- 更新:2025年09月01日
CO₂回収技術を活かし、循環社会や自然再生に向けた共創の実現【渋沢MIXオープンイノベーションプログラム Canvas】
マツダ株式会社 Canvas

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自社特徴
当社は、創業者松田重次郎が掲げた「工業で社会に貢献する」という志の下、1920年に広島で創業しました。
広島の歴史と共に成長してきたマツダは、戦後の廃墟から世界に誇る平和都市へと広島が復興する過程において、重要な役割を果たしました。
この稀有な経験により、「飽くなき挑戦」という精神が当社に根付き、世界初※のロータリーエンジンの量産化など、数々の独自技術を生み出し、多くのファンに支持されてきました。平和を愛し、人々の笑顔を世界中で増やすことが、私たちの使命です。
「前向きに今日を生きる人の輪を広げる」というマツダの時代に適応した「走る歓び」を通して「生きる歓び」という価値を提供することを目指しています。
※ 1967年時点。マツダ調べ。
提供リソース
・小型・可搬式CO₂回収装置
・CO₂分離・回収技術
・CO₂分離・回収計算解析技術
・実証試験場(マツダR&Dセンター横浜)
解決したい課題
【テーマ①】
高濃度排出源からのCO₂削減促進の共創事業
商業施設や製造現場、醸造所等において、当該施設内の設備や技術との連携をもとに排ガス中のCO₂を専用吸着・回収技術を活用し現場におけるCO₂排出削減を目指します。CO₂削減課題をお持ちの企業の方々と共創を通じた実証を実施し、産業全体への波及を目指します。
【テーマ②】
回収CO₂でつくるカーボンリサイクル商品の開発
工場や発酵施設から回収した高純度濃度CO₂を食品グレードに精製し、炭酸飲料などの商品開発に活用。従来の調達コストを削減しつつ、環境負荷低減をアピールできる「カーボンニュートラル商品」として、消費者の認知向上と持続可能なビジネスモデル検証を目指します。
【テーマ③】
CO₂の分離回収を活用した自然再興の促進
回収したCO₂を共創パートナーが保有するビニールハウスや露地農業へ注入し作物の光合成効率の向上や、製造過程での高濃度CO₂をバイオ炭化して森林再生地に投入し、土壌有機炭素量増を目指す取り組みなど、自然再興に向けた取り組みや農地活用の効率化、商品開発における高付加価値の実現を目指します。
■詳細・応募はこちら:チケット消費なし
https://shibusawamix-canvas.eiicon.net/theme/prefecture/mazda
※ページ右上「応募する」ボタン:
プログラムへの応募はこちらからも無料で可能です。(チケット消費なし)
※ページ右上「メッセージを送る」ボタン:
プログラムについて個別の提案・相談がある際は、ご連絡ください。(チケット消費あり)
すべての企業様と個別面談に対応できない場合がありますこと、ご了承くださいませ。
共創で実現したいこと
CO₂回収技術を自動車搭載レベルの小型・省エネ化と高度制御へと進化させ、さらにはクルマ以外のCO₂排出源(発電所、工場、醸造所、畜産施設など)にも適用可能な低炭素社会の実現に向けて取り組みを行っています。
さらに、当該技術で回収した高濃度CO₂を、森林再生・農地活性化・水辺生態系の保全に活用し、「ネイチャーポジティブ(自然再興)」を実現する取り組みの検証と考えています。
そのため、本プロジェクトでは、埼玉県内で製造現場や醸造所、酪農などのアセットをお持ちの方々と連携し、排出源から自然再興までを一気通貫で実証し、事業成立性とスケール展開性を共に高めるパートナーを求めています。
求めている条件
・CO₂の削減や利活用を考えたい製造現場、醸造所、酪農現場等のアセットをお持ちの方
・回収CO₂による生態系利活用ノウハウをお持ちの方(森林/農地/水辺)
・CO₂を活用した新たな商品開発に取り組みたい事業者
オープンイノベーション実績
・ひろしま自動車産学官連携推進会議
・MBD推進センター(JAMBE)
・自動車用内燃機関技術研究組合(AICE)
・グリーンイノベーション基金/次世代蓄電池・次世代モーターの開発
・脱炭素社会実現に向けた省エネルギー技術の研究開発・社会実装促進プログラム
・地方大学・地域産業創成交付金/ひろしまものづくりデジタルイノベーション創出プログラム
https://www.mazda.com/ja/sustainability/social/open-innovation/