- 更新:2025年08月22日
- 返信率:75%
廃棄されているものをクッションやキーホルダー等にアップサイクルすることで、ごみの少ない社会を実現する
株式会社澤田棉行

- 環境問題
- 課題解決No.12「つくる責任つかう責任」
- プロダクト(製品)共同開発
- 共同研究
- リソース探索(技術・アイディアなどを探したい)
- 事業提携
- 新市場の模索
- 中小企業
プロジェクトメンバー
責任者
プランのアップグレードで企業責任者情報を確認いただけます
プラン詳細はこちら
自社特徴
弊社は1880年の創業以来、繊維の原料卸売と不織布製造販売を軸にしてきました。
不織布製造では他社では製造しづらい天然系繊維での製造が可能なほか、耐炎化繊維などの扱いが難しいものも取り扱い可能です。
創業時に紡績業で機械から落ちて捨てていたわたを寝具業界に売っていたことから、廃棄物のアップサイクル事業を開始しました。自社内外のリソースを用いて、様々な残渣物を資源に換える取り組みに参画しています。
・自治体の焼却処分場に集められた廃棄布団を回収し洗浄してワタに戻した物
・スポーツ競技場で観戦時に飲んだビールのカップを回収し洗浄してワタにもどしたもの
・テーブルクロス製造時に出る端材
・コロナ禍を過ぎて不要になった廃棄アクリル板
・不織布商品製造時の端材
・コーヒーフィルター製造時の端材
その他、それまで捨てられていた様々なものを使ってクッションやキーホルダー等を製造しております。
提供リソース
不織布製造ではかさ高、高目付のもので製造可能です。また夾雑物の多い天然繊維でも製造可能です。
ぬいぐるみ・クッションの吹き込み機で製造可能です。
廃棄物のアップサイクル事業で、主に植物性の残渣物(コーヒー粕等)を提供可能です。
各種ノベルティグッズ製造承ります。
解決したい課題
弊社では、これまで廃棄されていた様々なものを、スポーツチーム向けを中心としたさまざまなグッズ・アイテムに作り替えています。まず第一に、弊社のグッズをご採用頂くことで、物理的に廃棄物削減し次世代へごみの少ない地球を繋いでいくことができ、企業のSDGs活動をアピールすることができます。
しかしながら、世の中は様々な廃棄物で溢れています。現在弊社で解決できている廃棄物の種類も少ないのが現状です。そこで弊社第二の役割として、廃棄と技術を繋ぐことで世の中をもっとごみの少ない社会にしていきたいと考えています。こんな廃棄があります、もしくはこんな技術があります、といった入口と出口をつなぐおてつだいをさせていただきます。
共創で実現したいこと
これまで廃棄されてきたものに価値を与え、世の中からごみを減らします。
SDGsは日頃の活動の延長線上にあるべきだと考えています。無理をせず、身近なところから、活動自体がサスティナブルになるような関係を築いていきましょう。
こんな企業と出会いたい
ビジネス領域
- 製造
- 加工
- 環境問題
- 課題解決No.12「つくる責任つかう責任」
- 課題解決No.14「海の豊かさを守ろう」
- 課題解決No.15「陸の豊かさも守ろう」
オープンイノベーション実績
スポーツ向けでは廃材をアップサイクルさせたグッズとしてJRA(日本中央競馬会)様のグッズを製造しております。その他、慶応義塾大学野球部様、東京大学野球部様、INAC神戸様等ともアップサイクルグッズを共創しております。
ペット業界向けでは小動物の敷材として、医療用脱脂綿製造時の端材やコーヒーフィルター製造時の端材をアップサイクルさせたアイテムを共同開発しています。
産業用資材向けでは廃棄布団由来の水油吸着材を製造、造船所様やアイスクリーム工場様等にてご使用いただいております。
自治体の焼却処分場に運ばれてくる布団をわた状態に戻す企業様が加工先を探しており、難しい繊維の取り扱いに慣れているということで弊社との取り組みを開始、試行錯誤を経てシート化に成功しました。この取り組みを拡げる事で、2%と言われている寝具業界のリサイクル率改善を図っております。
企業情報
- 企業名
- 株式会社澤田棉行
- 事業内容
- ①繊維原料卸売事業(寝具向け等)②不織布製造販売事業(フィルター、断熱材等、ペット業界、車輛業界向け等)が主力で、新規事業として③廃棄物のアップサイクル事業を行っております。
- 所在地
- 兵庫県姫路市西今宿3-9-10
- 設立年
- 1880年
プランのアップグレードで企業情報をご確認頂けます
プラン詳細はこちら