• 更新:2025年09月11日

鳥取県境港で水揚げされる海洋資源を、科学の力で高付加価値化する共創。

株式会社角屋食品

  • 食品加工
  • 漁業・水産
  • 事業提携
  • 資金調達したい
  • 中小企業

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自社特徴

私たちは、鳥取県・境港に本社を構える「アジフライカンパニー」です。

先代である角谷悦郎が地元境港(さかいこう)で水揚げされる水産物を原料にして『自分が本当に美味しい』と思える食品を製造したいという思いから2006年に創業しました。

山陰産の原料、人工添加物不使用、丁寧な仕事、の3つを基本方針として定め、様々な水産加工食品を製造し、2016年に現社長の角谷直樹に事業承継後、経営を変革。

2017年からは「アジフライカンパニー」を謳い、アジフライに特化してきました。

アジフライをつくるだけでなく、そのおいしさを「伝える」ことにも注力し「すみっコぐらし」や「ゴジラ」などのキャラクターとコラボレーションした商品展開を実現できるマーケティング力も私たちの強みのひとつと考えております。

また、自社の研究棟や設備、近隣の産業技術センターとの連携体制により、科学的エビデンスにもとづく素材開発も可能で、アジ加工残渣を活用した商品開発、といった新たな取り組みも進めています。

既存事業領域で「日本一の”アジフライカンパニー」を目指すと同時に、地元境港の水産資源の高付加価値化をテーマとした新規事業の創出を目指していきたいと考えております。

提供リソース

●アジ加工残渣を活用した素材・製品

・アジ粉末

└アジ加工残渣を乾燥粉砕した”国産アジ粉末”を開発し、出汁や煎餅などの食品原料として販売

└栄養機能食品素材としての利用を目指し、カルシウムなどの栄養成分などの情報を取得済み

・アジ油
└アジ残渣由来のアジ油の抽出精製方法を開発

・アジペプチド
└アジの加工残渣を特定の酵素で処理して得られる分解物(ペプチド)を開発
└アジ加工残渣を加水分解して得られた画分にマウスの血清総コレステロール濃度を低下させる
 作用があること等を学術論文で発表

●安定した水産資源の確保と原料調達力
・全国水揚げ量第3位を誇る鳥取県・境港に本社を構え、水揚げ当日に魚を安定的に調達可能

●加工能力
・自社工場ではアジ加工時に発生する残渣を高付加価値化するための設備を保有
・近隣企業との連携により、素材化・製品化に必要な加工能力も保有

●研究・技術開発力
・博士2名・修士1名が在籍し、科学的なエビデンスに基づく機能性評価や素材開発が可能

●マーケティング・商品企画力
・商品開発から販売戦略までを一貫して設計・実行する力
・「すみっコぐらし」や「ゴジラ」など人気キャラクターとのコラボ商品開発実績

●地域企業、関係者とのネットワーク
・仲買人など、漁港関係者とのネットワーク

解決したい課題

私たちはアジフライを中心に業績を伸ばしてきましたが、近年のアジの水揚げ量の減少傾向を背景に、新たな売上の柱を育てるべく研究開発部を発足し新規事業開発を行っております。

足掛かりとしてアジを加工する際、頭・骨・背びれなど部位の約50%が廃棄される状況に着目し、残渣を活用した製品・素材開発を進めており、一部は商品化に至っているもののアジ油やアジペプチドなど、私たちのノウハウや商流だけでは市場投入までのステップを踏めない製品・素材もあり、自社単独での取り組みに限界を感じています。

また、他の地方にみられる漁業従事者の高齢化や環境変化による水産資源の減少といった課題は鳥取県においても顕著であることから、自社の新規事業開発をきっかけとして、地元経済に活力を取り戻したいと考えております。

共創で実現したいこと

「鳥取県境港で水揚げされる海洋資源を科学の力で高付加価値化」

アジを中心に、地元境港で水揚げされるすべての海洋資源を科学や技術の知見を駆使して高付加価値し地域経済の発展に貢献したいと考えております。

【テーマ01】アジ加工残渣由来の機能性素材の開発・市場展開

●共創イメージ例
・新たな機能性素材を開発し、生活習慣病などのリスクを抱える予備群のヒトおよびペット
(特にネコ)に対して、日常的に取り入れやすいサプリメント等の形、予防的な効果を発揮する
 価値提供を実現
・サプリ、ドリンク、粉末スティックとしての商品化(toC向け)
・健康食品メーカーへの原料供給
・スポーツ栄養やフレイル対策分野(高タンパク質素材としての活用)

【テーマ02】アジに限らない、境港の水産資源を活用した新規事業開発

●共創イメージ例
・イワシ、サバなど、アジに限らず、境港で豊富に水揚げされる水産資源の新たな活用先探索
・地域企業の調達力・製造力と、自社の研究開発力・科学的知見を掛け合わせた高付加価値化
・機能性成分の探索・分析を行い、食品・健康素材・化粧品など幅広い分野に応用
・「境港発ブランド」として市場展開し、地域漁業の持続可能性と経済発展に貢献

上記はイメージの一例ですので、さまざまな業界の企業様とお会いしディスカッションを重ね共創イメージを膨らませていきたいと思っております。

求めている条件

●ペット関連商品の取り扱いに強みを持つ企業様
●ヒト向け機能性素材の開発・販売に強みをもつ企業様
●健康食品メーカー
●化粧品製造メーカー
●スポーツ栄養およびフレイル対策分野で商品開発を行う企業様
●水産資源の商品企画ノウハウを有する企業様

その他、私たちの事業にご興味をお持ちいただける企業様とは積極的にお会いしていきたいと思っています。

企業情報

企業名
株式会社角屋食品
事業内容
所在地
設立年

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選択しているビジネス領域の企業

有限会社浅野水産

弊社は宮崎県で近海かつお一本釣り漁船「第五清龍丸」を操業する水産事業者で、現在は「近海かつお一本釣り漁船事業」・「水産仲買・仲卸事業」・「水産加工事業」を営んでおります。漁業法大改正・漁師の高齢化・外国人労働者の受け入れ・SDGsなど漁業が直面する課題は非常に多い中、これらの課題を解決するために、弊社では「六次産業化」と「オープンイノベーション」を注力事業として推進しています。<弊社事業の特徴 / これまでの取り組み概要>■近海かつお一本釣り漁船事業・近海かつお一本釣り漁船「第五清龍丸」を操業(全長40m、総トン数119トン、24人乗り)・年間漁獲量は1,000トン、年間漁獲高は4.3億円・黒潮の北上と共に移動するかつおの群れに合わせ、毎年2~4月は宮崎県目井津港、5~7月は千葉県勝浦漁港、8~10月は宮城県気仙沼漁港を基地に漁場を変えながら操業■水産仲買・仲卸事業・持続可能な漁業の普及に努める国際非営利団体「MSC」の認証(国際サステナブル認証)を取得・それに伴い海外輸出・販売を前提とした加工・出荷体制を構築する準備中■水産加工事業、六次産業化の取り組み・腸活をコンセプトとした麹漬けの加工食品を開発(FOODEX JAPAN 2024からテストマーケティング開始)・水産加工事業・六次産業化の更なる推進に向けて、新たな水産加工工場を建設予定(2027年に竣工予定)<参考情報:過去のメディア露出>■テレビ東京「NEC presents『Crossroad(クロスロード)』」http://www.tv-tokyo.co.jp/crossroad/backnumber/person135.html■NHK「NHKスペシャル『黒潮 ~世界最大 渦巻く不思議の海~』」https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170917■テレビ東京「田村淳のBUSINESS BASIC」、「田村淳が豊島区池袋」、「田村淳のニッポン!アップデート」■日本経済新聞、日刊工業新聞、水産経済新聞、Cannon Life、財界九州など<参考情報:『一本釣り』の特徴>大きな網でまとめてすくい上げる(巻き網漁)のではなく、釣り竿で一匹ずつ釣り上げる漁法。一匹ずつ釣り上げることで魚同士がぶつかることでの内出血・傷・身割れが発生しにくく、釣り上げる度に冷蔵・冷凍スペースに運ばれるので身焼け(魚が暴れる際の激しい運動による品質低下)のリスクも低いので、魚の品質が高くなるメリットがあります。また、巻き網漁と比較して魚の群れを根こそぎ漁獲してしまうことによる乱獲を防ぐことができ、海洋資源の持続可能性を維持することにも繋がります。※一本釣り:乱獲を防ぎ品質も確保したサスティナブルな漁法

  • プロダクト(製品)共同開発
  • 共同研究
  • リソース提供(既存技術の提供・特許流用の検討など)
  • リソース探索(技術・アイディアなどを探したい)
  • 既存プロダクト改善(生産プロセス・製品性能・システム)
  • 中小企業
有限会社 浅野水産

株式会社ディーアンドシー

中国に資本出資した水産加工工場を持ち、世界各国からの原料を加工して、日本を中心に製品を販売することがメイン事業です。それに派生した、三国間貿易や日本からの食品の輸出などの商社機能も持っております。また、台湾にも出資した販売会社を持っているので、日本から台湾への食品の輸出は、最近の日本食ブームにも乗って年々増加しております。台湾での主な販売先は有名デパート、有名スーパー、有名飲食チェーンですが、現地で頻繁に開催されている催事「日本商品展」などに参加される日本のサプライヤー様(メーカー、飲食店)への支援も行っております。このような実業でのノウハウが「輸出促進を強化したい自治体」に評価され、各地の自治体の輸出促進プログラム(試験販売会、商談会、現地視察など)を企画、運営させていただき、当社社員が講師になり輸出セミナー、海外企業との商談ロールプレイングなども行っています。また、長年の輸出支援の経験からローリスクで食品の輸出ができる越境ECのシステムを独自で開発して台湾向けに販売しています。当社の台湾向けを中心にした輸出促進の事業(越境EC含む)をさらに拡大させるために共創できるパートナーを探しています。

  • リソース提供(既存技術の提供・特許流用の検討など)
  • 事業提携
  • 資金調達したい
  • プロジェクト・イベント型(期間限定)での協業
  • 中小企業
  • 3カ月以内の提携希望
株式会社ディーアンドシー

有限会社まごころ農場

1996年に農業法人として創業し、当時珍しかったミニトマトの水耕栽培を青森県にいち早く導入し、ブランドを独自開発して拡大しました。2012年には地域農産物を主原料とした加工品の製造に取り組むため加工場を建設し事業多角化を進め、現在、当加工場では青森県の主要農産物である「りんご」を主に使用したドライフルーツやジャム・ジュース類を製造・販売をしています。  ー【当社の強み】ーーー1)農法法人としての「原料調達力」「一貫加工処理」「商品開発力」農業法人としてのネットワークを生かした産地・品種を謳える原料の調達力とそれに付随し生鮮原料の一次処理から最終製品まで一貫した加工処理が行えること。そして、様々なカテゴリーの何百という商品を0から作ってきた商品開発力です。2)高機能成分「リンゴポリフェノール」「プロシアニジン」の研究と製品化摘果りんごから抽出する「リンゴポリフェノール」や「プロシアニジン」の高機能成分に着目し、原料成分の抽出と確立を研究機関(弘前工業研究所など)との連携して進め、原料製品化に取り組んでいることです。ーーーーーーーーーーー 私達は青森の摘果りんごを活用し、これまで廃棄や堆肥として利用されていた資源を新たな価値へと変えるイノベーションに挑戦しています。このプロジェクトでは、地域資源の有効活用した新たな価値創造と新規事業を目指していきます。摘果りんごから抽出するリンゴポリフェノールやプロシアニジンなどの高機能成分を美容や健康に活かした新商品を開発することで、地域社会課題解決と多くの人の美容や健康ニーズに応え、地域と人の幸福度を高めていく。将来的に、高純度な美容成分を活用した高品質で高付加価値の革新的な化粧品開発と販売を目指します。そして、青森県特産のりんご産業を発展させていくことで、青森県民、若者や研究者が誇りをもてる青森ブランドを全国・世界に発信していきたいと考えています。◆応募締切:2024/10/17(木)※ページ右上「応募する」ボタンより応募可能です。(チケット消費なし)【AOMORI OPEN INNOVATION PROGRAM2024「Blue Ocean」】▷プログラム説明会のアーカイブはこちら

  • AOMORI OPEN INNOVATION PROGRAM 2024「Blue Ocean」
  • プロダクト(製品)共同開発
  • リソース提供(既存技術の提供・特許流用の検討など)
  • 既存プロダクト改善(生産プロセス・製品性能・システム)
  • 事業提携
  • プロジェクト・イベント型(期間限定)での協業
  • 6カ月以内の提携希望