- 更新:2022年09月12日
海洋環境をリアルタイムで高精度に計測可能な「みちびき海象ブイ」を開発する、海洋研究に精通した企業が共創パートナーを募集中! IoT/AIによる海洋環境モニタリング・洪水対策を起点とした、防災プラットフォームをともに創り上げませんか?
株式会社ブルーオーシャン研究所

- 課題解決No.13「気候変動に具体的な対策を」
- 課題解決No.14「海の豊かさを守ろう」
- 課題解決No.15「陸の豊かさも守ろう」
- プロダクト(製品)共同開発
- 共同研究
- 事業提携
- 中小企業
- スタートアップ
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自社特徴
45年以上に渡り海洋研究を行ってきた経験と実績をもとに「観測プラットフォーム事業」「防災システム事業」「センサーシステム事業」を展開しております。
近年は、海洋自動観測ロボットを活用し、海洋環境をリアルタイムに観測できるプラットフォーム「「みちびき海象ブイ」の開発に注力しており、パートナー企業様と、プラットフォームの社会実装に向けてともに取り組んでいきたいと考えております。
提供リソース
◆ロボット型海象観測ブイ『みちびき海象ブイ』 特許取得済:特許第6694485号特願2018-183154
JAXAが運営している準天頂衛星「みちびき」の高精度測位サービスを用いて波浪や潮流など海のデータを数センチ単位で細か く、ピンポイントで観測します。
さらにブイが観測したデータをAIが解析し、スマホなどでリアルタイムで海況を確認することが可能となります。
<活用方法>
・漁業者向け :指定時刻における「波高」+「流れ」の計測
・海洋観測向け :「波高」+「流れ」+「水温」の定時計測
・マリンレース :スタートライン、ゴールラインの設定
・入港制限対応:入港時の波高および速報
・洪水対策 :リアルタイム「水位モニタリング」
解決したい課題
昨今のIT技術は目紛しい速さで進化を続けていますが、日本の海洋調査技術にはまだまだ発展の余地があると感じています。
海洋調査においては、海底の鉱物資源や地震の地盤研究など、国レベルで積極的に行なっていくことが必要となりますがこれには膨大なコストがかかるため、うまく進展しない実情があります。
例えば、現在の海中調査は専門機関による大型探査船を用いての大がかりな調査が主となりますが、探査船を一度動かすだけも膨大な費用がかかります。
調査船を使用しない方法として、大型漂流ブイ等の無人調査機を使う方法もあり、このブイは現在も日本の沿岸部で実働しています。
しかし、この観測ブイは故障等した際に回収が困難であるため、海底環境を悪くさせにくい特殊素材で作られます。
そのためコストが高くなり、量産ができず、観測点は少ない場所に限られています。
このような課題に対し、ブイを小型化し、既存の人工衛星システム「みちびき」の高精度測位に対応した受信機を搭載することで、コストを抑えかつ省電力で海洋データを取得することが可能となりました。
この小型ブイを量産しつつ、データ活用の幅を広げることで、リアルタイムに広範囲の海域の波高データを収集・配信し、漁業関係者のほか、ダイビングや海水浴などのマリンレジャーを楽しむ人、そして海運などさまざまな分野に対し、漁業の効率化や防災、減災に貢献していきたいと考えております。
共創で実現したいこと
『みちびき海象ブイ』を発展させ、最終的には漂流ブイ型海洋自動観測システム『エディグライダー』として
社会実装していきたいと考えております。
この社会実装に向けて、大きくは以下3点についてパートナー企業様と取り組んでいきたいと考えております。
① 『みちびき海象ブイ』で収集する海洋データをAIで分析~活用
AIによる分析を実行中ではありますが、AI技術をお持ちの企業様とともにさらに有効にデータを活用する手段を構築していきたい
② ブイの防水容器成型~量産
現在は3Dデータから生成することでの小規模で成型、生産体制
容器成型において、さらにブラッシュアップできるアイディアと技術をお持ちの企業様と、ハード面での取り組みをしたい
③ サブスクリプションでのデータ提供
サブスクリプションモデルでデータを提供したいと考えているため、プラン策定~実装~販売方法までを、知見のある企業様と構築したい
求めている条件
・ リアルタイム環境データ、測定データからの予測・画像処理に関係するAI技術をお持ち企業
・ 基板設計、ブイのケースを成型・加工できる企業様
・ サブスクリプション、データ販売ノウハウをお持ちの企業
・ 風による移動制御技術をお持ちの企業様
・ SDGs(13:気候変動に対する具体的な対策を、14:海の豊かさを守ろう、15:陸の豊かさも守ろう)の
実現に向けて共創できる領域をお持ちの企業様
その他、弊社の取り組みにご興味をお持ち頂いた企業様とは幅広くお会いしたいと考えています。
オープンイノベーション実績
令和3年度彩の国ベンチャーマーケット「埼玉県産業振興公社理事長賞」 受賞
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0803/news/page/news2022020801.html
企業情報
- 企業名
- 株式会社ブルーオーシャン研究所
- 事業内容
- 海洋及び防災モニタリングに関わる観測プラットフォームのシステム開発・販売事業
- 所在地
- 埼玉県川越市東田町4番地1
- 設立年
- 2017年
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