- 更新:2025年08月25日
鹿児島の象徴である火山灰「シラス」から生まれた農業資材を活用し、新たな農業支援モデルを共創しましょう。
合同会社ethicalT.
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自社特徴
私たちは、火山灰「シラス」を原料とした農業資材・スキンケア・洗浄剤等の製品開発と販売を行う、鹿児島県の企業です。
鹿児島の象徴である火山灰「シラス」が地域にとって“厄介者”とされてきた現状に課題意識を持ち、「理念に基づく、自然にも人にもやさしい資源活用」をテーマに、2024年5月にethicalT.を設立しました。
(国内でシラスバルーン加工技術を量産できる数少ない企業豊和直株式会社の加工製品事業を分社化し設立)
地域資源の新しい活かし方と新しい農業技術を探求し、現在は火山灰「シラス」を原料とする土壌改良資材「オリジンジオ®」の開発・普及・利便性向上に注力しています。
単なる製造販売ではなく、「人と自然をつなぐ循環型社会の創出」「地域と地球環境の両方に貢献する製品づくり」に繋がる共創事業を目指していきたいと考えております。
提供リソース
●火山灰「シラス」を原料とする土壌改良資材「オリジンジオ®」
・高温加熱処理により風船状に加工したシラスバルーンを活用した、
有機JAS表A.1適合資材のバイオスティミュラント(環境ストレス対策資材)
●実証試験データ
・オリジンジオ®の活用前後を比較したデータ
(例:微生物の共生率、生育状況、農家からの報告を集約)
●地元ステークホルダーとのネットワーク
・鹿児島市との連携
・JA鹿児島県経済連生産者(農家 など)
・鹿児島大学
解決したい課題
【テーマ01】「オリジンジオ®」の普及
「オリジンジオ®」の普及によって持続可能な農業に貢献したい、という思いのもと、活用促進活動、実証実験を行っております。
実際に、JA鹿児島県経済連生産者や地元農家(トマト・さつまいも・かぼちゃ・なす など)と連携した実証実験では「土がふかふかに!野菜の味が濃くなった!」との声をいただいております。
しかしながら、現在は鹿児島県内や近隣農家との取り組みに留まっており、さらなる普及のためには地域の垣根をこえ、パートナー企業様と連携した取り組みが不可欠であると考えております。
【テーマ02】】「オリジンジオ®」の利便性向上
「オリジンジオ®」は粉体であるため、手やカップで散布しており、時間と手間が掛かることに課題を感じています。
普及促進のためには、散布時の活用シーンや農場の規模に合わせた利便性を向上する必要がありますが、私たちだけでは散布器の開発が行えずパートナー企業様との連携が必要だと感じております。
【テーマ03】「オリジンジオ®」の機能を活用した新素材開発
「オリジンジオ®」を農業以外の領域でも広く普及するため、バイオスティミュラントとしての機能(高温や長雨、干ばつ、日照不足などに強い植物を育てる)を生かした新素材開発に取り組みたいと考えております。
共創で実現したいこと
【テーマ01】「オリジンジオ®」の普及
地域の垣根を超え、「オリジンジオ®」普及のための実証事業を展開
<共創イメージ例>
・農園(レンタル農園含む)運営企業様と土壌改良の効果検証
・自治体、地方創生支援企業とともに、耕作放棄地を有効活用するための
土壌改良
・農業資材の販売を手掛ける企業様との共同展開
【テーマ02】「オリジンジオ®」の利便性向上
散布課題を解決する手段の検討・実証
<共創イメージ例>
・農機具メーカー様と粉体資材を散布するためのアタッチメント開発
・小型機器メーカー様と家庭菜園・小規模農家向けに適した簡易散布器の共同開発
・ドローン開発企業様と中〜大規模圃場への効率的散布技術の共同検証と開発
【テーマ03】「オリジンジオ®」の機能を活用した新用途開発
・農業以外(樹木・花・盆栽で利用する園芸資材 など)での活用用途探索
・研究機関、素材メーカーとの新素材研究・開発
上記はイメージの一例ですので、さまざまな業界の企業様とお会いし
ディスカッションを重ね共創イメージを膨らませていきたいと思っております。
求めている条件
・農園(レンタル農園含む)運営企業様
・地方創生支援を行う企業様
・自治体および自治体との連携パイプを有する企業様
・農業機械メーカー様
・精密機械メーカー
・小型散布器製造技術を有する製造企業様
・ドローン開発企業様
・素材メーカー様
・資材メーカー様
その他、私たちの事業にご興味をお持ちいただける企業様とは
さまざまな可能性を探索していけたらと思っております。