- 更新:2023年09月06日
産学連携強化中!世界トップレベルの研究開発が強みの広島大学と共創しませんか?
広島大学オープンイノベーション事業本部

- コンサルティング
- プロダクト(製品)共同開発
- 共同研究
- 教育研究機関
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自社特徴
広島大学は、日本屈指の総合大学として自然科学・人文社会・社会科学など、
すべての研究分野をカバーしており、世界トップレベルの研究が多数あります。
最新の研究で得た技術シーズをサービス・プロダクトに応用し、
スピードをもって社会実装につなげるためには、企業との連携が欠かせません。
広島大学では産学連携を強化するため、学長直轄となる組織
「オープンイノベーション事業本部」(略称:HOIP)を設置し、
企業との共同研究や共同開発を推進しています。
HOIPの強みは、ビジネスに精通する民間企業出身のスタッフが多数在籍していること。
専門性が高い研究内容をわかりやすく説明することはもちろん、
どのような領域で活用できるか企業目線で考えることができるスタッフが間に入り
企業と大学研究者を橋渡しをすることで、最新研究技術の実用化につなげています。
提供リソース
広島大学では様々な分野で日々多数の研究開発が進んでいるため、
あらゆる領域で活用できる技術シーズがあり、いずれも提供可能です。
<例>
● 脳は嘘をつかない。ワクワクを可視化する感性メーター
脳波計を用いて「驚き」「期待」「発見」などのワクワクした気持ちを
定量測定できる世界初の技術です。
脳科学、心理学の分野でワクワク感は「快・不快」の2軸で判定されてきましたが、
時間の概念を含んだ「期待」も入れた3軸で測定することで、
より正確に感情を定量データとして取得することができます。
現在はウェアラブルでワイヤレスな高精度脳波計で計測していますが、
1-2年以内にはスマホとセンサーのみで計測できるよう、研究を進めています。
実用化シーン:
・新商品開発のモニターヒアリング
これまでの一般的な調査ではユーザーの本音や無意識に感じている好き嫌いを
正しく知ることはできませんでした。
感性メーターを活用し、ユーザーの脳に聞くことで、偽りない意見を知ることができます。
言語化することが難しい評価(住空間やデザイン、居心地など)も可視化することができます。
・メンタルヘルスや福祉
医療現場や高齢者など、感情を表に出すことができなくなっている方たちの
意思疎通の手段としても活用可能だと思っています。
今後より簡素な計測ツールを開発し、感情をリアルタイム測定することで、
家族や介護者とのコミュニケーションをサポートできると考えています。
・芸術、エンタメ、サービスなどの評価
映画、テレビ番組、CM動画、音楽、飲食をはじめとする各種サポートなど、
体験がもたらすワクワク度を時間を追って経時的に数値化することができます。
内装、音楽、接客、シーン、どの時点でどれだけ期待感が高まったかなど、
それぞれの要素での満足度を個別に測ることで、満足度の高い作品やサービスを
生み出すサポートができると考えています。
● 眼球運動を活用した学びにつながる教材開発
教師(専門家)と生徒では、知識量だけではなく、「どこに注意を向けやすいか」が違います。
教材を見るときのその視点の違いを眼球運動を測定しながら研究することで、どのような教材にすれば教師にとっては自然な「読み方」「見比べ方」「注意の向け方」が生徒もできるようになるのかを知ることができるため、より深い学びにつながる教材を作ることができます。
実用化シーン:
・(紙媒体・電子媒体問わず)あらゆる分野での教材の開発
・オンライン学習コンテンツの開発 など
上記以外にも、多数の研究が進んでいます。その他技術シーズに関しては、
下記のURLをご確認ください。
https://hoip.hiroshima-u.ac.jp/faculty-and-research/
解決したい課題
広島大学は「自由で平和な一つの大学」という建学の精神に基づき、
「持続可能な発展を導く科学」の創生を目指した活動を展開していますが、
どんなに優れた研究も社会実装できなければ持続可能な発展に寄与できません。
様々な企業様との共創で、世界トップレベルの研究技術を応用した
サービスやプロダクト開発を推進することで、
グローバル化や科学技術の進歩、気候変動の進展等で複雑・深刻化する社会課題を
解決したいと考えています。
また、大学内に「オープンイノベーション事業本部」やSDGsの取り組みを統括する広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(NERPS)を設置するなど広島の大学として積極的にオープンイノベーションやSDGsに取り組み、
持続可能な社会実現への貢献や地方創生を牽引する核としての役割を果たしてまいります。
共創で実現したいこと
広島大学では様々な分野で優れた最新の研究開発が日々進められていますが、
社会実装するための実証実験の場や利用時の課題抽出などが不足しています。
当大学の各技術シーズとシナジーがある事業をされている企業様との共創で、
最新研究技術の社会実装に向けて、共同研究や共同開発を進めたいと思っています。
私たちが想定している活用シーンだけではなく、あらゆる方向で最新研究技術が
応用されて社会実装されることを期待しているため、
当大学のもつ技術シーズに可能性を感じていただける企業様と
幅広くディスカッションさせていただきたいです。
求めている条件
・当大学が持つ技術シーズとシナジーがある事業を展開されている企業様
・最新研究を活用した新規事業を一緒に推進していただける企業様
・大学とのアカデミックな共同研究開発に興味をお持ちの企業様
その他、当大学に興味をお持ちいただいた企業様、ぜひお気軽にご連絡ください!
オープンイノベーション実績
●マツダ株式会社様
ものづくりのバリューチェーン全体をデジタル化するための共同研究を実施中
https://hoip.hiroshima-u.ac.jp/case/mazda/
●コベルコ建機株式会社様
広島大学内に「コベルコ建機夢源力共創研究所」を設立し、
学術的な成果を目指した共同研究を実施中
https://hoip.hiroshima-u.ac.jp/case/kobelco/
企業情報
- 企業名
- 広島大学オープンイノベーション事業本部
- 事業内容
- 企業の事業戦略に深くかかわる大型共同研究の組成・推進
- 所在地
- 広島県広島市南区霞1-2-3 研究棟E1階
- 設立年
- 2019年
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