- 更新:2025年10月03日
【11/9(日)まで募集中】『ヘルステックで創造する、個人と地域を支える次世代健康・生活改善モデルの実現』~STARTUP YAMANASHI OPEN INNOVATION PROGRAM 2025~
山梨県厚生農業協同組合連合会

- 病院
- 臨床診断・検査
- 予防医療
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自社特徴
私どもは「誠実・和・熱意」を理念に掲げ、1977年の発足以来、健康管理センターを拠点に、人間ドックや巡回健診、外来診療、健康教育事業を展開し、公的医療機関として地域医療を支える役割を担ってきました。2001年以降は、地域のニーズと医療技術の進歩に対応するため、施設の新設や拡張を重ね、最新の画像診断機器や検査システムを積極的に導入し、検査精度の向上を図るとともに、受診者が安心できる快適な環境を整備してきました。さらに「つなげる、やさしさ。」をスローガンに掲げ、健康診断や診療サービスに限らない地域・社会的貢献に取り組んでいます。SDGsの推進、地産地消を活かした食育・栄養指導、地域農産物を活用した健康イベントの主催など、環境・地域経済との共生を図る取り組みも積極的に進めています。これからも地域に不可欠な「健康の拠点」として、使命を果たし続けます。
提供リソース
・年間で県内10万人規模の健康診断・検診ネットワーク(住民、企業を対象とする顧客基盤)
・過去十数年分の健康診断・生活習慣データの蓄積
・人間ドック受診者や企業を対象とした実証実験フィールド
・医師・保健師・管理栄養士・看護師・診療放射線技師・臨床検査技師が在籍し、科学的エビデンスに基づいたプログラム設計等が可能
解決したい課題
地域住民の健康増進や健康寿命の延伸、医療・介護費の抑制、さらには世代間・地域間の健康格差解消といった社会的価値の実現をスタートアップ企業との共創によって目指します。本会が保有する顧客接点や健康関連の蓄積データ、健康・医療に関する専門人材と、パートナー企業が有する先進的な技術や知見とを融合させ、新規のデータ活用や生活習慣改善支援、食・美容・運動に関する行動支援、健康を軸とした地域コミュニティづくりなどのサービスの実装を目指します。社会的価値に加えて、経済的価値も拡大しながら、個人と地域社会双方のウェルビーイングを持続的に支えるヘルスケアサービスを実現したいです。
共創で実現したいこと
共創テーマ①『健康診断データを活用した新しい健康行動支援・予防医療サービスの開発』
これまで蓄積してきた本会の健診データを有効活用し、健康診断時に限らず日常生活における生活習慣や健康状態を「見える化」し、改善行動へとつなげるサービスを実装したいです。AIやウェアラブル、IoTデバイス、専用アプリを活用することで、利用者一人ひとりの行動変容や未病対策を支援し、健康維持・増進を促進します。年間10万人を超える本会の顧客接点を強みとし、個人に最適化された行動変容を促す革新的な「山梨モデル」を構築。将来的には、このモデルを全国へ展開することを目指します。
共創テーマ②『山梨資源×ヘルステックが創る地域ウェルネス共創』
山梨県が誇る宝飾・ワイン・名水などの地域資源をヘルステックと融合し、地域発の健康価値の創造を目指します。ジュエリー製造技術を採用したウェアラブルデバイスによる健康状態のモニタリング、ブドウ・ワイン由来成分を活用した栄養・予防支援、名水とIoTデバイスを組み合わせたスマート水分補給など、多様な県内資源がもつ魅力や効能と本会のデータや健康・医療分野の専門知見とを結びつけ、予防医療・生活習慣改善・ウェルビーイングを包括的に支援する新しいヘルスケアモデルを共創します。
共創テーマ③『ウェルビーイングを向上させる革新的な健康サービスの実装』
健康寿命の延伸や高齢化による医療負担の増大、世代間の健康格差といった社会課題に対し、スタートアップと連携し、多面的な解決策の共創に挑みます。本会が蓄積してきた健康診断データや幅広い顧客基盤、健康・医療分野の専門人材を活かし、運動・栄養・教育などとデジタル技術を融合。健康寿命を伸ばす新サービスやデータドリブンな予防医療など暮らしと健康をつなぐ新たなライフデザインの実現を目指します。開発したソリューションは県内にとどまらず、全国へと展開し、持続可能な社会づくりに貢献していきます。
求めている条件
・健康・ヘルスケア・ウエルビーイング向上:生活習慣や食、美容、運動等に関するサービス設計・プロダクト
・センシング・検知技術・ウェアラブルデバイス・IoTセンサ:健康診断時以外の常時データの把握技術
・データ統合・解析プラットフォーム・AI:蓄積データや収集データの分析技術
・未病対策予防医療・行動変容支援:個人に最適化された行動の提案・分析技術
・ヘルスケア等のアプリ・サービス開発:利用者の行動変容を支えるソフトウェア等の設計・開発
・遠隔医療・遠隔モニタリング:遠隔でのデータ取得、データを活用した診断支援技術
オープンイノベーション実績
・大学との複数の共同研究(データ提供を含む)実績あり
・分野:AI(診断支援、健康予測など)、医学的研究(症例検討、遺伝子研究、臨床研究など)
・提供データ:健診結果データ(匿名加工処理済、最大10年分25万件)
・身体計測、尿検査、診察、生理学検査(血圧、視力、心電図など)、血液検査、各がん検診(超音波検査等も含む)、医療画像、問診など
企業情報
- 企業名
- 山梨県厚生農業協同組合連合会
- 事業内容
- JA組合員および地域住民の健康をサポートする医療機関。人間ドック、健康診断、がん検診、巡回健診、外来診療(内科、外科等)の保健・医療サービスを提供。
- 所在地
- 山梨県甲府市飯田1-1-26
- 設立年
- 1977年
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