- 更新:2022年08月09日
竹のバイオマス利用による地球温暖化防止と人にも地球にも優しい環境づくりを目指しましょう
日本バイオリファイナリー株式会社

- 食品加工
- スタートアップ
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自社特徴
当社は東京電機大学発のベンチャー会社です。同大から特許専用実施権を取得して、企業や自治体へ提案・事業化に向けてのコンサル、サポート、OEM供給を展開していくのが狙いです。
当社の特徴としては、国内各地にみられる竹のバイオマス利用の特化しているところです。
竹の一生は100~120年と言われており、長生きなイネ科の植物です。根元からきれいに抜かない限り、竹を伐採しても、また生えていくるのが特徴です。
竹は4~6年で成長します。これはスギやヒノキなどの成長に比べ、10倍ほど早いスピードになり、また上記でも述べておりますが、伐採しても何度も生えてきますので、成長サイクルとしては非常に早いということになります。
竹は成長スピードの速さから、他の樹木と違い、光合成が活発で、地球温暖化の要因と言われるCO2を多く吸収します。しかしながら、成長期を過ぎると光合成が減少し、更に年月が過ぎると光合成をしなくなるどころか、酸素吸収をすると言われております。
また長い期間放置してしまうと、土壌の脆弱性による土砂崩れを誘引したり、他樹木(スギやヒノキ、自然林等)と混在すると他樹木が枯死してしまうという「竹害」が深刻化してしまうという問題も抱えております。
当社は、成長期が終わるころの6年目の竹を計画的に伐採してCO2の吸収力を維持・拡大しつつ、伐採した竹に加工を加え、竹に含まれる成分を抽出・発酵等をしたものをバイオマス利用することで、石化資源に頼らない、環境にも人にも提案を目指しております。
例えば、抗酸化・保湿性のある化粧品原料、汚泥土壌(VOC)の改良剤、整腸作用の食品原料等、様々な用途として活用できます。
東京電機大学では基礎研究として竹に関する開発研究を進めてきました。
当社はそれを更に発展させるべく、企業や自治体の事業化・製品化に向け、企業や自治体の方に寄り添う形でサポートしていきたいと考えております。
提供リソース
①竹抽出水(BMW)
竹にある加工を加えると、竹の抽出水を取り出すことができます。
竹抽出水は抗酸化性があり、皮膚の老化防止に効果があると思われます。
当社では竹抽出水のノウハウ提供・コンサルサポートは勿論、OEM供給も可能です。
②竹エキス(BOS)
竹を粉砕・発酵させ、エキスを取り出します。
竹エキスは①と同じ、抗酸化性だけでなく、保湿性にも効果があると思われます。
これについてもノウハウ提供、コンサルサポート、OEM供給が可能です。
③バイオレメデーション(BP-2 、BX=3)
①②の生産での残滓を活用して、汚染土壌(VOC汚染土、石油汚染)の浄化に効果を発揮します。
これは土壌の中に微粉砕した残滓を少量混ぜ込むと土壌の中の土壌浄化する菌を賦活させるというものです。
掘削して土壌を入れ替えたり、有機溶剤で浄化するより、天然素材を活かした環境利用として効果的です。
④食品素材
筍やメンマなど、従来、竹は食品として食されてきましたので、口に入れても衛生的には問題ありません。
但し、繊維質が多いので竹を粉砕して口に入れたら、口部やのど部に影響が出てしまいます。
これについても加工して食することが良いと思われます。
竹の発酵によって整腸作用に良いと言われる乳酸菌が多く摂取できます。これについても提案・サポート
をすることができます。
解決したい課題
共創で実現したいこと
求めている条件
企業情報
- 企業名
- 日本バイオリファイナリー株式会社
- 事業内容
- 東京電機大学発のベンチャー会社で、東京電機大学理工学部生命科学研究室で研究開発したものを特許専用実施権を取得して、企業や自治体へ提案、事業化に向けてのコンサルサポート、OEM生産の展開していく会社です。 西日本中心に国内各地にある竹のバイオマス利用に特化しております
- 所在地
- 東京都足立区千住旭町38-1 創業支援施設アネックス「かけはし」内
- 設立年
- 2019年
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