- 更新:2025年07月07日
【サプライチェーンの変革 / 水産加工工場の運営効率化 / 水産加工製品のブランディング向上 / 次世代エンジンの搭載】パートナー企業との共創で「漁業」にイノベーションを創出する!漁業を“インテンシブな働き方”で憧れの職業へと押し上げる!
有限会社浅野水産

- 食品加工
- 漁業・水産
- 課題解決No.14「海の豊かさを守ろう」
- プロダクト(製品)共同開発
- 共同研究
- リソース提供(既存技術の提供・特許流用の検討など)
- リソース探索(技術・アイディアなどを探したい)
- 既存プロダクト改善(生産プロセス・製品性能・システム)
- 中小企業
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自社特徴
弊社は宮崎県で近海かつお一本釣り漁船「第五清龍丸」を操業する水産事業者で、現在は「近海かつお一本釣り漁船事業」・「水産仲買・仲卸事業」・「水産加工事業」を営んでおります。
漁業法大改正・漁師の高齢化・外国人労働者の受け入れ・SDGsなど漁業が直面する課題は非常に多い中、これらの課題を解決するために、弊社では「六次産業化」と「オープンイノベーション」を注力事業として推進しています。
<弊社事業の特徴 / これまでの取り組み概要>
■近海かつお一本釣り漁船事業
・近海かつお一本釣り漁船「第五清龍丸」を操業(全長40m、総トン数119トン、24人乗り)
・年間漁獲量は1,000トン、年間漁獲高は4.3億円
・黒潮の北上と共に移動するかつおの群れに合わせ、毎年2~4月は宮崎県目井津港、5~7月は千葉県勝浦漁港、8~10月は宮城県気仙沼漁港を基地に漁場を変えながら操業
■水産仲買・仲卸事業
・持続可能な漁業の普及に努める国際非営利団体「MSC」の認証(国際サステナブル認証)を取得
・それに伴い海外輸出・販売を前提とした加工・出荷体制を構築する準備中
■水産加工事業、六次産業化の取り組み
・腸活をコンセプトとした麹漬けの加工食品を開発(FOODEX JAPAN 2024からテストマーケティング開始)
・水産加工事業・六次産業化の更なる推進に向けて、新たな水産加工工場を建設予定(2027年に竣工予定)
<参考情報:過去のメディア露出>
■テレビ東京「NEC presents『Crossroad(クロスロード)』」
http://www.tv-tokyo.co.jp/crossroad/backnumber/person135.html
■NHK「NHKスペシャル『黒潮 ~世界最大 渦巻く不思議の海~』」
https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170917
■テレビ東京「田村淳のBUSINESS BASIC」、「田村淳が豊島区池袋」、「田村淳のニッポン!アップデート」
■日本経済新聞、日刊工業新聞、水産経済新聞、Cannon Life、財界九州など
<参考情報:『一本釣り』の特徴>
大きな網でまとめてすくい上げる(巻き網漁)のではなく、釣り竿で一匹ずつ釣り上げる漁法。
一匹ずつ釣り上げることで魚同士がぶつかることでの内出血・傷・身割れが発生しにくく、釣り上げる度に冷蔵・冷凍スペースに運ばれるので身焼け(魚が暴れる際の激しい運動による品質低下)のリスクも低いので、魚の品質が高くなるメリットがあります。
また、巻き網漁と比較して魚の群れを根こそぎ漁獲してしまうことによる乱獲を防ぐことができ、海洋資源の持続可能性を維持することにも繋がります。
※一本釣り:乱獲を防ぎ品質も確保したサスティナブルな漁法
提供リソース
【フィールド / ネットワークの提供】
・漁船「第五清龍丸」での実証、実装
・水産加工場での実証、実装
・買参権(市場での仲買人が保有する特別な資格)による市場での売買ネットワーク
・漁業組合、官公庁・自治体等の業界内ネットワーク、コネクション
・国内・海外への販売チャネル
・浅野水産の従業員(船員、水産加工場、仲買人、外国人技能実習生)
【各種データの提供】
・過去20年分の航海日誌による操業記録(漁場の座標、漁獲量・釣果など)データ
・海水温計、潮流計、海鳥レーダー、 魚群探知機、ソナー等で取得した各種データ
【資金提供】
・開発費用、PoC費用の提供
解決したい課題
日本の食文化を支えてきた漁業。しかし、キツイ・汚い・帰れない・危険などの理由による後継者不足や、燃油・資材・人件費の高騰に対して漁獲物に価格転嫁できないなどの理由で、 経営が成り立たず廃業する漁船が後を絶たちません。
このような漁業の現状に対して、私たちは「漁業をインテンシブな働き方を求める人たちの職業に転換する」「漁業を憧れの職業にしたい(働きやすく、稼げる職業にしたい)」という未来を描いています。
インテンシブな働き方とは、一定期間に集中して働くことで長期のまとまった休暇を得て、且つ収入が安定しているという働き方です。夢物語に聞こえるかもしれませんが、実は世界の漁業ではそれが当たり前で、日本の漁業が取り残されているに過ぎません。
この描いた未来に必要な要素として『収益性向上』と『漁業従事者の環境改善』を最重要課題と捉え、
私たちは持続可能な伝統漁法「かつお一本釣り」×「イノベーション」で実現しようと行動を起こしています。
優先的に実現したいこと/解決したいこととして、下記3つのテーマでパートナー企業を募集します。
弊社で実現できた取り組みは業界全体の課題でもあるので、弊社との共創を足掛かりとし、漁業・業界の変革、イノベーション創出を実現したいと考えています。
【テーマ01:サプライチェーンの変革による高収益化の実現】
従来の漁業サプライチェーンでは、市場の需要が正しく把握できず、また漁場エリア内の水揚げ量もリアルタイムではわからないので、市場に出して初めて漁価(売上)がわかるというのが実情です。当然、需要よりも多く水揚げされれば漁価は下がり、過剰に漁獲してしまうことでの水産資源の枯渇にも繋がります。また、中央卸売市場を通じて販売する商流によって、価格設定の自由度も少ないため、収益率の低下に陥るリスクを孕んでいます。
そんな漁業のサプライチェーンを、パートナー企業のテクノロジーやビジネスモデルとの共創で変革し、生産者と消費者がWIN-WINの関係になる市場の創出を目指します。
【テーマ02:水産加工工場の運営効率化 / 加工製品のブランディング向上】
日本各地の地域課題である人口減少を起因とした人手不足は宮崎県も同様であり、弊社が運営する水産加工工場(2027年には新たな工場も竣工予定)においても省人化・省力化への対策は急務の課題となります。
パートナー企業との共創でデジタルやロボティクス等のテクノロジーを活用した業務効率化・労働環境改善、持続可能な運営体制の構築を実現したいと考えております。
また、かつおをはじめとする食品に加工処理によって付加価値を付け、新たなブランディングとセットで販売することでの新たな収益化を目指し、“漁業の六次産業化”を共創で実現できればと考えています。
【テーマ03:次世代エンジンの搭載】
漁船に搭載されるエンジンに必要な燃料代は、近年の燃料代高騰の影響もあり、年間では1億円以上ものコストとなり、
経営に与えるインパクトは非常に大きいもとのなります。また、化石燃料を大量に使用することでの環境への影響も無視できないものとなります。
自動車と同様、漁船にもEV(電動)や水素エンジンといった船舶用次世代エンジンへのシフトは必要不可欠であり、実現に向けた共創をしたいと考えています。
また、今後は次世代エンジンの搭載に伴って漁船の設計構造そのものも大きく変わることが想定され、省スペース化されることによって船内の居住エリアが拡張される等の副次効果も期待できるので、それらの変革に合わせて船員のウェルビーイング向上に繋がるソリューションの創造も検討していきたいと考えています。
共創で実現したいこと
【テーマ01:サプライチェーンの変革による高収益化の実現】
▼共創アイデア例▼
・生産者と消費者を繋ぐD2Cプラットフォームの構築
・需要予測と連動した生産計画、販売計画を実現するテクノロジー
・対象漁場エリア全体での水揚げ量をリアルタイムで把握し、漁価を適正にコントロールできるテクノロジー
▼キーワード▼
RaaS / リテールTech / EC / D2C / ライブコマース / プラットフォーム / デジタルマーケティング
サプライチェーン / 物流Tech / トレーサビリティ / AI / マッチング / パーソナライズ / フードTech
【テーマ02:水産加工工場の運営効率化 / 加工製品のブランディング向上】
▼共創アイデア例▼
・顧客データの活用、リアルタイムでの需給予測など、より効率的な商品開発・生産計画の策定に繋がるソリューション
・画像認識をはじめとしたAI、IoTなどのデジタル技術による不良品の検知、抑制に繋がるソリューション
・ウェアラブルデバイスによる従業員の健康状態のモニタリングや事故防止に繋がるテクノロジー
・独自の食品加工技術やブランディングによる新商品の共同開発
▼キーワード▼
ロボティクス / ICT / IoT / センシング / AI / ビッグデータ / DX
スマートファクトリー / FA(ファクトリーオートメーション)/ 省人化・省力化
食品加工 / フードテック / ヘルスケア / ブランディング / マーケティング / 六次産業化 / 地域活性化
【テーマ03:次世代エンジンの搭載】
▼共創アイデア例▼
・船舶用次世代エンジンの研究・開発における現場での検証、実装
・次世代エンジン搭載による漁船の設計構造の見直し、空いたスペースを活用した船員のウェルビーイング向上に繋がるソリューションの開発
▼キーワード▼
EV・電動モーター / 水素燃料 / LGN燃料(液化天然ガス)/ アンモニア燃料 / バイオ燃料
クリーンエネルギー / 脱炭素 / カーボンニュートラル / SDGs
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その他、上記以外でも下記の取り組み・課題解決に繋がる共創を実現できるパートナー企業の皆様とは、積極的にお会いしていきたいと考えております。
【その他のテーマ】
●収益性向上
卸価格・最終価格(上代)の向上
加工処理による商品の付加価値向上
漁獲手法改善や地域還元による商品ブランディング、ストーリーの創出
燃料代、エサ代、修繕費用などの操業コスト削減
●漁業従事者の環境改善
職員の新規流入増加
外国人雇用に関する手続き等の円滑化
職場環境の改善による働きやすさの向上
従業員の給与・休暇取得日数の向上
従業員の漁業以外での収入源の創出
漁業という職業の魅力向上
求めている条件
・一次産業向けの各種サービス、プロダクトを保有している企業
・製造業向けの各種ソリューション、プロダクトを保有している企業
・消費者と生産者をマッチングするソリューションを保有している企業
・マーケティング、ブランディングに関するソリューションを保有している企業
・付加価値の高い食品加工技術を保有する企業
・船舶向けの次世代エンジンを開発している企業
・船舶向けの各種ソリューション、プロダクトを保有している企業
その他、弊社の事業にご興味をお持ちいただける企業様とは様々な可能性を探索していけたらと思っております。
こんな企業と出会いたい
ビジネス領域
- SaaS
- ビッグデータ
- 新エネ技術
- 制御AI
- 省力化・効率化技術
- 環境問題
- 働き方改革
- 省人化
- 需要予測・ダイナミックプライシング
- IoTセンサ
オープンイノベーション実績
■株式会社FACTORIUM(現:株式会社DATAFLUCT)
『漁師の勘AI化プロジェクト』
潮の流れや水温、船上での様々なセンサーから得た情報から、ベテラン漁師の勘と経験でその日の漁場を判断する漁業。毎回の漁の座標と釣果が記された「航海日誌」の情報を教師データとして、長年の経験から導き出される「漁師の勘」をAI化するプロジェクト。“漁師の高齢化”と“人手不足”の業界課題をDXでの解消を目指す。
https://tomoruba.eiicon.net/articles/846
■株式会社ライトハウス・株式会社オーシャンアイズ
『船舶操業の最適化支援ソリューション(魚艙温度管理プラットフォーム)の共同開発』
従来は目視や人の手での調整といったアナログな方法で実施されてきた魚艙の温度管理の業務において、AIカメラでのデータ取得・分析によるDXを実施。魚艙の温度管理による、漁師の機関場業務の効率化と、品質向上による魚価の向上を目指すプロジェクト。
※魚艙(ぎょそう:獲れた魚を港まで保管しておく船内冷凍庫設備)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000282.000037194.html
■株式会社ライトハウス
『漁業DX推進の基盤となる船舶のICT化プロジェクト』
電波の届かない沖合・遠洋の洋上においてもDX推進に必要不可欠な通信環境を構築すべく、衛星通信の最適化によるICT化の整備を実施。
機器類のデータ取得時の大容量データの高速通信への活用はもちろんのこと、船員の快適な船内生活環境の構築・提供によるエンゲージメント向上にも寄与していくプロジェクト。
■株式会社and BLUE / 株式会社STANDAGE / 宮崎大学
『海外展開に向けた商品開発・輸出スキーム構築』
国際水産サステナブル認証であるMSC認証の取得、その流通に係るCoC認証アライアンスへの加盟も含めた水産品のグローバル展開(2024年5月にタイ、2025年3月にインド、2025年4月にシンガポールへの輸出開始予定)を実施。海外向けの商品開発、鮮度・旨味を保ちながら賞味期限を延伸させる保存技術開発、マーケティング・販路開拓、物流スキーム構築に関する各種取り組みを推進中。
■リージョナルフィッシュ株式会社
『陸上養殖ヒラメを活用した商品開発・販売スキームの構築』
ゲノム編集したヒラメを陸上養殖し、浅野水産のノウハウを活用した商品の共同開発、加工~流通までの販売スキームを構築するプロジェクト。
企業情報
- 企業名
- 有限会社浅野水産
- 事業内容
- 魚類及び水産物の捕獲並びに採取・売買、それらに付帯関連する一切の業務
- 所在地
- 宮崎県日南市南郷町中村乙2380
- 設立年
- 1988年
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