• 更新:2025年05月28日

マイクロ波を用いた機能性天然繊維開発の実用化に向けた取り組み

みなも株式会社

みなも株式会社
  • アパレル・ファッション
  • 繊維
  • 環境問題
  • プロダクト(製品)共同開発
  • 共同研究
  • リソース提供(既存技術の提供・特許流用の検討など)
  • リソース探索(技術・アイディアなどを探したい)
  • 中小企業
  • 地方発ベンチャー
  • スタートアップ

プロジェクトメンバー

責任者

プランのアップグレードで企業責任者情報を確認いただけます

プラン詳細はこちら

自社特徴

【事業内容・特長】

マイクロ波加熱は、熱プロセスの時間短縮や省エネ効果が期待でき、生産性向上やCO2排出抑制などに貢献できる技術です。このマイクロ波加熱を幅広い産業に利用できるよう装置開発と技術導入のサポートを行っています。CTOが、前任の国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下「産総研」と表記)で20年間マイクロ波化学プロセスの研究開発に従事した知見を生かとともに、加熱対象の物性やマイクロ波の特徴を考慮した科学的知見をベースとし、お客様のニーズに寄り添った、装置開発や技術導入のコンサルティングを行います。導入検討を迅速に行う、理化学用マイクロ波装置やシミュレーションアプリの開発・販売を行っています。


【アピールポイント】

国立研究開発法人 産業技術総合研究所で、20年間研究開発に従事したマイクロ波化学プロセスについて、学術研究だけでなく実用技術として社会実装に関わる活動を志しています。マイクロ波加熱は、自然エネルギー由来の電力を利用することでCO2排出量の大幅な削減効果が期待できます。お客様事業における、加熱時間の短縮や消費電力の削減などの付加価値向上とともに、環境問題への貢献を実現するための方策について、具体的提案を心がけます。

提供リソース

■既存事業

・マイクロ波技術導入コンサルティング

マイクロ波は目に見えないこと、物質により発熱特性が異なることなど、他の加熱方法に比べて、制御が難しい技術と言えます。また、法規制への対応も必要となります。みなも株式会社は、マイクロ波加熱の研究分野で20年間携わった経験を生かし、お客様の環境でマイクロ波加熱の技術導入を加速させます。


・ハードウェアーマイクロ波加熱実験装置

マイクロ波加熱による効果を検証するための実験装置や、研究環境構築のお手伝いをします。小型・組込が容易な半導体式マイクロ波加熱装置をコアとし、1200℃までの加熱制御実績がございます。


・ソフトウェアー電磁界分布可視化アプリ:

お客様所有や導入予定のマイクロ波加熱装置に対して、電磁界分布や温度分布を可視化するアプリを提供します。これにより、試験結果の考察や、プレゼン資料作成、トラブル対策などに役立てることができます。


■新規事業

・マイクロ波を用いた機能性天然繊維の開発

化学繊維はマイクロプラスチックの流出の問題があるが、天然繊維は生分解可能なため、その問題は生じない。化学繊維から天然繊維への展開が必要だが、天然繊維は従来機能性を付与させることが難しく、ユーザーニーズに応えられず、転換が進まない現状がある。本技術(特開2020-007694)では天然繊維の中空構造に機能性粒子を付与し、抗菌/抗ウイルス、防臭、防虫、難燃など様々な機能性を付与できる。この技術で天然繊維が様々なユーザーニーズに応えられる世界を作る。

解決したい課題

・本技術の活用領域への提案

・共同開発

・資金調達

共創で実現したいこと

シーズ技術である「マイクロ波を用いた天然繊維への機能性付与技術」を実用化し、環境問題に寄与していきたいと思っています。

本技術をどの領域に活かすのかなどの市場調査観点や、研究開発を一緒に行ってくださる企業様を探しております。

求めている条件

特にございません

こんな企業と出会いたい

ビジネス領域

  • アパレル・ファッション
  • 紙・パルプ
  • 繊維
  • 製造
  • 加工
  • 課題解決No.13「気候変動に具体的な対策を」
  • 地球温暖化対策
  • リサイクル

オープンイノベーション実績

・FTCビジネスアイデア事業化プログラム採択(https://www.fipo.or.jp/ftc)

 └成果発表会動画(後日公開予定)

・展示会出展

 └Multiphysics conference2022(秋葉原) 2022/12/9 出展

 └新機能性素材展2023(東京国際展示場) 2023/2/1-2/3 出展

 └INCHEM TOKYO2023(東京国際展示場) 2023/9/20-22

企業情報

企業名
みなも株式会社
事業内容
自社製品 :小型マイクロ波装置(ハード)/装置内電界分布アプリ(ソフト) 協働開発等:実験環境・装置の設計・構築/コンサルティング 新規事業 :マイクロ波を用いた機能性天然繊維の開発
所在地
宮城県仙台市青葉区愛子東4丁目22-3
設立年
2022年

プランのアップグレードで企業情報をご確認頂けます

プラン詳細はこちら

選択しているビジネス領域の企業

Hmcomm株式会社

当社は国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)から音声認識技術を移転されたベンチャー企業です。独自の音声認識技術を持っており、日本語や企業内用語・業界専門用語に特化した音声認識技術を保有しております。①音声認識技術(言語): 日本語の要約や、音声認識などをコア技術として、AI電話オペレーター、コールセンター向けソリューション、音声自動帳票入力などの製品を展開しております。②異音検知技術(非言語): AIによる異常音検知の研究開発を行っております。人が耳で聞いて判断している音を、AIで判定できるようにします。現場の省力化や、属人化防止、安定的な予兆監視などに役立つ技術です。 当社は音の分析とAIに関するノウハウを保有しており、「異常音検知」に関する技術の研究開発を行っております。例えば、機械の故障音検知(工場)、豚の咳くしゃみ検知(養豚)、ヒトやペットの心臓音検知(医療)、足音検知(広告)といった分野で実証実験を行っております。

  • 認定SU
  • 共創プログラム採択実績あり
  • プロダクト(製品)共同開発
  • 共同研究
  • リソース提供(既存技術の提供・特許流用の検討など)
  • 事業提携
  • プロジェクト・イベント型(期間限定)での協業
  • 新市場の模索
  • 大学発ベンチャー
  • 3カ月以内の提携希望
  • 6カ月以内の提携希望
  • スタートアップ
Hmcomm株式会社

株式会社ストリートデザイン

有機物のグリーンエネルギー化プロセス及びシステム特許技術を実用・商用化展開しています。今現在は、地球温暖化効果ガス(二酸化炭素CO2)排出削減の為の脱炭素・水素社会構築に貢献できる事から、有機系廃棄物を合成ガス化しグリーン水素を製造するプラントとして提供できます。 現在の水素製造は、天然ガスからの水蒸気改質や水の電気分解から製造されている水素が主で、それらの方法で水素を作る際に化石燃料由来、二酸化炭素(CO2)を排出しているため、”グレー水素”と言われています。弊社の提供するプラントシステムでは、二酸化炭素を排出しない為、安定的に”グリーン水素”と言われる水素エネルギーを生成できる事が特徴になります。 また、投入物が、これまで焼却処分で処理処分されていたためにその処分の際に二酸化炭素を排出してしまいます。その分の二酸化炭素排出も削減できることから、地球環境に対し大きく貢献できるシステムになります。 また、水素インフラが整い安定的な水素の需要が確立されるまでは、弊社のシステムにて生成されたグリーン水素とCO2から、触媒を通してe-メタノール化(グリーン液体燃料)として工業原料やSAFへの展開が可能です。 廃棄物問題、エネルギー問題、脱炭素、気候変動対策への貢献として国内外での需要があります。

  • リソース提供(既存技術の提供・特許流用の検討など)
  • 事業提携
  • 資金調達したい
  • 新市場の模索
  • 中小企業
  • スタートアップ

マイクロ波化学株式会社

マイクロ波化学株式会社は、電子レンジにも使われている「マイクロ波」を活用した独自のテクノロジーを開発し、製造プロセスに変革を起こす事をミッションとする企業です。2007年創業より、エネルギーの伝達手段としてのマイクロ波技術を開発、独自の技術プラットフォームを構築して参りました。具体的に、2つのデザイン技術からなる技術プラットフォームを持っています。一つ目は、お客様の課題や対象物に応じてマイクロ波反応条件を設計する「反応系デザイン」、もう一つは、シミュレーションを駆使することで、マイクロ波の分布や制御を実際の製造設備に反映する「反応器デザイン」になります。 これらの技術プラットフォームを用いて、2014年に世界で初めてとなるマイクロ波化学プラントを完工しています。 また近年では電化によるカーボンニュートラルの社会的要請もあり、当社の活動領域は石油化学、ガス化学、ケミカルリサイクル、電池材料といった無機物個体焼成等、多岐に広がっております。 当社の特長として、自社で研究開発部隊、エンジニアリング部隊の両方を保有しており、ラボフェーズにおけるコンセプト検証から商業規模のプラント建設までOne stopでお客様と伴走しながらソリューションを提供して参ります。

  • 事業提携
  • 大学発ベンチャー
  • スタートアップ
マイクロ波化学株式会社