- 更新:2020年03月06日
化粧品用素材の研究・開発、機能評価
帝京大学医真菌研究センター
- 再生医学
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責任者
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自社特徴
本センターでは、長年にわたり病原真菌種の臨床分離株を収集、保存してきており、これらは国内有数のTIMMコレクションとして、国内外の研究機関において広く活用されている。また同時に、これらの真菌株を用いた抗真菌薬の薬効評価などを他大学や企業とも多数行ってきた。さらに近年は、真菌に対する新たな戦略として、抗真菌薬だけでなく、天然物あるいは天然物由来の化粧品用素材、食品素材を用いた真菌感染からの予防、皮膚や粘膜の保護の可能性について検討を進めている。すでに共同研究成果を基にした食品、および化粧品が上市されている。
提供リソース
●化粧品用素材の抗真菌、抗炎症作用に関する機能評価
●新規化粧品素材の提案、エビデンス取得に関する相談、学術誌投稿などの支援
●研究用真菌種の分譲
共創で実現したいこと
近年の研究により、真菌は水虫やカンジダ症などの疾患だけでなく、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患や、皮膚や粘膜などにおける各種炎症に関与していると考えられています。これらの関連研究分野に興味をお持ちの企業・研究機関の方、特に自社商品の抗菌・抗炎症効果に関心があり、これらを商品の付加価値として活用したいとお考えの方、ぜひお気軽にお問合せください。
求めている条件
当センターでは、大学の知財センターなどの関係部署と連携を密にするなど、学術研究を推進させるだけでなく、研究成果を基にした商品化も強くサポートする体制を整えています。実際に、これまでに共同研究を行ってきた企業や研究機関の皆様とは、基礎的な研究からヒト介入試験までの研究活動、商品化、上市後の広報・広告活動に至るまで緊密な連携を取りながら活動してきました。これからも、こうした協力関係の基で研究を推進し、商品・事業を共創したいと考えています。
オープンイノベーション実績
[ 窓口 ]
帝京大学医真菌研究センター
助教 羽山 和美
Tel: 042(678)3256
E-mail: hayamak@main.teikyo-u.ac.jp
[ プロフィール ]
2008年10月~ 2017年3月 帝京大学医真菌研究センター 助手
2010年4月~
天然物質を有効成分として含有するカンジダ症予防のためのオーラルおよびスキンケア製品開発プロジェクト開始。プロジェクトリーダーを務め、企業との共同研究開発を経て、オーラルケアキャンディや化粧品、歯磨き剤などの開発、製品化に携わる。
2016年3月 博士号取得(薬学)
食品成分を用いた口腔カンジダ症予防・治療法開発のための基礎および応用研究 :Candida albicansに有効性を示す天然物質の探索の研究集大成をまとめ、上記表題で博士号(薬学)を取得。
2018年4月~現在 帝京大学医真菌研究センター 助教