• 更新:2025年07月19日

株式会社クォンタムフラワーズ&フーズ

株式会社クォンタムフラワーズ&フーズ
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自社特徴

中性子線育種技術を用いた革新的な生物資源開発のソリューションを提供することができます。 中性子線育種技術は、主に以下のような特長があります。 (1)自然界で稀に起こる突然変異を中性子線によって高効率に誘導し、従来の育種法に比べて最大1/3以下の期間で新系統を創出できる点が特徴です。 (2)中性子線の高エネルギー特性により、遺伝子の機能発現に影響を与える変異を高確率で起すことができます。 (3)植物だけでなく、微生物や細胞など多種多様な生物種への適用が可能です。 (4)本技術は非GMOであり、安全安心なアプローチです。

提供リソース

中性子線育種技術により、生物資源開発シーンにおいて、既存の手法では得られない、または得られにくい新しい遺伝的性質を持った変異系統を、突然変異誘発により作出できる。 また、大量の変異体群から効率的・効果的にスクリーニングする方法を提供できる。

解決したい課題

様々な生物種、あるいはそれを利用する業種に対して、中性子線育種を実証していただける企業様との連携。 これにより育種過程でのノウハウの蓄積とシステムの構築を行いたい。

共創で実現したいこと

中性子線育種を生物資源(農産物、産業用微生物、発酵技術など)の改良や開発のために、常に使われるスタンダード技術としていく。 世界中で認知され、利用される技術としていく。 そして、中性子線育種を核として、生物資源開発を伴走支援する資源開発コンサルティングカンパニーとなる。

求めている条件

微生物・植物由来素材を扱う研究開発型企業 農産物や微生物由来の素材などの製品化に向けた機能性改良・スピード育種を求めている企業 脱炭素・環境対応を見据えた技術を探索中の企業

こんな企業と出会いたい

ビジネス領域

  • FoodTech
  • 農業
  • AgriTech
  • 再生可能エネルギー
  • 遺伝子組み換え技術
  • 課題解決No.7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」
  • 課題解決No.13「気候変動に具体的な対策を」
  • ゲノム編集
  • 地球温暖化対策
  • カーボンニュートラル

オープンイノベーション実績

・オープンイノベーションとして、JST・OPEAR(食と先端技術コンソーシアム)への参画

https://opera.tsukuba.ac.jp/

・コギクの開花時期の晩生化(開花時期を需要期に合わせる)

https://qff.jp/technologies/


その他、非公開実績は多数

植物(種子、成長点、穂木、苗木、OC細胞、カルスなどへの照射)

朝顔 / 菊 / 小菊 / ストック / トルコギキョウ / カーネーション / バラ / イネ(日本晴、ササニシキ) / 大豆 / 小豆 / シロイヌナズナ / マイクロトム / トマト / ごぼう / 梨 / 人参 / キャベツ / ダイコン / ブロッコリー / レタス / サツマイモ / イチゴ / メロン / カモミール / 玉ねぎ / ネギ / 胞子 / 大葉 / ほうれん草 / セロリ / 小松菜 など

微生物(原核生物、真核生物、古細菌など)

微細藻類 / 酵母 / 大腸菌 / 乳酸菌 / バイオマス微生物叢 など

細胞体(動物細胞など)


企業情報

企業名
株式会社クォンタムフラワーズ&フーズ
事業内容
中性子線を利用した生物への突然変異誘発技術により生物資源の育種開発の受託を行っています。自然界で起こる突然変異のメカニズムを利用しており、植物、微生物、培養細胞など様々な形態の生物資源に適用でき、他の方法では実現できないような高効率の突然変異導入を行うことができます。
所在地
茨城県水戸市見川町2563-77ルレーブ見川2-101
設立年
2018年

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選択しているビジネス領域の企業

Sanatech Seed Co.,Ltd

私達は日本で初めてゲノム編集を利用して品種改良された種子を生産・販売している会社です。またCRISPRを使用した企業としては世界初です。1953年にDNAの二重らせん構造が発見されてから、人間、動物、植物など多くの生物の遺伝子構造が詳細に研究され、異なった遺伝子のそれぞれの役割が発見され続けています。最近では世界中の科学者による研究の末、2012年にクリスパー キャス ナイン(以下CRISPR)という技術が開発されました。この技術により生物の持つDNA配列を、的確に外部の他の種のDNAを導入することなく、狙い通り無駄なく遺伝子編集が可能となりました。ゲノム編集技術は次世代の農作物開発にとって大きな可能性を秘めており、食料の持続的な確保と同時に栄養、加工、貯蔵、健康(アレルギー誘発の減少など)面からの食料の品質改善に貢献するものと思われます。その商品第一号となる品種は通常の4~5倍のGABAを含有するトマトです。GABAの含有量を増やした食品は血圧を下げる、睡眠の質を高めることなどが知られています。従って、高GABAトマトは“健康に良いトマト”と言えると思います。私達は2021年に種子の試験販売を開始し、世界初のゲノム編集による高GABAトマトが同年末に店頭に並ぶことを目指しています。この高ギャバトマトは筑波大学の江面浩教授とそのチームがGABA蓄積量に関連するトマト遺伝子の改編をCRISPRを使って行い開発しました。このギャバ含有量を増やす方法は、更に大きな公共の利益のために、他のトマト品種のみならず他の作物でも利用できます。私達は今後も、こうした消費者の健康に役に立つトマトや他の作物を改良して行くつもりです。

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Sanatech Seed Co.,Ltd