- 更新:2025年09月10日
地球規模の課題である食料問題と環境問題を同時に解決する、革新的な技術で、食品廃棄物を有効活用し、高付加価値な資源を生み出すことで、循環型社会の実現に貢献します。 口先だけのスローガンではなく、具体的な行動で地球環境を守りましょう
有限会社クレオワーク

- 地方創生
- 食品生産
- 新市場の模索
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自社特徴
「MRM亜臨界水反応装置」Mリサイクルマシン
世界が注目する「亜臨界水」技術で、環境問題解決に貢献します
従来の処理方法とは全く異なる、安全な水を触媒として利用した画期的な処理方法をご提案します。
人口増加に伴い、世界的な漁獲量の減少が深刻化しています。この状況を受け、水産養殖が盛んになり、海藻や昆虫、植物を原料とした飼料の開発が進められています
MRM亜臨界水処理装置は、食用にならない魚のアラや貝のウロ、植物性廃棄物を高品質な飼料にリサイクルできます。 この技術により、水産養殖の新たな可能性が広がり、持続可能な水産資源の利用に貢献します
或いは木質による飼料生産を行い、副産物としてフルボ酸の生成もできます
MRM亜臨界水処理装置は、その多機能性により、様々な分野への応用が期待できます
提供リソース
「亜臨界水」技術は、高温高圧状態の水を圧力容器内に封じ込むことで、投入された有機物を高速水熱分解し、低分子化する技術で、食品廃棄物から産業廃棄物まで、幅広い種類の廃棄物を処理できるため、処理施設の効率化に貢献します
一般家庭ゴミ、レストラン・食堂などの残渣、食品工場・果樹園の残渣、果実などの絞り粕、パーム油・大豆油・オリーブ油などの絞り粕などなど全てが飼料、肥料になり、あるいはバイオガス発酵の前処理がわずか20~30分程度で完了する多機能処理機です
また、汚泥(食品工場、下水道、汚染された湖沼等)、家畜糞尿、産業廃棄物、剪定枝、製材所廃棄物、流木、バナナ・パイナップル・サトウキビ搾り粕の処理 産業廃棄物として排出されるスーパーマーケット、ショッピングモール、レストラン、食堂、鮮魚・野菜市場、などの廃棄物はいろいろなものが混在されており、選別は困難ですがそのまま処理が可能です
魚のアラからはカルシウムやリン、DHAやEPAなど多様な成分を20分前後で回収することが可能になります
動物の肉は有用なアミノ酸や乳酸などに分解され、骨はリン酸カルシウムそのものなので粉末状に処理されます。リンは窒素、カリウムとともに三大肥料のひとつで重要な国産資源になります
亜臨界水処理により、例えばたんぱく質はアミノ酸に、デン粉はブドウ糖に、脂肪は低級脂肪酸に、セルロースはグルコースに転換します
解決したい課題
亜臨界水反応装置は、様々な分野で活用できる非常に魅力的な技術です。亜臨界水技術で、環境問題の解決や新たな資源の創出など、幅広い課題に取り組むことができます
高温高圧の水(触媒の働き)で、有機物を効率的に分解でき、様々な有機物に対応可能で、焼却に比べてCO2排出量を削減でき、有害物質の発生も抑えられます。また、環境負荷の低い製造プロセスです
木質は、糖類などはグルコース、キシロースなどに、また、糖類の発酵によってエタノールなどのバイオ燃料や、様々な化学品原料として利用可能
共創例でできること
魚のアラに含まれる有用成分の活用
亜臨界水処理により細胞壁が破壊され、内部に含まれる成分が溶け出し、魚のアラは急速に液化します。抽出された水相と固相や油相などに分離された各相から有効成分の抽出が可能です
水相 水溶性の成分(アミノ酸、ペプチド、ミネラルなど)が主に含まれる
固相 不溶性の成分(キチン、キトサンなど)が主に含まれる
油相 脂溶性の成分(オメガ3脂肪酸など)が主に含まれる
コラーゲンやミネラル、ミネラルも豊富に含んでおり、魚のアラが食品や化粧品、医薬品など、健康維持にも役立ち、海洋資源の有効活用ということで様々な分野での活用が期待されます
骨には世界中で不足しているリン成分を豊富に含んでおり、将来、不足が予想されるリン資源の代替品として注目されます
付加価値の高い物質を製造することにより、さらに利益を生み出す「ゼロエミッション型高速高度資源化技術」をご提案します
共創で実現したいこと
亜臨界水技術は、高い溶解力(分解能力)と反応性を持つことから幅広い分野への応用が期待されています
貴社の技術や製品と、亜臨界水技術を組み合わせることで、期待されるシナジー効果が生まれ、新たな製品の創出、さらには市場の拡大につながります
求めている条件
装置の契約交渉、見積、製造、据付、運転指導、資金回収、メンテナンスまですべて装置製造販売企業が責任を持って最後まで行いますので安心です また、企業の新たな事業立ち上げ、あるいは自社事業内で活用していただきたい
海外向けにもご協力いたします
こんな企業と出会いたい
ビジネス領域
- 地方創生
- 食品生産
オープンイノベーション実績
台湾において鶏糞、農業残渣の処理で肥料製造。病死などの豚の処理で高品質の液肥を製造
中国においては大規模な肥料工場が稼働 その他 産業廃棄物の処理工程の簡素化、処理費削減効果を達成
令和元年5月17日亜臨界水技術がバイオマス技術ロードマップに採択 認証を受ける
産業廃棄物業者が自社の産業廃棄物処理に導入(新たな事業開発に導入
北海道北見市では産業廃棄物業者が黒毛和牛の飼料製造に導入
青森県陸奥湾においてホタテ貝のアラ(二枚貝特有の貝毒処理)の処理で養殖の飼料製造
滋賀県の琵琶湖に自生する水草を処理することでSAFや紙梱包材に:琵琶湖で実証実験開始
その他