- 更新:2025年11月12日
FRPトレイ廃材の再資源化による産業廃棄物削減と資源循環への挑戦【TOKOWAKA-MIEオープンイノベーション2025】
三坂ライト工業株式会社

- プロダクト(製品)共同開発
- 共同研究
- リソース探索(技術・アイディアなどを探したい)
- 既存プロダクト改善(生産プロセス・製品性能・システム)
- 事業提携
- プロジェクト・イベント型(期間限定)での協業
- 中小企業
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AUBAからのメッセージ

安達尚登
地域イノベーション推進本部 東海支社 東海支援1G三重県主催の「TOKOWAKA-MIE オープンイノベーション推進事業」。
三坂ライト工業株式会社様は、四日市市に拠点を置き、自動車部品や住設部品、FRPトレイ、配管部品などを手がけるプラスチック成型メーカーです。近年注目されるFRP素材の軽量性と強度に着目しつつ、廃材の再資源化という社会課題に挑戦されています。FRPは熱硬化樹脂とガラス繊維を含むため再利用が難しく、現状では産業廃棄物として埋め立てられています。同社ではこの課題を打破し、リサイクル技術を構築して循環型社会を実現したいと考えています。ペレット開発や再生樹脂を活用した製品開発に取り組む企業の皆さま、ぜひマッチングをお待ちしています!
自社特徴
三坂ライト工業は自動車部品、電機部品、業務用トレイなどの成形加工を主に手掛けています。中でもFRPトレイは熱硬化樹脂を使用しており、軽くて丈夫なトレイして業務用に使用されていますが容易に再利用が出来ないため、埋立処分となっています。資源利用に関する環境負荷低減に取り組み、企業として持続的な成長を果たしていくことを目指しています。
提供リソース
・プラスチック成型の技術&ノウハウ
・原料調達ネットワークを持っており多種の原料調達が可能
・販売業者が回収した廃棄トレイ(年間約30万枚)
・製造工程上発生する不良品トレイ(年間約1万枚)
・FRP粉末を添加した熱可塑性樹脂(ABS)ペレットのデータおよび知見
解決したい課題
昨今、FRPはその軽量性と強度から見直されており、多分野で活用が見込まれています。しかしながら、FRPは熱硬化樹脂およびガラス繊維が含まれていることにより再利用が難しく、その不良品や使い古したものは産業廃棄物として埋め立てされています。弊社で生産しているFRPトレイにおいても、リサイクルのめどは立っておらず、今は産業廃棄物として毎月処理費用が掛かっている現状があります。そこで、将来的に重要性が高まってくるFRPリサイクル技術を構築し、業界全体に波及させることで循環型社会の実現を目指します。
共創で実現したいこと
粉砕技術、材料ペレット化技術を融合し、アップサイクルによる環境に配慮した高付加価値商品を目指します。 廃棄されるトレイを活用し、他の樹脂の添加剤に活用する等マテリアルリサイクルによる高付加価値プロダクトの開発を実現することで、産業廃棄物処理量削減による環境保護への貢献を目指します。本取組みではまず、弊社で課題となっているFRPトレイをリサイクルし、新たな付加価値を添加する製品開発を目指します。
■共創テーマ①
FRPアップサイクルによる高機能ペレットの開発
■共創イメージ例
廃棄するFRPトレイを粉砕し、熱可塑性樹脂のペレットに添加。機能性を付与させることにより、FPRリサイクル樹脂原料の開発を目指します。
■共創テーマ②
FRPアップサイクルによる樹脂製品の開発
■共創イメージ例
廃棄するFRPトレイを活用し、再利用製品の開発を目指します。
求めている条件
■ペレット開発
・再生材・リサイクル材のコンパウンド開発企業
・ペレット製造ラインを持つ企業
■製品開発
・再生樹脂を用いた成形品の実績を持つ成形メーカー
・土木・物流資材メーカーでリサイクル原料を利用している企業
└ 例:再生PPパレット、リサイクル建材などを商品化しているメーカー
・機能性素材の開発を行う企業
企業情報
- 企業名
- 三坂ライト工業株式会社
- 事業内容
- 三坂ライト工業は自動車部品、電機部品、業務用トレイなどの成形加工を主に手掛けています。中でもFRPトレイは熱硬化樹脂を使用しており、軽くて丈夫なトレイして業務用に使用されていますが容易に再利用が出来ないため、埋立処分となっています。資源利用に関する環境負荷低減に取り組み、企業として持続的な成長を果たしていくことを目指しています。
- 所在地
- 三重県四日市市下海老町309-11
- 設立年
- 1981年
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