌル酸)】
●水環境・衛生の社会課題解決に繋がる事業の共創
・新たな感染症の発生を防止する除菌・殺菌消毒に関する事業
・日常生活から災害発生時など、あらゆる場面で安全で衛生的な環境を届ける事業
・塩素系殺菌剤の用途拡大
・非塩素系殺菌剤の開発・製造
・一般消費者向け家庭用洗浄剤の開発
【バラスト水管理システム(塩素化イソシアヌル酸、水処理装置)】
●製品の機能向上(改良)と設備の多用途展開
・バラスト水処理装置「MICROFADE®II」の機能向上とコストダウンを実現する
製造プロセスの探索
・「ろ過」、「薬液注入」の設備を活用した新たな水質管理製品の提供
(例:プール、入浴施設、養殖、水族館などでの水質管理)
【無機化成品(硫黄化合物)】
●硫黄を含有した化合物の共同開発
・ハンドリングの難しい硫黄や硫黄化合物の開発を通じて、新たな製品開発に貢献
・硫黄関連製品のリサイクルを通じて、サステナブルな社会に貢献する事業
・硫黄化合物を使用した製品を製造するメーカーや販社との共同製品開発
【ファインケミカル(銅錯体)】
●フィルム加工・コーティング事業の足掛かりとなる製品の共創
・新規製品として自社有機合成技術、配合技術を活用した銅回路形成用の銅錯体インクを開発中
・銅錯体インクを塗布したフィルムの製造
・銅錯体インクと回路基板製造用PETやPIフィルムとの密着性課題の解決
・銅錯体インクを、パートナー企業様の塗工技術を用いてフィルムにコーティング
上記はイメージの一例ですので、さまざまな業界の企業様とお会いしディスカッションを重ね共創イメージを膨らませていきたいと思っております。
求めている条件
●除菌・殺菌・洗浄を特徴にした製品を製造・開発するメーカーや販社
●硫黄化合物(硫化水素・二硫化炭素)を使用した製品を製造するメーカー
・タイヤ、電池、肥料、樹脂、医農薬中間体など
●塩素を活用しているモノづくり企業
●塗工装置メーカー
●受託塗工メーカー
●機器・設備設計の知見を有する企業
●船舶用工業製品、流体機器についての知見、造詣が深い企業
●産業用部品メーカー
●プラント設備設計に知見を有する企業
●大学、研究機関
●当社技術・知見との共創に可能性を感じていただける企業
【キーワード】
#除菌/殺菌/洗浄/塩素/非塩素/硫黄/塗工/塗装/大学/材料/メーカー
その他、当社の事業にご興味をお持ちいただける企業様とは
さまざまな可能性を探索していけたらと思っております。
こんな企業と出会いたい
ビジネス領域
- 電池
- 半導体
- 合成
- 課題解決No.6「安全な水とトイレを世界中に」
- 課題解決No.9「産業と技術革新の基盤をつくろう」
- プリンテッドエレクトロニクス
オープンイノベーション実績
研究開発部門が、製品毎に企業や大学、研究機関と共同開発をおこなっている。
また、オープンイノベーションチームが共創の窓口となって、製造・販売・開発の各部門の困りごとを社外のリソースを活用して解決する取組みを進めている。
企業情報
- 企業名
- 四国化成工業株式会社
- 事業内容
- 化学工業薬品の製造・販売 無機化成品:ラジアルタイヤ顆粒剤「不溶性硫黄(ミュークロン)」、化学繊維レーヨンの中間原料「二硫化炭素」など 有機化成品:プールや浄化槽の殺菌・消毒剤「ネオクロール」や、家庭用洗剤ブランド「WASHMANIA」,船舶バラスト水管理システム「MICROFADE®II」など ファインケミカル:銅回路の防錆剤「タフエース」、エポキシ樹脂の硬化剤「イミダゾール」、「半導体プロセス材料」など
- 所在地
- 〒763-8504 香川県丸亀市土器町東八丁目537番地1
- 設立年
- 1947年
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