- 更新:2025年05月30日
『鶏卵バイオリアクター』で新たな製品・事業を協創しませんか?
コスモ・バイオ株式会社

- ヘルスケア
- ゲノム編集
- 細胞培養
- プロダクト(製品)共同開発
- リソース提供(既存技術の提供・特許流用の検討など)
- リソース探索(技術・アイディアなどを探したい)
- 事業提携
- 新市場の模索
- 上場企業
プロジェクトメンバー
責任者
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自社特徴
鶏卵バイオリアクター技術は、
1. ニワトリの初期胚から始原生殖細胞(将来、生殖細胞になる細胞, PGC)を単離、ゲノム編集技術により任意の目的遺伝子を導入し、作製した遺伝子ノックインPGCを初期胚へ移植、生殖巣キメラニワトリ(G0世代)を作出
2. G0世代の生殖巣キメラオス(ノックイン型精子を持つ)と野生型メスを交配し、遺伝子組換えニワトリ(G1世代)を作出
3. G1世代組換えメスは卵白内に組換えタンパク質を発現した卵を生産する
というものです。
本技術を用いることで、
・卵1個に100~500mg程度の目的タンパク質を発現できます
・作出した遺伝子組換えニワトリは野生型との交配で後代を確保できます
・ニワトリの羽数で生産スケールの調整が可能です
つまり、組換えタンパク質の生産設備(=遺伝子組換えニワトリ)の更新・規模拡大がきわめて低いコストで実現できます。
提供リソース
鶏卵バイオリアクターは受託サービスを展開しております。
サービスURL:https://www.cosmobio.co.jp/tamago/index.html
以下のリソースを提供可能です。
・産業技術総合研究所(産総研)の保有する遺伝子改変ニワトリの作製技術(ライセンス契約済み)
・CRISPR/Cas9のゲノム編集技術(ライセンス契約済み)
・当社の保有する細胞培養技術、飼育ノウハウ、タンパク質精製ノウハウ
・遺伝子組換えニワトリ飼養設備(拡散防止措置P1Aレベルの鶏舎)
・ヒト型に近い糖鎖修飾の組換えタンパク質産生技術
解決したい課題
現在、鶏卵で組換えタンパク質を生産する事業をおこなっている他の事業体はなく、産総研との共同研究により同所の特許技術を基盤とした独自ノウハウも保持しているため模倣は困難で、希少性・競争優位性があります。
共創で実現したいこと
組換えタンパク質は、基礎研究、医療や様々な産業分野において欠かせないツールですが、生産や設備のコストが高いものです。当社は鶏卵という食べられる安全なホストを用いて、安価に大量の組換えタンパク質を生産する技術を有しています。本技術特性を活かして新たな活用分野を開拓し、人々の生活を豊かにしていきたいと考えています。
求めている条件
当社の鶏卵バイオリアクターの特性を最大限活かしたモノづくり、新規事業やサービスの創出を一緒におこなっていただけるパートナー企業様を募集しています!
こんな企業と出会いたい
ビジネス領域
- FoodTech
- AgriTech
- ヘルスケア
- 美容
オープンイノベーション実績
①「Toshiba OPEN INNOVATION PROGRAM 2022」への参加
量子インスパイア―ド最適化ソリューションSQBM+(量子力学の原理に基づく疑似量子の研究から生まれた大規模な組合せ最適化問題を高速に解決するイジングマシン)を活用した、薬剤候補ペプチド配列の最適化方法の検討と実証に参画。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3386/tdnet/2168919/00.pdf
②公的機関との共同研究で、鶏の卵の中に組み換えタンパク質を大量に発現させる技術を事業化しております。
https://www.cosmobio.co.jp/product/detail/mass-scale-recombinant-protein-production-service-using-chicken-egg-bioreactor-tmg.asp?entry_id=35906
また、公的機関やベンチャー企業様との共同研究を積極的に行っております。
企業情報
- 企業名
- コスモ・バイオ株式会社
- 事業内容
- 国内・海外の研究者向けに研究用試薬、受託サービスの販売を行っております。また、研究所にて独自の試薬の開発・製造、受託サービスを提供しております。
- 所在地
- 東京都江東区東陽2-2-20
- 設立年
- 1983年
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